この記事は昨日1日午後9時半頃の配信です。
浜爺はこの一週間前程からTVの映像「熊本県のあさり産地偽装問題」を2度ほど見ました。どこからか軽トラでアサリをネットに入れたくさん積んできて(恐らく熊本県のどこか浅瀬に)撒き、一週間ほど養生と呼んで休ませると再び軽トラに積んでどこかに運び出す映像です。この作業を長い事(密かに)追っていたようです。この養生の間に海外から来たアサリは「熊本産」に替わる仕組みになってる様でした。こんな事を続けていれば「本物の熊本産」は輸入物に押され売れなくなります。
さて、昨日TVで農水省の方が「熊本産と言われるアサリの検体31の内30が外国産でないかと思われる」と記者会見で述べる場面をちらと見ました。そしてその後で熊本県知事蒲島郁夫氏が記者会見で「産地偽装を受けアサリの出荷を2か月停止する」と表明し県漁連側も受け入れたと報じています。夕刻のTVニュースではスーパーの店主が「仕入れ元から産地を熊本産から中国産に変えるよう」指示があったとしそのアサリが「中国産」になっているのを映していました。
何と本物の熊本産は「20年に21トンが農水省の調査では、調査期間3か月で2485トンと言いますから、みんなで嘘つけば怖くないとばかり大ウソの産地偽装が続いていたのでしょうか? そもそも「産地」の法規定が曖昧なのか、流通業者に悪が居るのか? 輸入業者ンに悪が居るのか? みんなが悪いのか? 良く分かりません!! 愛知県産も似たような状態と別紙に有りました。もう日本産 あさりそのものが食べつくされて、絶滅寸前なのかもしれません? 根は深そうです。
写真: アサリの産地偽装問題発覚を受け、記者会見する熊本県の蒲島郁夫知事=1日午後、県庁
東京新聞:
アサリの産地を熊本県産と偽る産地偽装問題の発覚を受け、蒲島郁夫知事は1日、記者会見しアサリの出荷を8日から約2カ月間停止すると発表した。農林水産省の調査で、県産として出回っている大半に中国や韓国産が混入している可能性が高いと判明。流通ルートなどを調査し、偽装アサリの根絶を目指す。
県は1月31日、県漁業協同組合連合会に対してアサリの出荷を停止するよう要請。漁連側が停止に応じていた。
農水省は1日午前、小売店を全国調査した結果を公表。県産とされるアサリの推計販売数量は調査期間の3カ月間で2485トンで、20年の熊本での漁獲量21トンを大幅に上回っていた。
(引用終わり)