半田市 市民税を減額

愛知・半田市、市民税を減税…条例案可決(読売新聞) - goo ニュース

凄いことですね！

来年度１年だけの時限措置だそうですがなかなか出来ないことだと思います。
半田市がどんなものか一寸市の資料を覗きました。
名古屋市の南、知多半島の付け根にあり人口１２万人一寸。市の財政が一般、特別とその他で年間８００億円前後。そして市債（借金）残がやはり８００億円位それに基金（貯金）が８７億円と有りました。
苦しいながらも何とかやりくりしている様子が伺われます。
市のコメントでも市債残が多いのは伊勢湾台風はじめ水害洪水対策に下水道整備に金が掛かったとしています。

夫婦と子ども１人で年収３００万円のモデルケースで５０００円程の市民税減税です。
たとえ５０００円でも減税とはうらやましい限りです。

再来年以降は景気の様子も見てとの事のようですが景気はよくならないでしょうね。
景気がよくならなければ市民の懐を考えて減税を続けるのか？　元に戻すのか？
市長と市議会の心のあり場所はどちらに立つのでしょう？

さて近くの大都市名古屋では河村たかし市長の旗振りで市民税の減税が市議会の反対で進みません。
半田市の動きが刺激となって良いほうに動き出すと良いのですが。
そしてそれが刺激となって６大都市に影響すると嬉しいですよ。


読売新聞：
愛知県半田市議会は１８日、本会議を開き、来年度１年間、個人市民税を減額する市税条例改正案を賛成多数で可決した。

　市長と市議会が対立し、同日から減税条例案の審議のやり直しが始まった名古屋市より一足早く、全国で初めての市民税減税が決まった。

　半田市では、定額の均等割部分（３０００円）を１００円、所得に応じて課税する所得割の税率を６％から５・６％に引き下げる。同市の試算によると、夫婦と子ども１人の世帯の場合、年収３００万円で年５５００円（１３・５％）、同４００万円で８０００円（１０・１％）、同１０００万円では２万６２００円（７・５％）の減税となる。

　個人市民税の減税は、今年６月に初当選した榊原純夫市長の公約の一つ。減税の財源６億２０００万円は人件費のカットや大型事業の見直しなどで 捻出 ( ねんしゅつ ) する。名古屋市の河村たかし市長が目指す減税とは異なり、法人市民税は減税の対象にせず、来年度のみの時限措置としている。
（引用終わり）