昨日2日午後1時頃から5万トンを超す大型コンテナ船が島根県隠岐の島町久見沖合800メートルまで近づいたそうです。
キプロス船籍の大型コンテナ船「CSLサンタマリア」(5万4800トン、全長300)でからのコンテナ2000本を積んで航行中の所、電源故障でエンジンが止まり風と波に押され現場付近に流されてきたようです。
一時は転覆するかと思うほど傾いています。
コンテナ船の左船首下がタグボートです
皆がやる事をやると大事故になるのも防げるのですね。海保の皆さん、タグボートの会社の方 有難うございました。余談ですけで空のコンテナの回送も世界的な物流の渋滞のせいですかね?
西の大国への回送でしょうか?
写真:近づく大型コンテナ船
山陽中央新報デジタル:
5万トンを超す大型コンテナ船が島根県隠岐の島町久見の沖合800メートルにまで迫り、住民は座礁を案じて肝を冷やした。漂流した巨体は強風と高波が影響して、巡視船のえい航作業は難航。住民は「天候の回復を待つしかない」と祈るように見つめた。
「遠くの水平線に見たことはあるが、港のすぐ近くとは」。久見漁港近くの展望台に車を止めた女性(77)は、コンテナ船をぼうぜんと眺めた。
住民によると、1日午前の波高は3~4メートルで、午後はさらに高くなった。久見地区で朝から木の伐採作業をしていた河原孝明さん(69)は「だんだん近づいてきた。浅瀬に乗り上げて油が漏れたりしたら大変」と表情を曇らせた。
久見区長の八幡正道さん(69)は雪が横殴りに吹き付ける中、双眼鏡を構えた。コンテナ船がいかりを下ろして止まった場所の水深は30~40メートルほどという。「海底までぎりぎりだと思うが、この天気ではどうすることもできない」と不安そうに海を見やった。
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