王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

警察官 丸の内交番で拳銃自殺

2007-12-20 06:24:32 | 社会
「交番勤務が不安」=拳銃自殺警官が家族に-警視庁 (時事通信) - goo ニュース

昨日はバタバタしていて丸の内交番で警察官が拳銃自殺した話は夜の「報道ステーション」の冒頭で知りました。
例によりTV朝日らしい切り口でした。交番前を沢山の勤め人や通り過ぎる人の映像をまず流し、「流れ弾が(交番の)外に飛び出せばけが人の出る所であった」と古館が大仰に語っていました。

拳銃の弾が駅構内に飛び出して柱に当たったり、行方不明なら、巻き添え事故への懸念が第一であってもうなづけるのですがね。
弾は窓のブラインド(目隠し)とガラス窓に当たり(ガラスは割れたものの)室内に残ったようです。
巻き添え事故が起きなかったのは不幸中の幸いでした。

さて爺の関心は32歳の働き盛りの警官が何故自殺をしたのであろうか? との点にありました。
拳銃自殺した警察官の前の職場は「白バイ警官」だったそうです。
今回の交番勤務は刑事部長に昇進に伴う異動だそうですから、(あくまでも警察の説明ですが)左遷による異動ではなさそうです。それから僅か1週間ほどの様です

遺書は見つからないそうですが当人は家族に「交番勤務に対する不安」を語っていたそうです。
立派な社会人が簡単に自殺してしまう。本人はもとより家族にも社会にも悔やまれる事ばかりです。

そう言えばこちらも13日と思いますが真岡署では23歳の若い警察官が拳銃自殺したばかりですよね。 警察官2年生でしたね。
こちらも痛ましい事です。
社会は劣悪化の一方、市民の警官に対する要望は強くなるばかり、警官の不祥事続きで管理は強まるばかりなのでしょう。
米国の警察の様に精神科医に気軽に相談できる体制が必要になるのでしょうね。
合せて二名の警察官のご冥福をお祈りします。        合掌

時事通信:
警視庁丸の内署東京駅前交番で拳銃自殺した同署地域課の大西泰正巡査部長(32)が家族に対し、「久しぶりの交番勤務で不安だ」と打ち明けていたことが19日、分かった。遺書はなく、同署が引き続き自殺の動機を調べている。

 調べによると、大西巡査部長は交番内で倒れており、19日午前9時ごろ、右側頭部に拳銃一発を発射したとみられる。弾は貫通して窓枠とガラスの間に当たって床に落ちており、通行人らに被害はなかった。(引用終わり) 
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