24日(現地時間)はウクライナがソ連邦から1991年に独立した「独立記念日」でロシア軍によるウクライナのインフラに激しい攻撃が有るだろうと予想されていましたが、首都を始め大都市に一大ミサイル攻撃の様なものは無かった様で、ホッとしています。しかし鉄道駅がミサイル攻撃を受け22人が死亡、50人余りが負傷との悲しい報道も眼にしました。日本からは有働由美子アナがキーフに居たようです。またこの記事の様に、間もなく交代の英国のジョンソン首相が電撃訪問し、ウクライナの人々の「抵抗への強い意志」を称賛すると言う政治劇も有りました。
さて、2年程前までは日本のマスコミが海外の論評の難しい問題にyoutubeの動画で報道する様な事は有りませんでしたが、今年になってからはANN,NNNやTV東京、FNNプライム他が日本の報道で映像を流すのを上手にまとめてyoutube に流すのを目にします。
今月の21日のANN が上村さんの司会で、ゲストに防衛研究所の高橋氏、先端科学技術研究センター 講師の小泉悠氏を相手に、8月に入ってウクライナの南部戦線、特にへルソン市に架かる3か所の大橋のウクライナ軍による攻撃で通行不能にした件を図解入りで解説してました。
これがその一部です。(同動画より)
何とへルソン市周辺の拡大づがフリップに町められています。市内をドニエプル川が向かって右(東)から西に投げれていて、河を超えるには東からノーバカホフカ橋(ここは人と車が通行する様です)そして中程がアントニフスキー鉄道橋(ここは線路のそばを車道も走って見えました)そして最後がアントニフスキー橋(人車道ー鉄道橋と同じ名ですが現地では区別がつくのでしょか?)が架かっていて、これらが全て(多分米国供与の)ハイマースによって通行不能に破壊され、河の右岸(上側)は、ロシア軍の弾薬庫の計画的破壊で攻撃力を失くし、この報道ではロシア軍の本部機能は河を40キロも東側に逃げ、メリトポリ市まで撤退sたと言い切っていました。
下の図の丸が破壊されたロシア軍の弾薬庫で、メリトポリ市も図示されています。ここまではっきり事態を示す日本の報道はこれが初めてで驚きました。
この話の先に、「ウクライナ軍によるクリミヤ半島の奪回」がるのですが、そこまで行くかどうかは、2人の専門家も懐疑的でした。英米で首相や大統領が交代すれば、宇蔵な政策も変わりますし、これから冬季に向かう現地と欧州のエネルギー事情を考えると戦争の長期化は「ロシア・ウクライナ双方」に新たな問題が起きそうだからでしょう!!
「止め男がいない」戦争ですから怖いですよね!
ハラハラしながら見守るしか有りません。
写真:ウクライナの首都キーウを訪問し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領(右)と共に独立広場を歩くボリス・ジョンソン英首相(中央、2022年8月24日撮影)。(c)Sergei CHUZAVKOV / AFP
AFPBB News:
【AFP=時事】英国のボリス・ジョンソン首相は24日、独立記念日を迎えたウクライナの首都キーウを電撃訪問し、ロシアの侵攻を受けるウクライナの人々のウクライナの首都キーウを訪問し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領(右)と共に独立広場を歩くボリス・ジョンソン英首相(中央、2022年8月24日撮影)。(c)Sergei CHUZAVKOV / AFP 。
AFPBB News:
【AFP=時事】英国のボリス・ジョンソン首相は24日、独立記念日を迎えたウクライナの首都キーウを電撃訪問し、ロシアの侵攻を受けるウクライナの人々の「抵抗への強い意志」を称賛した。
この日は、ロシアの侵攻開始からちょうど半年の節目でもある。ジョンソン氏は記者団を前に、ウクライナ人の強い意志はロシアのウラジーミル・プーチン大統領が「理解できなかったことだ」と説明。ウクライナ国民に向けて「あなた方は、平和に、自由に生きる権利を守っている。それが、ウクライナが勝利する理由だ」と語りかけた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はジョンソン氏と会談し、同国の主権擁護へ尽力した人物に贈られる「自由勲章」を授与。「英国はわれわれを勝利に近づけてくれる。われわれは、その勝利を確信している」と述べた。
英国は2月24日にロシアが侵攻を開始して以来、ウクライナを強く支援しており、同国軍に装備品や資金、訓練を提供している。 【翻訳編集】AFPBB News