王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

小沢氏 胡錦濤主席と会談

2007-12-08 06:44:47 | 中国関連
民主・小沢代表、胡錦濤国家主席と会談(朝日新聞) - goo ニュース

民主党の小沢代表が6日から国会議員44名と民間人450人程の一大訪中団を編成して北京を訪れ今日8日帰国との事である。

ブログの諸賢の中には「国会開会中で国会軽視である」と書いておられる方もある
爺はそこまで深刻には受け止めていない。
参議院の勝利を受けて躍進する民主党の力を中国要人に見せ様との政治ショーでないか?! 当初は1000人もの大訪中団を編成する企画の様であったが緊迫する政治日程や解散含みで参加者が尻つぼみになったそうだ。
準備には日中双方の日程を合わせなければいけないので12月初旬としていたが安倍氏辞任や「新テロ法」の審議の遅れなどでたまたま会期中になったのではなかろうか。

それはさておき小沢代表の「訪中の目的」は何んであったのであろうか?
昨晩夕刻のNHK?ニュースを見ていたら「小沢氏と胡錦濤主席が会談している」模様が映し出された。
小沢氏は胡主席に対し「こんなに大勢で(訪れて全員に)握手をしていただき、写真まで撮っていただいて有難うございました」と語った。

これは小沢氏の肉声であったから通訳の間違えという事はない!
これに対し胡主席は「今回の会談は両国の今後の友好発展に貢献」見たいな立派な挨拶をしていた。

小沢氏の単純にして率直さは驚くべきものである。
総勢500名弱の訪中団を率いた目的は:
「中国要人と握手をして記念写真をとる」
という明治維新以降官僚や学者がやってきた「洋行帰りとの箔を付ける」行為に他ならない。
これでは先月福田総理が訪米し実質1日でとんぼ返りをした「米国箔付け興行」爺の言葉で「アメション(アメリカに行ってションベンをして帰ってきただけ」と変わらない。とういか好一対である。
小沢氏の場合は「ペキション(北京に行ってションベンをして帰ってだけ)」である。
次期政権の指導者候補として:
その1:低利長期借款という名目の対中戦時賠償が07年度で終了(実行は08年度)した事を喜ぶ。これからは金の面でも5分の付き合いをしましょう。環境保護に名を借りた5兆円もの巨額借款はいやよ。
その2:東シナ海の油田開発は止めてください。
その3:人権抑圧には深い関心を持っている。(鳩山幹事長はダライラマと会談した事で中国側から非難を受けている)
その4:中華台北との友好も深めたい
位の事は(秘密会議で有っても良いが)言わないと自民党に代わり日本国を指導する人物としては心もとない。

西ドイツのメルケル首相のつめの垢を煎じて飲む事をお勧めする。


朝日新聞:
中国を訪れている民主党の小沢代表は7日、北京市内で胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席(共産党総書記)と約30分間会談し、日中両国が安全保障や朝鮮半島問題などあらゆる分野で協力し、政党間、民間レベルでも交流を深めていくことで一致した。小沢氏は8日に帰国する。

 2人の会談は昨年7月以来。小沢氏の説明によると、胡主席は「日中両国関係はどんな状況になろうとも維持していかなければならない」と指摘。「環境、安全保障、平和、朝鮮半島などあらゆることに協力し、力をあわせて問題を解決していかなければならない」と述べた。小沢氏は「極東アジアは、政治体制も政治思想も経済の発展段階も宗教も違う。よほどお互いに努力しないと平和と繁栄は得られない。その要になるのは日中関係だ」と応じた。

 会談には、訪中団とは別に現地入りした田中真紀子元外相も急きょ同席した。35年前に日中国交正常化を果たした父・角栄元首相に対する敬意から、中国側がセットしたという。(引用終わり)
コメント (1)
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