南アで新型コロナウイルスの新変異株(WHOがオミクロンと名付けました)が理由で、ここをクリック⇒26日の東京日経平均が暴落し、続いて(1日遅れで)NYダウ平均が大幅下落しました。先行きの景気懸念で原油の先物価格が80ドル台から70ドル台に落ちたそうですから、影響は深刻です。
さてその後、オミクロン株の感染が27日、欧州で拡大した。英国、ドイツ、イタリアで新たに確認したそうです。オランダでも南ア直行便の乗客から60数名新型コロナウイルスの感染者が出ましたが、この中には何人かはオミクロン株に感染している人が居るだろうと言われています。
それでなくても欧米で新型コロナウイルスの感染者数が増加している時にオミクロン株の登場?ですから、ロックダウンやワクチン接種の要請などは反対運動を起こしながら規制強化が進みそうです。
日本は松野官房長官が「空港での検査体制を一段と細かくする」等 どの程度効果が有るのか良く分からない説明を記者会見でしていました。
浜爺は念のためPCをググって「南アからの日本への直行便の有無」を調べてみました。12月の曜日にもよりますが乗り継ぎ1-2回でとありますから直行便は無いようで7万数千円で行けそうです。と言う事は乗り継ぎ覚悟なら南アからも乗客が来る可能性はある訳です。入国に際し経路を厳重に調べようとの考えでしょうか?
日本の政治的要職にある方ですから「もう少しピリッとした発言をして重要性を認識している」姿勢が必要でないかと思いました。
実は「オミクロン株」が大した脅威かどうかまだわからない様ですが欧米の指導者は首長が声明を発表していました。違いが有りそうです。
ハラハラしながら水際作戦の成功を願っています。
写真:27日、ベルリンで新型コロナウイルスのワクチン接種の順番を待つ市民ら(ロイター=共同)
共同通信:
【ロンドン共同】南アフリカなどで確認された新型コロナウイルスの新変異株オミクロン株の感染が27日、欧州で拡大した。英国、ドイツ、イタリアで新たに確認。英国はイングランドで7月にほぼ撤廃した行動規制を一部再導入し警戒を強めた。米国は国内未確認だが、27日にアフリカ南部8カ国への渡航中止勧告を出すなどし、状況を注視している。
オミクロン株は、欧州では26日に初めてベルギーで明らかになり、チェコで同株とみられる症例を確認。オランダでは26日に南アフリカから到着した航空便の乗客61人が新型コロナ検査で陽性となり、このうち一部はオミクロン株の感染者とみられている。