「二度とあってほしくない」=陛下と中国副主席の会見設定で宮内庁長官(時事通信) - goo ニュース
天皇陛下と外国の要人が会見をする場合「1ヶ月に書面で正式に申請」がこれまでの決まりだったそうです。
今回中国の副主席「習近平」氏と天皇陛下の会見について岡田外相が11日「15日に会見が決定」と俄かの会見を発表しました。
これに対し宮内庁長官羽毛田氏が記者会見で「二度とあって欲しくない」と強い調子で憤懣やるかた無い色を示し(記者段の)「政治利用を懸念しないか?」との質問に「大きく言えばそういう事」と宮内庁にしては珍しく対場を明らかにした一幕がありました。
まあ天皇陛下のご公務が「内閣の助言と承認」に基づいて行われるものなら今回通告後15日ほどの異例の日程で決まったのは鳩山首相の強いリーダーシップに寄るものの様です。
しかしこの会見が閣議で取り上げられ真剣に討議されたともれ伺えません。
話は少しそれて10日に民主党小沢幹事長に率いられた600名に及ぶ訪中団
境界線に於ける油田の採掘開始とか重ね合わせると何だか嫌な気持ちになります。
「普天間基地移設」については閣内にあれだけの異論がありオバマ大統領に(賛否いずれにせよ)二枚舌を使ったか贔屓目に見れば強かに交渉している鳩山氏の心の心棒と中国のにわかの申し出でに対する鳩山氏の心の心棒が同じ所をしっかり通っているように見えません。
記事では良く分かりませんが「そもそも胡錦濤主席が副主席で来日した際、異例の会見をした実績が下敷きに有るようです?!」
かの国に一度例外を認めればそれを盾に二度目はごり押ししてくるのは判っている筈なのですがね。
前回の異例が「日本の国益に繋がった」とはとても思えません。従って今回においておや。
習近平が来日して何を発言するでしょう。
注目しましょう。
時事通信:
天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見が通常の手続きを踏まずに決まったことについて、宮内庁の羽毛田信吾長官は11日、記者団に急きょ経緯を説明し「誠に心苦しい思いで陛下に(会見を)お願いした。こういったことは二度とあってほしくないというのが、私の切なる願いだった」と述べ、強い不快感を示した。
羽毛田長官は「陛下の政治的利用につながるのではないかという懸念を持っているか」との質問に「大きく言えばそういうこと」と述べた。
同長官によると、会見要請の打診が宮内庁にあったのは先月26日。陛下と外国要人との会見は1カ月前までに申請する慣行に反していたため、同庁は翌日、外務省に断る意向を伝えた。
しかし、平野博文官房長官から今月7日、羽毛田長官に「ルールは理解するが、日中関係の重要性にかんがみてぜひお願いする」と電話があった。
羽毛田長官は「陛下をお守りするためにつくられ、政府内で順守されてきたルール。国の大小とか政治的に重要な国かといったことにかかわらず、尊重してやってきた」と慣行を守るよう求めたが、10日夕にも「総理の指示を受けての要請」と電話があり、了承したという。
(引用終わり)
写真:習近平(共同通信)
天皇陛下と外国の要人が会見をする場合「1ヶ月に書面で正式に申請」がこれまでの決まりだったそうです。
今回中国の副主席「習近平」氏と天皇陛下の会見について岡田外相が11日「15日に会見が決定」と俄かの会見を発表しました。
これに対し宮内庁長官羽毛田氏が記者会見で「二度とあって欲しくない」と強い調子で憤懣やるかた無い色を示し(記者段の)「政治利用を懸念しないか?」との質問に「大きく言えばそういう事」と宮内庁にしては珍しく対場を明らかにした一幕がありました。
まあ天皇陛下のご公務が「内閣の助言と承認」に基づいて行われるものなら今回通告後15日ほどの異例の日程で決まったのは鳩山首相の強いリーダーシップに寄るものの様です。
しかしこの会見が閣議で取り上げられ真剣に討議されたともれ伺えません。
話は少しそれて10日に民主党小沢幹事長に率いられた600名に及ぶ訪中団
境界線に於ける油田の採掘開始とか重ね合わせると何だか嫌な気持ちになります。
「普天間基地移設」については閣内にあれだけの異論がありオバマ大統領に(賛否いずれにせよ)二枚舌を使ったか贔屓目に見れば強かに交渉している鳩山氏の心の心棒と中国のにわかの申し出でに対する鳩山氏の心の心棒が同じ所をしっかり通っているように見えません。
記事では良く分かりませんが「そもそも胡錦濤主席が副主席で来日した際、異例の会見をした実績が下敷きに有るようです?!」
かの国に一度例外を認めればそれを盾に二度目はごり押ししてくるのは判っている筈なのですがね。
前回の異例が「日本の国益に繋がった」とはとても思えません。従って今回においておや。
習近平が来日して何を発言するでしょう。
注目しましょう。
時事通信:
天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見が通常の手続きを踏まずに決まったことについて、宮内庁の羽毛田信吾長官は11日、記者団に急きょ経緯を説明し「誠に心苦しい思いで陛下に(会見を)お願いした。こういったことは二度とあってほしくないというのが、私の切なる願いだった」と述べ、強い不快感を示した。
羽毛田長官は「陛下の政治的利用につながるのではないかという懸念を持っているか」との質問に「大きく言えばそういうこと」と述べた。
同長官によると、会見要請の打診が宮内庁にあったのは先月26日。陛下と外国要人との会見は1カ月前までに申請する慣行に反していたため、同庁は翌日、外務省に断る意向を伝えた。
しかし、平野博文官房長官から今月7日、羽毛田長官に「ルールは理解するが、日中関係の重要性にかんがみてぜひお願いする」と電話があった。
羽毛田長官は「陛下をお守りするためにつくられ、政府内で順守されてきたルール。国の大小とか政治的に重要な国かといったことにかかわらず、尊重してやってきた」と慣行を守るよう求めたが、10日夕にも「総理の指示を受けての要請」と電話があり、了承したという。
(引用終わり)
写真:習近平(共同通信)