王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「牧草地」だったはずが…鳥インフルで殺処分の10万羽、牛農家の同意ないまま県が埋却

2023-05-18 10:38:34 | 政治
タレントの東国原英夫氏が「何とかせにゃならん」と言って宮崎県知事になったばかりの頃、鳥インフルが猛威を振るい貿易対策に大変な様子をTVで見た覚えが有ります。
この記事は今年1月に起こった鳥インフルで焼く殺処分された「10万羽が埋却された牛農家の牧草地」が、土地所有者と養鶏業者の間の契約が「書面で交わされたものが無く」、2011年に導入された家畜伝染病予防法(家伝法)と措置法に違反するものだと有ります。
県と川南町は、契約を書面で確認する事を認識せず、見逃していた様です。
この件は、最終的に養鶏業者が土地所有者に謝罪し牧草代の補償を約束したとの事ですが、ほかにも無いか気になります。
まあこの件は一応解決で良かったですね。

写真:1月に殺処分された鶏約10万羽が埋却された牛農家の牧草地。防疫措置のため、石灰がまかれるとともに、3年間の掘り起こしを禁じる看板が立つ(宮崎県川南町で)© 読売新聞 

読売新聞:
宮崎県川南町の養鶏場で今年1月に高病原性鳥インフルエンザが発生して殺処分された10万羽の鶏が、土地所有者との契約の確認がないまま埋却されていたことがわかった。県は養鶏業者に契約内容の提示を求めておらず、確認を怠っていた。県は手続きの不備を認め、同様の事例がほかにないかを調べるとともに、業者が提出する書類の様式を見直す方針を決めた。(波多江航)
■防疫措置は適正
 埋却されたのは、養鶏場の近隣にある牛農家の牧草地約5000平方メートル。今年1月に牛農家に鳥インフルエンザの連絡が入り、埋却が始まったという。手順に沿って防疫措置が適正に行われた。ただ牧草地は3年間掘り起こしができなくなり、牧草栽培もできない。
 鳥インフルエンザの発生では、ウイルスの拡散を防ぐため、処分された鶏などは埋却か焼却を行うことが家畜伝染病予防法(家伝法)で定められている。埋却する場合の土地は、畜産業者が事前に確保することが定められ、場所などを報告書に記して毎年、都道府県に提出する必要がある。

 さらに、同法施行規則では、埋却地が他人の土地の場合、所有者名や契約内容を記した書類の添付を求めている。だが、宮崎県は報告書の記載事項を住所や所有者名にとどめ、所有者と結んだ契約書の添付を求めるなど具体的な文言を入れていなかった。
 養鶏業者は川南町から紹介を受け、2019年の時点で牧草地を埋却地として県に報告。契約書は交わしていなかった。養鶏業者は「面会して口頭で承諾を得た」とするが、牛農家は「記憶はなく、埋却地になっているとは知らなかった」と主張。最終的に業者は農家に謝罪し、牧草代などの補償を約束した。
 家伝法と同法施行規則では、畜産業者に対し、埋却地の事前確保や定期報告を義務付けた。義務化は10年に宮崎県で発生し、牛や豚約30万頭が殺処分された口蹄疫(こうていえき)や、全国で発生した鳥インフルエンザを契機に11年に行われた同法改正などによって実施された。当時埋却地の確保が進まず、殺処分が遅れたことで感染が拡大するケースがあったためだった。
■「周知指導不足」
 しかし、契約書の添付などが必要となった11年以降も、県はその旨を畜産業者に提出させる報告書に記載せず、周知できていなかった。県は報告書の「参考事項」欄に契約内容を記入させて代用できると考えたが、記入自体を求めておらず、川南町も記入すべきだと考えなかった。県は取材に、「必要事項が漏れていた。畜産業者に書面で契約を結ぶよう指導することも徹底できていなかった。業者などへの周知指導が足りていなかった」と認める。
 こうした対応に農林水産省の担当者は「県は埋却地が使えるか確認ができていたのか。土地契約が確認できる書類の添付などは規則通り必要だが、確認漏れがないようにしないといけない」と指摘する。鳥インフルエンザは昨年10月以降、26道県で84件が発生し、過去最多の約1770万羽が殺処分された。同省は埋却地の確保を含む飼養衛生管理基準の徹底を呼びかける。
 県は問題を受け、報告を受けた埋却地が利用できるかの調査を始めた。書面契約の有無や中身の確認も行う。報告書の内容についても、来年から土地利用の契約内容を報告させる様式に変更するという。
(引用終わり)
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17日 ウクライナ負傷兵を自衛隊病院で受け入れ 外国人兵士の治療は極めて異例

2023-05-18 09:32:31 | ウクライナ関連
昨日17日、「ロシアによる侵略を受けるウクライナへの支援策として、日本政府が負傷兵を国内に受け入れる方針を決めた」事がはっきりしました。数日前からそのような話が出ていて、浜田防衛相の名もチラッと出ていました。
今日18日。浜田防衛相が18日、ウクライナのコルスンスキー駐日大使と会談して詳細を協議する。
素人考えでも「ウクライナと日本の距離を考えれば「数百人」なんて患者さんは受け入れられないと思いましたが、自衛隊中央病院(東京)で6月にも数人を引き受け、治療やリハビリを行う見通しだそうです。
こうなると、19日からのG7広島サミットで、日本のウクライナに対する「武器支援でない支援の一つ」の象徴的な意思表示の様に思えます。
まあ、ロシアがこれに報復攻撃をするとは思えませんが「応分の警戒は必要」でしょうね。数はともかく「質の良い治療でウクライナの負傷兵の回復に役立って欲しい」ものです。
期待しています。


