王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

1日 露軍副司令官、依然不明 政権沈黙、軍中枢追及も

2023-07-02 09:54:29 | ロシア関連
今日は日曜日なのでTVで「サンモニ」を見ましたが、何と冒頭が「ロシアのプルゴジン氏の反乱に始まり副司令官のスロビンスキーの拘束」に至る経緯を解説していました。話題柄パネラーでは元外務次官の藪中三十二氏で「戦争による長期化はロ米共に避けたい。米国は24年には大統領選挙が始まり、共和党のトランプ氏が(候補指名になれば)ウクライナ撤退を口にするだろう」と指摘しました。これは、日本的な見方で、ロシアにしても、ここをクリック⇒23年地方選挙、24年大統領選挙が有るわけですから、藪中氏は中村教授に比べ視野が狭いとも言えます。NATO側も「寒い冬は嫌」との国民感情があるので、NATO/ウクライナにしても、秋までに反抗作戦に一定の効果を出さないと、調停の入る場面が無さそうです。まあ、プーチン大統領も先月以来「特別軍事作戦の終末点はどこか? 国内の記者に聞かれても明言できない状態ですからね! これが「目下サポーリジャ原発の放棄による核物質の飛散を狙っている」とか、不気味な推測に繋がっています。
まあ、ワグネルのシークレットメンバーにロシア軍関係者が30名も居たとかいわれてますので、この人たちを拘束していたら、ロシア軍は更に機能的に動かなくなるのでないか? と素人目には見えますが、何とも判りません。
戦場での勝負もさることながら、ロ・ウク両国とも内政問題に目を向ける必要が有る様です。

写真:ロシアのプーチン大統領(右)と握手するスロビキン航空宇宙軍総司令官=2022年12月、ロシア南部ロストフナドヌー(ロシア大統領府提供・ロイター) 

ブルームバーグ:
米ブルームバーグ通信は6月30日、ロシアの民間軍事会社ワグネルに近いとされ、拘束情報が出るウクライナ侵攻のロシア軍副司令官、スロビキン航空宇宙軍総司令官の「所在は公に確認されていない」との関係者の話を伝えた。ワグネルの武装反乱には他の軍高官の関与も指摘され、ロシアの政治学者は「大規模な捜査が始まった」と強調。反乱から1日で1週間を迎える中、軍中枢の責任追及に発展しそうだ。
スロビキン氏の行方について、ロシア国防省や主要メディアは沈黙を守っている。 
プーチン政権に近い政治学者マルコフ氏は「(ワグネル創設者)プリゴジン氏や、ワグネルに接触した司令官や将校全員が尋問を受ける」と説明。「スロビキン氏は国防省とワグネルの主な連絡窓口だったため最もよく(事情を)知っている」とも述べた。(共同) 
〈引用終わり)
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疑惑・悪評噴出のビッグモーター、“沈黙”は最適解か…中古車市場全体が抱える闇

2023-07-02 09:19:49 | ビジネス
ビッグモーターと聞けばTVのCMで俳優の佐藤隆太さんが「買取日本一」とか叫んでいる画像を見るたびに思っていたことは「高値で買ってどうやって、儲けを出すのか?」とその根源を知りたいと思っていました。
6月の中頃、「同社で車検に手抜きが有り、処分された」との記事をチラっと読んで後の記事で確認して感想を書こうとしている間に、」日本の内外で次々と事件が有り簡潔な記事が見つかりませんでした。
今朝もTVを見ていたら「佐藤隆太さんのCM」が流れ、これはいけないと思いググると実に有るは有るは「黒いうわさや告発が並んでいます」。ついには「損害保険の架空請求で損保会社”損保ジャパン”の幹部にも不正追及」の矛先が向いているそうで問題の根が深い事を改めて知りました。
「高く買って安く売る」としたら何か他社の追随できぬ「ノウハウ」が無いとできませんが、実は安値で叩き買いして、損保の不正請求をすればこれは儲かるのは間違いありません。
従業員6000人の大会社だそうです。立派に立ち直って欲しいものですが、どうなりますかね?

写真:ビックモーターの店舗

ビジネスジャーナル:
中古車業界に激震が走っている。中古車販売の大手ビッグモーターの不正が大々的に報道されたのだ。

 話題となった週刊誌「FRIDAY」(講談社)の報道によれば、意図的に客のタイヤをネジで突き刺してパンクさせ工賃を要求、格安タイヤであるにもかかわらず高級タイヤと偽って搭載する、車検を無資格のスタッフが行う……など、にわかに信じがたい行為が並べられていた。

 ネット上でもこの報道は広がり、瞬く間にビッグモーターに対する批判で埋め尽くされた。しかし当のビッグモーター側は、これを黙殺。否定コメントや謝罪文などを出すことなく無視を決め込んでいるのである。

 ビッグモーターの不祥事は、実は今に始まったことではなく、昨年には自動車保険金の水増し請求が見つかり、同社の組織的な不正が疑われたが、いまだ全容解明には至っていない。また常習的なパワハラも噂されているが、その実態はブラックボックスのままだ。

今回は、そんなビッグモーターの不祥事史を振り返りつつ、自動車業界に詳しいモータージャーナリストの萩原文博氏に、同社の企業体質について話を聞いた。


保険金水増し、実質的な罰金制度…ビッグモーターの闇
 ビッグモーターは東京都港区に本社を置き、従業員数6000名、全国300店舗以上を抱える業界最大規模の中古車販売企業。


 公式サイトには「買取台数は6年連続日本一」「中古車販売顧客満足度NO.1」「中古車買取価格NO.1」とセールス文句が掲げられている。自社在庫約5万台を抱える圧倒的なラインナップなど、端から見れば安心してクルマの売買ができそうに感じるものの、同社には以前から黒い噂が絶えない。


 2021年には、同社のセールポイントであった「オイル交換永年無料」を急遽有料化し、ネット上ではユーザーから苦情が寄せられるなど炎上に近い騒動となった。公式サイトなどでオイル有料化の事前告知はなく、来店した客に対して説明するだけだったという。

 2022年には、事故で入庫した客の車両修理費を損害保険会社に虚偽報告し、水増しして請求していたことが各メディアに暴露された。ビッグモーターと関係の深い「損害保険ジャパン」「三井住友海上火災保険」「東京海上日動火災保険」の3社が調査したところ、全国33の整備工場のうち、25の工場で水増し請求と疑わしき案件が80件以上も見つかったという。そして、そのうち関東地域にある4つの工場では、すべてで水増し請求が確認されたそうだ。

 ビッグモーター側は、はじめこそ組織的関与はないと表明し過失を訴えたが、2022年12月には弁護士を入れた第三者調査チームの設置を進めるなど、一転して当初の調査がずさんだったことをうかがわせる対応を取った。

 今年3月24日には、ビッグモーター熊本浜線店へ指定自動車整備事業者の取消処分が下されている。車検の一部違反が確認されたことによる処分とのことである。
(以下省略)









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