英国のチャールズ国王(74)の戴冠式に差遣された秋篠宮殿下夫妻が無事ロンドンにご到着の様子はTVニュースでチラッと拝見しましたので、戴冠式はいよいよだなと思いました。昨日は能登の珠洲市周辺の地震でそちらを心配て手ました。今朝の報道でいよいよなのを知りました。この記事は投稿の日(日本間)と戴冠式を英国時間と日本時間を併記してあるので大変判りやすく感謝しています。
もしLive 放送権を得た局が有れば、生で見られるわけですね。
まあ、簡素にとは言いながら「晴れの盛儀ですからそれなりに一大ショーを見られる」のは楽しみです。
写真:3日、バッキンガム宮殿で行われた、戴冠を祝うガーデンパーティに出席したチャールズ国王とカミラ王妃(ロイター)
日刊スポーツ:
英国のチャールズ国王(74)が6日午前11時(日本時間同日午後7時)から、戴冠式に臨む。同国で1000年以上、歴代君主が君主交代に伴い臨んできた伝統儀式で、昨年9月のエリザベス女王の死去に伴うもの。
今回は、1953年(昭28)に行われたエリザベス女王以来、70年ぶりに行われる。エリザベス女王の時は史上初めてテレビ中継されたが、今回はSNS時代に入って初めての英国王の戴冠式となり、世界の王室ファンの関心を集めている。
英国らしく、「ゴールデン・オーブ(金の宝珠)作戦」というコードネームが付いた戴冠式は、女王の国葬も行われた王室ゆかりのウェストミンスター寺院で行われる。チャールズ国王は、君主の戴冠の際だけに使用される重さ2キロあまり、ルビーやサファイアなど多くの宝石がちりばめられた1661年製の「エドワード王冠」を頭にいただく。式が終わると外し、通常の行事で使用される「大英帝国王冠」をかぶる。妻のカミラ王妃も王冠を授けられ、正式に「クイーン」の称号となる。
国王夫妻はバッキンガム宮殿と寺院の間の片道約2キロを馬車で移動するが、沿道で大勢の観衆が見守るパレード形式となる。馬車は、時代背景の異なる2台が使われる。国王夫妻はまず、バッキンガム宮殿を「ダイヤモンド・ジュビリー・ステート・コーチ」と呼ばれる馬車で出発。エリザベス女王の即位60年を祝い2012年に製作された、空調付きの現代風馬車だ。
一方、宮殿に戻る際は、1762年に製作された「ゴールド・ステート・コーチ」と呼ばれる年代物の豪華な馬車に乗り換える。乗り心地はかなり悪いとされ、国王夫妻の年齢を考慮して復路だけになったといわれている。
式では、長男ウイリアム皇太子(40)が「忠誠の誓い」を行うほか、皇太子の長男ジョージ王子(4)も未来の国王として、チャールズ国王の付添人の1人を務める予定。国王夫妻はバッキンガム宮殿に戻った後、ロイヤルファミリーとともにバルコニーに出て、国民の祝福を受ける。
式には各国から約2000人が招待され、日本からは秋篠宮ご夫妻が出席する。エリザベス女王の際の8000人からは大幅に減少した。式典の時間も1時間あまりと簡素化された。物価高や生活苦に苦しむ国民感情への配慮といわれるが、英メディアは、それでも総経費が2億5000万ポンド(約423億円)にのぼると報じている。
一方、王室を離脱して王室批判を繰り返し、国王や兄との確執が伝えられる次男ヘンリー王子(38)は1人で、居住する米国から空路、英国入りする。妻メーガン妃は、当日が長男アーチー王子(4)の誕生日という理由で欠席を表明した。ヘンリー王子と父や兄との交流の時間は見込まれておらず、欧米メディアによると、王子自身も式の直前に英国入りし、式が終わると米国にとんぼ返りし、息子の誕生パーティーに駆けつける「弾丸帰国」となる予定。英王室とヘンリー王子夫妻のぎくしゃくした関係を象徴するが、戴冠式が王子と国王や兄の「歩み寄り」の機会になるのか、こちらにも注目が集まっている。
式典の模様は世界各国で生中継される予定だ。
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