先週米国のバイデン大統領と中国の習近平国家主席とが電話会談しました。
その中の一つにペロシ下院議長の台湾訪問が有った様ですが、中国側は強く反対し了解を得られなかった様です。その後外務省の趙立堅副報道局長は1日の記者会見で、アジア歴訪中の米国のペロシ下院議長が訪台すれば「中国人民解放軍は決して座視しない。中国側は必ず断固とした有力な対抗措置を取る」と米側に警告していました。それでも訪台ですから「民主党政権にもいろいろ事情がある様です」目下の国内の高い率のインフレ、中間選挙での共和党の追い上げに対抗するため、「中国に対し融和的な政策では国内の人気を挽回できない」と判断し、ペロシ下院議長に「汚れ役を受け持ってもらった」のでないか? と素人の浜爺は見ています。ペロシ下院議長他議員団の乗った飛行機を撃墜する様な事を中国側がすれば「米中は準戦時状態」になってしまいますが、台湾海峡の中間線を越えての中国機の台湾接近くらいはやらないと国内外に舐められますよね!! まあホワイトハウスのカービー戦略広報調整官も、予定は発表されていないが「過去にも下院議長が問題なく台湾を訪問しているようにペロシ議長にも訪問する権利がある」と曖昧に述べました。
カービー戦略調整報道官です。この方ウクライナ問題でも顔をみます。
いよいよ両国の本気度が試されます。
写真:ペロシ米下院議長
NHK:
アジアを訪れているアメリカのペロシ下院議長が2日夜にも台湾を訪問する見通しだと、複数のメディアが伝えました。蔡英文総統と会うとも伝えられていて、中国当局は「軍は決して黙って見ていない」と強くけん制しています。
アメリカのペロシ下院議長は議員団を率いて、アジアを訪れていて、1日、最初の訪問国、シンガポールでリー・シェンロン首相と会談しました。
ペロシ議長は7月31日に発表した声明で、シンガポールのほか、マレーシア、韓国、日本を訪問すると明らかにしています。
台湾への言及はありませんでしたが、1日夜になって台湾の複数のメディアが、ペロシ議長が今夜にも現地を訪問する見通しだと伝えました。
このうち中国時報の電子版は、ペロシ議長が1日夜、台湾で1泊して、3日の午前に蔡英文総統らと会うという情報を外交筋から得たとしています。
ただ、外交筋は、中国が強く反対しているため、予定した時間に台湾に到着できるかは不確定だとも話しているということです。
また、自由時報の電子版は消息筋の話として、ペロシ議長が2日夜、台湾で宿泊し、3日、議会にあたる立法院を訪問する計画があると伝えました。
一方、アメリカのCNNも、アメリカと台湾、双方の当局者の話として、日程については触れていないものの、ペロシ議長が台湾を訪問する見通しだと報じました。
中国外務省は1日の記者会見で「もし台湾を訪問すれば中国は必ずや強力な対抗措置をとる。軍も決して黙って見ていない」と、強くけん制しました。
ペロシ議長は7月31日に発表した声明で、シンガポールのほか、マレーシア、韓国、日本を訪問すると明らかにしています。
台湾への言及はありませんでしたが、1日夜になって台湾の複数のメディアが、ペロシ議長が今夜にも現地を訪問する見通しだと伝えました。
このうち中国時報の電子版は、ペロシ議長が1日夜、台湾で1泊して、3日の午前に蔡英文総統らと会うという情報を外交筋から得たとしています。
ただ、外交筋は、中国が強く反対しているため、予定した時間に台湾に到着できるかは不確定だとも話しているということです。
また、自由時報の電子版は消息筋の話として、ペロシ議長が2日夜、台湾で宿泊し、3日、議会にあたる立法院を訪問する計画があると伝えました。
一方、アメリカのCNNも、アメリカと台湾、双方の当局者の話として、日程については触れていないものの、ペロシ議長が台湾を訪問する見通しだと報じました。
中国外務省は1日の記者会見で「もし台湾を訪問すれば中国は必ずや強力な対抗措置をとる。軍も決して黙って見ていない」と、強くけん制しました。
ホワイトハウス高官「過去にも訪問 議長にも訪問する権利」
アメリカ ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は1日の記者会見でペロシ下院議長の台湾訪問については発表されていないとしたうえで「過去にも下院議長が問題なく台湾を訪問しているようにペロシ議長にも訪問する権利がある」と述べました。
その上で「1つの中国」政策に変わりはないと強調しました。
さらにバイデン大統領が先週、中国の習近平国家主席と行った電話会談の中で議会は独立した機関であり、訪問するかどうかは議長自身が決めることだということを明確に伝えたと明らかにしました。
またカービー氏は訪問を巡って中国が今後、台湾周辺へのミサイルの発射や、上空や海での大規模な軍事活動など、さらなる行動をとる可能性があると指摘したうえで「われわれは脅しには屈しない。こうした行為は誤解や混乱を生じさせる可能性を高める」と述べて中国側をけん制しました。
一方で「アメリカと中国の間の緊張を高める理由は何もない」と述べて中国との対話を継続する考えを強調しました。
その上で「1つの中国」政策に変わりはないと強調しました。
さらにバイデン大統領が先週、中国の習近平国家主席と行った電話会談の中で議会は独立した機関であり、訪問するかどうかは議長自身が決めることだということを明確に伝えたと明らかにしました。
またカービー氏は訪問を巡って中国が今後、台湾周辺へのミサイルの発射や、上空や海での大規模な軍事活動など、さらなる行動をとる可能性があると指摘したうえで「われわれは脅しには屈しない。こうした行為は誤解や混乱を生じさせる可能性を高める」と述べて中国側をけん制しました。
一方で「アメリカと中国の間の緊張を高める理由は何もない」と述べて中国との対話を継続する考えを強調しました。
(引用終わり)