今朝TVのウエークアップを見ていると月初の山形や福井の集中豪雨の被害や新型コロナウイルス感染の拡大と違う場面で始まりました。何と広島に原爆が投下され77年目の日で、朝早くから参列者はさぞ大変だろうと思いましたが、8時15分と言うのは米軍が広島の上空に原爆投下した時間に合わせて「被害者に鎮魂の祈り」を捧げた様でした。
まあ、朝日の記事ですから「岸田首相は核兵器禁止条約には触れなかった」と有りますが、注文の付けすぎでしょう!
オバマ前大統領が慰霊に参列しようと、現下のウクライナへのロシアの侵略で「核兵器の使用が懸念される現実」が有るのですから日本政府が核兵器の禁止にやや足を向けた所を見ておかなければいけないのでしょう。一挙に核兵器廃止の実現はまだまだ微妙な段階と思います。
当時亡くなられた、その後の後遺症で亡くなられた方々の冥福をお祈りします。 合掌
写真:原爆が投下された時間に祈る人たち。後方は原爆の子の像=2022年8月6日午前8時15分、広島市中区、西畑志朗撮影
朝日新聞:
広島は6日、被爆77年の「原爆の日」を迎えた。広島市の平和記念公園で開かれた平和記念式典で、地元選出の岸田文雄首相が就任して初めてのあいさつ。「広島の地から、『核兵器使用の惨禍を繰り返してはならない』と、声を大にして、世界の人々に訴える」と述べた。
核不拡散条約(NPT)再検討会議に、日本の首相として初めて参加したことを強調。「核兵器のない世界と恒久平和の実現に向けて力を尽くすことを改めて誓う」と述べた。一方、核兵器禁止条約には触れなかった。
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