王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

鳩山首相 決断

2009-12-22 07:58:25 | 政治
首相、ガソリン税率の維持表明 子ども手当は所得制限なし(共同通信) - goo ニュース

鳩山首相が決断しました。
子ども手当ては所得制限無し。
ガソリン税率のは維持。 
夜分の記者会見で表明かつ「マニフェスト」に添えない事は(国民に?)率直にお詫びしなければならないと述べた。   

マスコミの論評によると今回の決断は「大筋で小沢幹事長によるマニフェストの重要要望(変更)を受け入れた」との事。
子ども手当ての「所得制限無し」は鳩山首相が独自色を通し「暫定税率」では小沢氏が思いを通した様です。

何かと話題の「マニフェスト」ですが爺もこのブログで7月28日「民主党マニフェスト発表」で書いたように本来は「船にどんな積荷を幾つ何処に向けて何時までに届ける」と書いたものの明細一覧表の事だそうです。そこから転じて政党の政策宣言書とか日本で言う政権公約とかの意味で使われています。
船主や船頭が熟練であれば季節毎の波や風、塩加減や他の船の運行状況等を総合的に判断して目的港に出帆です。
さて民主党のマニフェストですが「予算の裏付けが無い」「ばら撒き」と批評されていました。それがその通りになっただけです。
何度も書いてますが「650兆円に上る国の借金」「リーマンショック後の世界的不況」を考慮していないか考慮していても僅かなため変更をせざるを得ません。

爺は「自公連立政権」は終わりにして欲しいので「民主党」を選んだだけなので「マニフェスト」なんかどうでも良いのですが「マニフェスト」で民主党を選んだ方は「ごめん」と言われても「許せない!」かも知れません。

荒天には荒天用の航海準備をして出帆しなければいけません。
準備宜しきを得て「マニフェスト以外の好政策を実現」すれば(国民に)許してもらえるかもしれません?!
そうなるかならないか「来年夏の参院選挙」に影響が出るでしょう。
引き続き目が離せません。


共同通信:
鳩山首相は21日夜、ガソリンにかかる揮発油税などの暫定税率を形式的に来年3月末で廃止するものの、税率は現行水準を維持する方針を記者団に明らかにした。子ども手当に所得制限を設けないことも明言。たばこ税は来年度から税率を引き上げる方針を示した。上げ幅は22日に与党の了承を得た上で発表するとした。これで来年度税制改正の焦点項目はほぼ固まり、政府は22日の臨時閣議で税制改正大綱を決定する方針。(引用終り)
コメント (4)
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