昨日1日臨時国会の召集が有り先月の参院選で「れいわ新撰組」から当選したお二人の登院する映像を今朝のTVニュースショーで見ました。
先の参院選で比例代表のしかも「特枠指定」との事でお二人について知るところは何もないのですが改めて「介護ベッド」に乗り介護者が必要な方が移動する事、そして参議院(国会内でと言い換えても良いと思います)で他の同僚並みの仕事をするのは大変だろうと思いました。
国会の建物の構造が「そもそもバリアーフリーに出来ていない」のですね!
応急処置をしましたが入口は入れても議場内には「介護ベッド」で入れないのでいったん外へ出て裏からエレベーターで議場へ入り直しの様です。
早速正副議長の「指名投票」が有りましたがお二人は登壇をしないで済むよう投票とのやり方が変えられ事務官が議席に出向いて「票を回収していました」。
これからも悪しき慣習も含めていろいろ議会内の行動様式も変わってゆかざるを得ないでしょうね!
それにしても木村さんは生後間もなく事故で「右手以外は動かない」という重度障害、舩後氏は42際の時、ALSという難病を発症、61歳の今は目の動きでの意思を伝えるほど体が動かない様です。
議場に入ったお二人です。(BBC)
国会という立法府にしてみれば「昔なら小学校へ通えなかった様な重度障害のお子さんが急きょ登校してきた」みたいな混乱なんでしょう?!
国会という立法府にしてみれば「昔なら小学校へ通えなかった様な重度障害のお子さんが急きょ登校してきた」みたいな混乱なんでしょう?!
そういえば、議員になって歳費が入れば「重度障害のための補助は出ない」とか読みました。政策秘書も含めて数名の人を雇えるようになるのですから、妥当なところで線引きが必要かも知れません。
党首山本太郎氏の熱い思いが100万票近くの全国の人の賛同を呼びました。
但し、山本太郎氏の「エキセントリック(回転軸の中心が真ん中に無い)」な言動がどこまで通用するのかしっかり見守りたいと思います。
作家について「その作品と作家の品性は別」と冷めた意見があります。その伝で行けば「山本氏の主張と彼の品性は別」で「政治的主張と政治的行動は素晴らしい」事を期待します。戦後74年続いた「米国に教わった民主主義の日本」はいろいろ変えなければいけない時期に来ています。その突破口か発破のためのダイナマイトほどの威力を示すには山本氏のエグイキャラが必要かも知れません。その結果投票率48%とか支持政党なし30%等の無党派層の意見を集約するための添加剤になれば大いに結構だと思います。議員のお二人も頑張って下さい!!
写真:初登院する舩後参院議員
共同通信:
参院選後初めての臨時国会が1日、召集され、れいわ新選組から初当選した重度障害者の木村英子氏(54)ら重い身体障害の当事者や元パラリンピック選手の議員が初登院した。木村氏は「期待と不安半々です」と緊張した表情で意気込みを語った。当事者の声が国会でどのように生かされるかが注目される。
木村氏は午前9時ごろ車で国会に到着。正門前には100人以上の支援者が待ち受け、歓声を上げた。支援者の中には車いす利用者や白杖を使う視覚障害者の姿も。
木村氏は「国会の配慮には感謝している。ただ、障害者全体の就労はまだまだ。がんばって取り組んでいきたい」と意欲を見せた。