写真:市ヶ谷の防衛省

産経新聞:
ロシアによる侵略を受けるウクライナへの支援策として、日本政府が負傷兵を国内に受け入れる方針を決めたことが17日、分かった。浜田靖一防衛相が18日、ウクライナのコルスンスキー駐日大使と会談して詳細を協議する。自衛隊中央病院(東京)で6月にも数人を引き受け、治療やリハビリを行う見通しだ。
自衛隊が外国軍兵士の治療を担うのは極めて異例だ。広島市で先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)が19日に開幕するのを前に、支援策の拡充を打ち出す。
ウクライナ支援を巡っては、北大西洋条約機構(NATO)加盟国が戦車などの供与を進めているが、日本は「防衛装備移転三原則」の運用指針により殺傷能力を有する武器を提供できない。負傷兵の受け入れは、隊員の診療に支障がなければ防衛相の判断で可能とする規定に基づくとみられる。
(引用終わり)
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18日 日経平均 大引け 6日続伸 480円高 半導体関連がけん引

2023-05-18 09:25:00 | 為替 ドル 株式
18日の東京株式市場で日経平均株価は6日続伸し、前日比480円34銭(1.60%)高の3万0573円93銭と、連日で年初来高値を更新した。
今日の日経平均は480円高で引けました。今日は余裕の3万円超えでしたね
値嵩株の半導体関連株が大幅高で相場をけん引したと有ります。

日経新聞:
18日の東京株式市場で日経平均株価は6日続伸し、前日比480円34銭(1.60%)高の3万0573円93銭と、連日で年初来高値を更新した。
米バイデン大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長の協議で与野党が米債務上限問題について合意に前向きな姿勢だと受け止められ、過度な警戒感が後退した。前日の米株式相場が上昇した流れを受け、東京市場でも投資家が運用リスクを取りやすくなった。
値がさの半導体関連株が大幅高となり、相場をけん引した。
(以下省略)

ここからは前引け
18日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前の終値は前日比440円05銭(1.46%)高の3万0533円64銭だった。 
午前の日経平均は440円高で引けました。ここまでは昨日の前場と同じですが、今日は「バイデン大統領の訪日も決まり、債務上限問題も進展が見られた」と見る向きが増え買いが進んでいる様です。引き続き後場を追ってみます。

日経新聞:
18日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前の終値は前日比440円05銭(1.46%)高の3万0533円64銭だった。 上げ幅は一時500円を超え、2021年9月14日(3万0670円10銭)の高値に迫る場面もあった。米バイデン大統領と野党・共和党との債務上限問題を巡る協議に進展がみられたとの受け止めから、株式相場には買い安心感が広がった。17日の米株式相場の上昇を受けて東京市場でも投資家が運用リスクを取りやすくなった。 
(以下省略)

ここからは寄り付き
[東京 18日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比338円95銭高の3万0432円54銭と、続伸してスタートした。 
今朝の日経平均は338円高と大きく値上がりして始まりました。
寄り付き一巡後400円高ほどで揉み合っています。引き続き前場を追ってみます。

ロイター:[東京 18日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比338円95銭高の3万0432円54銭と、続伸してスタートした。 
。その後も上げ幅を拡大し、500円を超える上昇となっている。前日の米半導体株高が好感され、指数寄与度の大きい半導体関連銘柄が堅調で、相場を押し上げている。為替の円安を受け、輸出株もしっかりで推移している。
個別では、東京エレクトロンが6.1%高、アドバンテストが6.7%高となっている。指数寄与度の大きいファーストリテイリングは2.7%高、主力のトヨタ自動車は1%高、三菱UFJフィナンシャル・グループは2.3%高とそれぞれ堅調。
(引用終わり)

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17日 NYダウ平均 408ドル高の3万3420ドル…債務不履行への不安和らぐ

2023-05-18 07:40:56 | 為替 ドル 株式
 【ニューヨーク=小林泰裕】17日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は、ここをクリック⇒前日比408・63ドル高の3万3420・77ドルだった。値上がりは2営業日ぶり。
今朝早朝閉まったNY株はダウ平均が408ドル高・ナスダック総合は157ポイント高と共にはっきり値上がりしました。「米の債務上限問題に対する懸念が和らぎ、債務不履行の懸念が後退」したため、とコメントされています。

読売新聞オンライン:
 【ニューヨーク=小林泰裕】17日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比408・63ドル高の3万3420・77ドルだった。値上がりは2営業日ぶり。
米国の債務上限問題に対する懸念が和らぎ、債務不履行(デフォルト)への不安が後退した。ホームセンター大手ホーム・デポや航空機大手ボーイングなどの銘柄が値上がりした。
 IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は157・52ポイント高の1万2500・57だった。
(引用終わり)

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