王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

遭難信号は コードレス電話の仕業

2006-08-11 08:41:16 | 社会
遭難信号279回、異常なし 「犯人」はコードレス電話 (朝日新聞) - goo ニュース

爺がこの記事を読んだとたん思い出したのは「渚にて」という洋画の一シーンである 40年以上も前の事で筋もはっきり思い出せないが米ソが核戦争を起こし北半球は全滅 オーストラリアのみ辛うじて生き延びるがそれも時間の問題 そんな時米本土から助けを求めるSOSの信号をキャッチ 米国の原子力潜水艦が生存者の有無を調べに行く事になる SOSの真相は切れた電線が缶にふれ電波を出す 時によりSOSのモールス符号を発信していた というわけ 

Last resort オーストラリアもあと数日となって原子力潜水艦は(どうせ死ぬなら)故郷(米国)に帰ろうと出港する それを岬の上から見送る艦長のガールフレンド 主題歌の「ワルチング マチルダ」が流れる

前置きが長くなった 朝日新聞によれば:

船舶や航空機からの遭難信号を人工衛星を経由して海上保安庁に伝えるシステム上で、6月18日から7月20日の約1カ月間に千葉県銚子市付近から279回も、遭難を知らせる電波が発信された。その度に巡視艇や航空機が出動するものの、いつも「空振り」。それもそのはず、第3管区海上保安本部(横浜市)が調べたところ、銚子市内の民家に設置されているコードレス電話からの電波が「犯人」の可能性が高いことが判明した。

 この電話機は15年前の製品で大量生産されていたが、本来使わない周波数の電波を出していた。ほかの電話機で起こるかどうかを含め、メーカーで原因を調べている。

 3管によると、遭難信号に使われる243メガヘルツの電波を6月18日以降、次第に頻繁に受信するようになった。海保はそのたびに計二十数回にわたり、巡視船艇のべ18隻、航空機19機を出動させて付近を捜索したが、何も起きていなかった。

 おかしいと思った3管が、航空機も使って発信源を探査した結果、銚子市内のある地区の半径500メートル以内で弱い電波を受信。さらに総務省関東総合通信局に頼んで詳しく調べ、特定の民家のコードレス電話がこの周波数の電波を出していたことが判明した。1週間電源を切ったところ、この周波数での遭難信号は1件もなかった。        引用終わり

犯人? 原因が分って何よりの事であったが約一ヶ月半出動回数20数回とういから艦船と航空機の燃料代はじめ変動費だけでも数千万円の出費であったろう
海上保安庁はじめ関係各位にはご苦労様なことである 感謝します

人命に関わらなくて何よりの事と胸を張ってもらわなければ 当たり前の事を当たり前にやり通すのは本当に大変なご苦労である 
 


コメント
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