王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

金川被告 死刑確定

2009-12-29 07:33:49 | 社会
金川被告、控訴取り下げ…死刑確定へ(読売新聞) - goo ニュース

昨年三月「荒川沖駅」の無差別殺傷事件で18日水戸地裁の「死刑判決を受けた」金川真大(かながわまさひろ)被告(26)ですが弁護側が即日控訴していました。

記事では「荒川沖駅など」となっています。駅での事件の4日前に76歳の穏やかに暮す老人をを無差別殺傷し一人では「死刑にならないので」荒川沖駅事件へと犯行が広がり都合2名殺傷7名重軽傷との惨事になったものでした。爺もこの件をブログに書きましたが「精神鑑定論議」になり時間ばかり掛かるのも如何かなと気になっていました。

28日金川被告は「控訴の取り下げをした」そうです。
控訴期限の切れる1月5日に死刑が確定との事。

もともと「自殺願望があり自殺では痛かろうとの発想で多数を殺人すれば死刑で死ねる」と何とも勝手な理屈で凶行に及んだ奴です。
こんな手合いを死刑にして意味があるのか些か悩ましい思いがします。
まあこの「通り魔」で未だに怪我の後遺症に悩む方々の事を考えると本当に複雑な気持ちですよ。
「首でもつれば簡単に死ねるものを!」と思ってしまいます。
秋葉原の殺人もそんな傾向がありましたね。
犠牲者のご冥福と怪我をされた方の回復を祈念いたします。


読売新聞:
茨城県土浦市のJR常磐線荒川沖駅などで昨年3月、9人が殺傷された連続殺傷事件で、殺人などの罪に問われ、水戸地裁で死刑判決を受けた無職 金川真大 ( かながわまさひろ ) 被告(26)(土浦市中村東)が28日、弁護人の控訴を取り下げた。

 水戸地検は「特段の申し立てはしない」としており、来年1月5日に判決が確定する。

 18日の水戸地裁判決を受け、弁護人が即日控訴していた。水戸地裁によると、金川被告は28日、拘置先の水戸拘置支所に控訴取り下げ書を提出し、拘置支所が地裁に届けた。刑事訴訟法によると、被告は弁護人の控訴を取り下げることができ、再度の控訴はできない。

 荒川沖駅近くで殺害された茨城県阿見町の会社員山上高広さん(当時27歳)の父・明雄さん(64)は「死刑執行をできるだけ遅くして、被告が(事件について)考える時間ができればいい」と話した。(引用終わり)
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