王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「白紙」一転横浜市がIR誘致へ林市長が近く表明

2019-08-20 08:10:55 | 政治
一昨日18日横浜市がIR施設を誘致する方針を固めて近く林市長が公表するそうです!!
林市長は17年夏の市長選ではIR推進の姿勢を曖昧にしたまま2年が経っていました。
恐らく市長は少子高齢化、税収減少に備えるにはIR誘致(カジノを含む総合型リゾート施設)の誘致が必要だという事を述べるのでしょう!!
追っての記事では市の商工会議所が誘致賛成の意見を述べていました。
そしてチラッとですが港湾作業の大手、横浜のドン事藤木組の藤木幸夫氏(84)は断固反対だそうです。しかしこの方の反対は横浜地盤の管官房長官とのつながりや港湾労務者を仕切る暴力団との関係を織り込めば「単純には乗れません!!」
カジノと言えば「高級コールガール」「上質の覚せい剤」と「巨額の賭け金」を仕切れる人材・資金・技術(ノウハウ)がないと世界に冠たる施設にはなり得ません。
まー福富町界隈のピンク施設の賑わいを見ればその下地は一部あり、これに中央政界の取締り側が乗れば怖いものなしとは思います。 汗>
しかしそれで横浜市政のゆがみを乗り越えようとは笑止千万です。
1963-78年の間、飛鳥田市長による野党市政が敷かれて以降、与野党相乗りの馴れ合い市政が続きバブル崩壊にも関わらず、議員定数の削減や歳費カットなんかはどこ吹く風。いまさら少子化高齢化が云々なんてチャンチャラおかしい話です。
林文子市長は就任以降、近頃は一段とお疲れの様子に(広報などで)見受けられます。
これを機会に「IR施設は横浜に不要!!」派とガチで論戦を広げて欲しいものです。

写真:予定地とされる山下埠頭の遠望
神奈川新聞:
横浜市が、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を誘致する方針を固めたことが18日、分かった。林文子市長が近く表明する。長く「白紙」としてきたが、超高齢化や人口減で厳しさが増す財政事情を踏まえ、IRが地域経済や観光の振興、税収の確保につながると判断した。庁内に専門部署を新設し、体制強化も図る。ただ市民の間には「カジノ=賭博場」との受け止めや、ギャンブル依存症などへの懸念が根強くあり、市民を巻き込んだ広い議論を求める声が強まるのは必至だ。

 市は9月2日開会の市会第3回定例会に、2億6千万円の一般会計補正予算案を提出する方針。47ヘクタールの敷地面積を持つ山下ふ頭(同市中区)を立地場所とし、議会の承認が得られれば、事業者の公募や選定に向けた準備などに着手する。

 市長はIR誘致に対し、前向きな態度を示した時期もあったが、2017年夏の市長選を前にトーンダウンして以降、一貫して「白紙」の立場を強調してきた。その市長が誘致へとかじを切った背景の一つに、国の動向があるとみられる。

 18年7月に成立したIR整備法は、自治体の申請や国の認定など開業までの一連の手続きを定めたもので、整備区域は全国で最大3都市としている。第1弾の開業時期は20年代半ばと見込まれ、国は整備区域の選定基準などを定めた「基本方針」を本年度中にも決定する見通しだ。

 これを受け、誘致を巡る自治体間の動きが今後さらに活発化することが予想される。実際、幕張新都心への導入を調査してきた千葉市は今月に入り、民間事業者に情報提供を求める方針を打ち出した。横浜市も早期に表明し、他の自治体に後れを取ることなく準備を進めるべきと判断したとみられる。

 一方、「白紙」を強調しつつ、民間事業者から構想案を募るなど、これまでの市のスタンスには、市会や市民から「分かりにくい」などの批判が上がっていた。市が6月下旬に開いた市民向けの説明会では、「横浜に賭博場はいらない」「市民に直接、賛否を問うべき」といった反対意見や行政への批判が噴出。だが市長は、7月3日の定例会見で「住民投票をする考えはない」と明言した。

 ◆IR Integrated Resortの略で、カジノやMICE(国際会議、展示会などの総称)施設、ホテルなどが一体となった施設。政府はIR整備を成長戦略の柱と位置付け、経済振興につなげたい考えだ。IR整備法では、ギャンブル依存症対策として日本人の入場料を6千円、入場回数を週3回、月10回までに制限するとしている。

 全国では、大阪府・市や和歌山県などが誘致に積極的な態度を示しているほか、千葉市や北海道なども検討を進めている。(引用終わり)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする