王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

平山郁夫画伯 逝去

2009-12-03 08:44:31 | 社会
平山郁夫さん死去=シルクロード描いた日本画の第一人者(時事通信) - goo ニュース

2日昼日本画壇の泰斗平山郁夫画伯が逝去されたそうです。享年80歳
謹んでご冥福をお祈りします。    合掌

平山画伯について何を知っている訳でもありませんが老妻が趣味で日本画を書くので平山画伯の様に大きな絵を描くのは才能と技量と体力を必要とするであろうと言う事は察しが付きます。
大きな絵の場合は「書いてる絵を損なわぬ様渡り板の様な足場を渡しその上に乗って下の作品を書き込む様な無理な姿勢」を取らねばなりません。

爺が知っている程度では仏教とかシルクロードに想を得た作品が多かったのでないかと思い出します。
まだお元気だった頃ヘリコプターに乗ってエベレスト(と言うか中国側のチョモランマ?)のデッサンをしているTV映像を見た記憶が有ります。
又タリバンがバーミアンの石窟の仏像を爆破した時に「修復活動」を訴えていたと思います。
奥様といつもご一緒の印象があります。
奥様がお元気なら寂しくなりますね。お悔やみ申し上げます。

時事通信:
仏教をテーマにした幻想的作品などで知られた日本画家で、文化勲章受章者の平山郁夫(ひらやま・いくお)さんが2日午後0時38分、脳梗塞(こうそく)のため東京都内の病院で死去した。79歳だった。葬儀は近親者で行い、後日お別れの会を開く。

 広島県の生口島(現尾道市)生まれ。東京美術学校(現東京芸大)日本画科卒業後、同大に勤め、前田青邨に師事。1953年「家路」で日本美術院展に初入選した。学生時代の45年、勤労動員中に広島で被爆した体験をきっかけに、仏教やシルクロードを題材に平和への祈りを込めた作品を描き、59年「仏教伝来」が院展入選、「入涅槃幻想」「受胎霊夢」がそれぞれ日本美術院賞を受けるなど、高く評価された。
(引用終わり)
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ふるさと納税 1億円

2009-12-03 06:11:26 | 社会
「母の古里に」元運転手の80歳が1億円寄付(読売新聞) - goo ニュース

福岡市の年配の男性(80)が母親の古里である「神崎市」に先月1億円を寄付したそうです。

偉い方ですね。爺なんか一度自分の懐に入った金は「一円でも他人に上げる」気になりません。

奥さんや子どもさんは居ないのですかね? 判りません。

記事によれば「働きながらこつこつと貯めた」様に見えます。
「400円の食事代を300円にするつもりで」とお話されたようです。
その倹約精神と崇高な社会奉仕の気持ち加えて敬母の念には改めて驚きました。

ただ人柄の悪い爺は思いました:
この男性が30歳から80歳まで貯金をして50年 1億円貯めるには1年間で200万円必要です。
1日割で5500円必要です。自分の飲み食いする他ですから結構な稼ぎが安定的になければ出来なさそうです。はて運転手の賃金のみで出来たでしょうか?

30年以上前なら「郵便局の定額貯金」が8%の複利で回せましたから5千万円元金があれば可能でしたがね。

現実に寄付されたのですから「現金」は有った訳ですが「節約」程度で溜まったとは信じられません。
バブルの頃「土地を転がしたか?」か「株で大儲け?」或いは「先物商品で大当たり」他に何がありそうですかね?

貯める秘訣があれば知りたい爺でした。


読売新聞:
佐賀県神埼市は1日、福岡市の男性(80)が「ふるさと納税制度」で市に1億円を寄付したと発表した。30代で亡くなった母親が神埼市出身で「こつこつためたお金。母の古里のために役立ててほしい」と申し出たという。

 同市によると、男性は市に隣接する同県吉野ヶ里町生まれ。東京で運転手などをして働き、60歳で仕事をやめて福岡県内で暮らしてきた。最近、神埼市をよく訪問し、11月10日に寄付を申し出た。「人が400円の弁当を食べる時は300円に抑える気持ちでお金をためた」と話していたという。

 松本茂幸市長は「自分を律してためたお金。有効に使わせていただきたい」と感謝している。ふるさと納税情報センター(福井県)は「1人で1億円という例は、ほとんどない」と話している。(引用終わり)
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