昨日夕刻のTVニュースは各局とも藤井聡太三冠の4連勝で竜王を奪取、史上最年少の4冠になった事を報じました。夕刊に間に合わなかった新聞各紙は今朝の朝刊緒一面で大々的に報じています。
どのくらい凄い事なのかと言うと「4冠達成は史上6人目で、これまでの最年少は羽生善治九段の22歳9カ月(1993年)だった」として羽生九段の22歳9か月を更新する28年ぶりの快挙に焦点を当てる記事も見ました。
今回の豊島將之竜王との対戦では3戦全勝でしたから豊島竜王の雪辱なるか? 将棋好きな方は目を離せなかったのでないかと思います。
藤井4冠のデビュー戦で相手を務めた、ひふみん事加藤九段が祝辞を述べていました。加藤九段から見ると「丁度孫の世代ですかね」、温かい祝辞でした。
間すまし進化する様です。気の早いファンの中には再来年には九冠を期待するむきも有ります。そうなると良いですね。
写真:竜王戦第4局、封じ手を指す藤井聡太3冠(右)と豊島将之竜王(13日午前9時4分、山口県宇部市のANAクラウンプラザホテル宇部で)(代表撮影)
スポニチアネックス:
◇第34期竜王戦7番勝負第4局(2021年11月13日 山口県宇部市)
第34期竜王戦7番勝負第4局は13日、山口県宇部市で2日目が指し継がれ、藤井聡太3冠(19)=王位、叡王、棋聖=が豊島将之竜王(31)に122手で勝って4連勝で竜王を奪取、史上最年少の4冠になった。「
2016年の史上最年少「四段」からわずか5年で史上最年少「四冠」になった藤井4冠。また2018年から約2年間で5タイトルを獲得していた豊島竜王が「無冠」に。ネット上では藤井4冠誕生の衝撃とともに「豊島無冠」のワードも沸騰した。
目まぐるしい将棋界の勢力図の変化に「頂点…ひぇ…序列トップ」「再来年には藤井八冠か…」「藤井二冠より藤井三冠短命すぎる」「化け物すぎる…おめでとう!」「豊島無冠になっちゃった」「豊島無冠て悲しい」「豊島九段とか違和感しかない」「豊島無冠、羽生無冠て…」などさまざまな驚嘆の声にあふれた。
なお、藤井4冠はこれで棋士の序列を表す席次で、3位から初めて1位に就く。名人と並ぶビッグタイトルの獲得で豊島、渡辺明王将(37)=名人、棋王の3冠=を抜き、十代にして初めて名実ともに棋界のトップに立った。
(引用終わり)