この記事は今朝５時の配信ですが、２０日の夜渋谷で起きた、ここをクリック⇒母娘２人をナイフで襲った少女の事件で２１日夜に警視庁少年課が少女について「埼玉県戸田市に住む市立中学3年の生徒（15）と明らかにした」そうです。少女は容疑を認め「死刑になりたいと思い、たまたま見つけた2人を刺した。自分の母親を殺す予行練習をしようと思った」と供述しているとの事。何で母親を殺す（必要があるの）かと思ったら「「家庭や学校でのトラブルはない」と供述。だが「母親は不機嫌になると態度に表れる癖があり、自分も似てきていると思って殺そうと考えた」そうですから、素人考えでは「思考の過程で何か大事な事が欠けて見えます」。「何とかにつける薬は無い」様で、楽しく遊びに出るにも、背中を気を付けないといけない嫌な時代になりました。昨年の夏以降、電車の中で火を点けたり、試験場前でナイフを振るったり、自己中で可笑しな人間が増えているのは何でしょうかね？ 自殺防止の呼びかけがしきりに呼び変えられる反面、人を道連れにする困った輩が増えているのも困ったもんです。
写真：現場検証中〈ネットより）
スポニチアネックス：
東京都渋谷区の路上で20日夜に母親（53）と娘（19）が刺された事件で、警視庁少年事件課は21日、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した少女について、埼玉県戸田市に住む市立中学3年の生徒（15）と明らかにした。容疑を認め「死刑になりたいと思い、たまたま見つけた2人を刺した。自分の母親を殺す予行練習をしようと思った」と供述している。2人と少女は面識がなく、経緯を調べている。
逮捕容疑は20日午後7時20分ごろ、渋谷区円山町の路上で、歩いていた東京都杉並区に住む母娘2人に背後から近づき、包丁（刃体約8・5センチ）で切り付けたり刺したりして、殺害しようとした疑い。母娘は渋谷で遊んだ帰りに京王井の頭線神泉駅に向かう途中に襲われたとみられる。
少年事件課によると、2人は少なくとも3カ月の重傷。母親は両肩と腹部、背中を、娘は左上腕と背中を刺された。娘の背中の刺し傷は深さ10センチ以上に達した。深く刺し込んだとみられ、強い殺意が感じられる。駆け付けた人たちに両腕を押さえられた少女は靴が脱げ、無表情で仰向けになった。警察に引き渡されると泣き始め、ぽつりぽつりと何かをつぶやいていたという。
少女は現在は落ち着いており「家庭や学校でのトラブルはない」と供述。だが「母親は不機嫌になると態度に表れる癖があり、自分も似てきていると思って殺そうと考えた。（残される）弟はつらいだろうから弟も殺そうと思い、人を殺せるかどうか試そうとした」と母親への殺意をほのめかした。
2人を刺した包丁のほかに折り畳みナイフ（刃体約7.5センチ）と果物ナイフ（同約9センチ）を所持。この2本は「ポケットに入れていた」と説明しており、3本とも現場に落ちていた。3本の入手経路は不明。
現場はJR渋谷駅の西約700メートルで神泉駅の前。少女は「20日昼ごろに家を出て、新宿駅で降り、徒歩で現場に来た」という。現場の人通りは少なく、人目のつかない場所を選んだ可能性もある。凶器の入手経路なども含めて、犯行に至った動機や経緯の捜査が続けられている。
《未成年凶行に識者「ストレス」指摘》近年、無差別刺傷事件が続く中、今年1月には高校2年生の男子生徒が大学入学共通テストの会場近くで3人を刺傷する事件が起きた。そして今回の事件も未成年による犯行。新潟青陵大大学院教授（社会心理学）でスクールカウンセラーの碓井真史氏は、未成年による通り魔事件の要因として「若い人は成人よりも衝動的行動を取ってしまいやすい。目立ったトラブルがなくても学校生活、家族環境などの日々のストレスの積み重ねが、ゆがんだ結果につながってしまう可能性がある」と指摘。少女が“練習”として母娘を狙ったことは「自分の家族への殺意を、幸せそうな親子に投影して犯行に及んだ可能性がある」と分析した。
少年事件課によると、2人は少なくとも3カ月の重傷。母親は両肩と腹部、背中を、娘は左上腕と背中を刺された。娘の背中の刺し傷は深さ10センチ以上に達した。深く刺し込んだとみられ、強い殺意が感じられる。駆け付けた人たちに両腕を押さえられた少女は靴が脱げ、無表情で仰向けになった。警察に引き渡されると泣き始め、ぽつりぽつりと何かをつぶやいていたという。
少女は現在は落ち着いており「家庭や学校でのトラブルはない」と供述。だが「母親は不機嫌になると態度に表れる癖があり、自分も似てきていると思って殺そうと考えた。（残される）弟はつらいだろうから弟も殺そうと思い、人を殺せるかどうか試そうとした」と母親への殺意をほのめかした。
2人を刺した包丁のほかに折り畳みナイフ（刃体約7.5センチ）と果物ナイフ（同約9センチ）を所持。この2本は「ポケットに入れていた」と説明しており、3本とも現場に落ちていた。3本の入手経路は不明。
現場はJR渋谷駅の西約700メートルで神泉駅の前。少女は「20日昼ごろに家を出て、新宿駅で降り、徒歩で現場に来た」という。現場の人通りは少なく、人目のつかない場所を選んだ可能性もある。凶器の入手経路なども含めて、犯行に至った動機や経緯の捜査が続けられている。
《未成年凶行に識者「ストレス」指摘》近年、無差別刺傷事件が続く中、今年1月には高校2年生の男子生徒が大学入学共通テストの会場近くで3人を刺傷する事件が起きた。そして今回の事件も未成年による犯行。新潟青陵大大学院教授（社会心理学）でスクールカウンセラーの碓井真史氏は、未成年による通り魔事件の要因として「若い人は成人よりも衝動的行動を取ってしまいやすい。目立ったトラブルがなくても学校生活、家族環境などの日々のストレスの積み重ねが、ゆがんだ結果につながってしまう可能性がある」と指摘。少女が“練習”として母娘を狙ったことは「自分の家族への殺意を、幸せそうな親子に投影して犯行に及んだ可能性がある」と分析した。
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