先月21日の日米リモート首脳会談での話が今朝早朝配信の記事で取り上げられています。
ロシアによるウクライナ西部国境付近への10万人と言われる軍隊の派遣とそれに関連するウクライナ領内の侵攻(の可能性)に付き、あれこれ米ロ、露仏、露独等関係の深い国の首脳による会談がもたれています。
及川幸久氏のyoutube によれば、バイデン大統領が、就任100日の不人気を挽回するため、息子のハンター・バイデンの頃の政治的チャンネルを使ってウクライナとの裏話もある様です。ここをクリック⇒また新政権のドイツも天然ガスの4割近くをロシアからのパイプラインに依存している様で、NATO対ロシアと見てもバイデン政権の思惑通りには動いていない様です。
そこから考えると、今頃になって日本にも制裁を検討する様、会談をした話が出てきた事は、米国主導のウクライナ問題包囲網が上手くいっていないのでしょうかね? G7と言うより、NATO中核の国(独、仏、英)の意見が纏まらないのに日本が口など出せる訳はないはずですがね?? 日本にもロシアのLNGは輸入量の1割程度は占めているそうですから、ここはグズと思われても良く考えて後から渋々ついてゆく程度で良いと思います。
ロシアが日本に無理を言うなら「北方4島を返せ」と声高に発言しバルト三国の南側とポーランド北側の間にある「カリーニングラード(ロシアの飛び地)」問題と連携した活動をする程度の事は言っても良いと思いますが、そんな危険な言動を「国家の意思無くして外務官僚が口にするわけは有りません」からね。ここは岸田首相は無能なふりをするのが大切かと思います。
「ふりですよ! 本当に無能では困ります」
写真:日米リモート首脳会談
FNNプライムオンライン:
緊張が高まるウクライナ情勢をめぐり、アメリカ政府が、ロシアの軍事侵攻にえ、日本に経済制裁を検討するよう求めていたことがわかった。
日米外交筋によると、1月21日の日米首脳会談で、 アメリカ側から経済制裁などについて説明があり、日本にも制裁を課す方向で足並みをそろえるよう求めた。
日本は、対応を保留しているという。
一方で、経済制裁をめぐっては、ロシアの資源に依存するドイツなど、ヨーロッパの同盟国でも温度差があるとみられていて、調整が続いている。
(引用終わり)