王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

佐世保乱射事件 容疑者自殺

2007-12-15 10:51:59 | 社会
教会で容疑者の遺体発見 銃で自殺か 佐世保乱射事件(朝日新聞) - goo ニュース

いやーびっくりしました。

昨日は午後3時過ぎから気温が下がり今朝は寒いと聞いていたので早めに寝ました。 この事件の事は何も知らず。
今朝6時「みのさんの朝ズバッ!」を見たら佐世保のスポーツクラブで銃乱射、2名死亡6名重傷の問題を取り上げていました。
爺はその瞬間「銃による無差別殺人までアメリカ並みになってしまい恐ろしい事だ」という思いと一週間ほど前の「猟銃による隣人殺傷事件」「父親の銃を誤射して2歳児死亡」が重なり「銃器の所持はもっと厳正に規制しなければいけない」と
思いましたよ。
爺は常日頃思うのですが、「銃火器の所持と覚せい剤(とその類)の所持は原則禁止」として違反者はそれだけで「最高刑は死刑」とする位で良いと思っています。

佐世保の乱射事件はまだ「背景とか原因が分かりません」加えて容疑者が今朝方付近で自殺の様ですから「一層動機とか真実の追究が難しいかも」知れませんね。
それでも取り敢えず「き○がい」の様な容疑者が自殺で、被害者が増える心配がなくなりました。
付近の方は幾らか気が休まるかも知れません。
お亡くなりになったお二人に哀悼の気持ちを捧げます    合掌
又怪我された方の一日も早い回復をお祈りします。

朝日新聞:
長崎県佐世保市名切町のスポーツクラブ「ルネサンス佐世保」で14日夜、男が銃を乱射し、従業員や利用者ら8人が死傷した事件で、県警は15日、男を同市船越町、馬込政義容疑者(37)と特定した。殺人などの疑いで行方を追っていたところ、同市船越町の教会付近で馬込容疑者の車を発見。15日午前7時35分ごろ、馬込容疑者が教会敷地内で死亡しているのを見つけた。教会付近で発砲音がし、馬込容疑者が散弾銃を抱えるようにして倒れていたことから、県警は散弾銃で自殺したとみている。馬込容疑者はスポーツクラブの会員だったという。

 捜査本部が事件後、散弾銃などの所持の許可を得ている県内の人物の所在を調べたところ、散弾銃3丁と空気銃1丁を登録していた馬込容疑者が所在不明になっていることが判明。事件現場で目撃された白いワンボックスカーを馬込容疑者が使っていることも分かり、行方を追っていた。(引用終わり)
コメント (8)
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国会再延長を議決

2007-12-15 06:54:47 | 政治
国会再延長、民主は年明けに新テロ法案否決へ(読売新聞) - goo ニュース

昨日国会の再延長が決まり、会期は来年1月15日までとなった。
その心は「新テロ法」を強引に押し通す一点に他ならない。

民主党はこれを受け来月11日迄には参議院で「新テロ法案」を否決し、参議院の存在価値を示すとか。
「参院否決」を受けて「衆議院で3分の2の多数を持って“新テロ法”の再議決」で政府と与党はめでたしめでたし。ビバ アメリカ!となるか?

昨日午後1時から「ミッキー安川のズバリ勝負」を聴いていたら前半に南丘喜八郎氏、後半に自民党の平沢勝栄先生が出ていた。
ミッキーと南丘氏の対話は上手く噛まなかったが「従軍慰安婦問題」がEU議会で非難決議された事を受け、河野洋平が有りもしない話を下敷きに官房長官談話と認めた所に誤りがある!から始まりEUだって「そもそも従軍慰安婦を制度として始めたのはナポレオンでないか」と歯切れが良い。日本人が歴史認識を再度改めないといけない。「行政改革」も良いが国立大学を独立採算にして結果、学長はみな(金になる)理工科系の人物になった。もっと幅広い人材を国家は育成しなければならないと語る。つまりグランド・デザイン無き国家であると憂う。
さて後半の平沢氏は自民党員であるのに面白い事を語った。
「安倍総理は就任の際4つの公約をした。拉致問題の解決、格差是正、云々(聞き落とした)、要するにその中には“新テロ法”は入ってなかったのです」しかし「安倍前総理が可決の見通しが立たず辞任した事を考えれば福田氏も“新テロ法”はやらざるを得ない」
実に明快。アメリカに対する約束>国民への公約 と言い切った。

小泉元総理による郵政解散による自民党の衆議院での圧勝、夏の参議院選挙による民主党の圧勝。
どちらも気まぐれな、熱に浮かされ易い国民の選択であった。でもそれが国民の選択なのです。だからねじれ国会という言葉が生まれたし自民党の思い通りに事が進まない。
本当は衆議院を解散し選挙の結果、自民党が下野しても民主党では政権負担能力があるだろうか? 新政権は米国の意に沿わないであろうから「小沢党首の金脈人脈」がどこからともなくリークされて小沢の目は潰れる。代わりになるクリーンで指導力のある人材は???
そこで初めて自公対民の枠組みが崩れ、新党結成とか連立構想がなされて良いのではないか?

福田氏は来年度予算の成立を楯に「参院での問責決議(野党は出来るか?)による辞任要求」を今から警戒しているように見える。

福田総理とその取り巻きには「急がば回れ」とか「損して得とれ」なんて諺を思い浮かべる余裕も無いのかもしれない。
「厚生年金記録の杜撰な管理」や「薬害肝炎でみる役人の無責任」おっと「防衛省汚職(を忘れる所)」で世間が怒り狂っていてもまず「新テロ法」の成立一番という所。
後で高いものになりそうな気がする。

読売新聞:
国会は14日の衆院本会議で、15日までの臨時国会の会期を来年1月15日まで31日間再延長することを自民、公明両党などの賛成多数で議決した。

 民主、共産、社民、国民新の野党4党は、本会議に出席して反対した。国会が正月をまたぐ「越年国会」は、細川内閣時代に政治改革関連法案などを審議した1993~94年以来、14年ぶりとなる。

 焦点の新テロ対策特別措置法案について、与党は、参院での否決を待ち、衆院で3分の2以上の多数で再可決して成立させる方針だ。参院で多数を占める野党が採決しない場合でも、「参院が60日以内に議決しない時は、否決とみなすことができる」との憲法の規定を使い、法案を成立させる方針だ。これに対し、民主党は14日、採決時期をいたずらに遅らせれば参院の存在意義の否定につながりかねないとして、「みなし否決」の規定が適用されない来年1月11日までに法案を否決する方向で党内調整に入った。(引用終わり)
コメント (4)
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