NATOのストルテンベルグ事務総長が10日(現地時間)リトアニアの首都ヴィリニュスで会談した後、「スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟について、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が支持に同意した」とBBCが報じました。
トルコは春先まで「スウェーデンのPKK(反トルコ勢力)の取り締まりが不十分との理由で同国のNATO加盟に反対していました」がその後の大統領選での勝利、米国からの戦闘機導入の必要(米国の説得)等」でこの日の会議で国内手続きを進めると言明した様です。国内手続きがいつ終わるかは,目下不明です。11日からは同地でNATO首脳会議が開かれ、何と岸田首相も参加するべく日本を立ちiましたから, 加盟はしていませんがロシアとの紛争国であるウクライナにもNATOに対しいろいろ注文があるようです。内輪揉めにならないと良いのですがね!! ソシアによるウクライナへの特別軍事作戦がNATOを団結させウクライナを一層NATO寄りにしたのは事実の様です。
紛争の終結が見えませんので、和平仲介も機能してない様です。しっかり見守っていないといけませんね。
写真:トルコのエルドアン大統領(左)とスウェーデンのクリステション首相(右)が握手を交わした。中央は北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長
BBC:
スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟について、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が支持に同意したと、NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長が10日、発表した。
トルコとスウェーデンの両首脳はこの日、リトアニアの首都ヴィリニュスで会談した。同地では11日からNATO首脳会議が開かれる。
会談終了後、ストルテンベルグ氏は記者会見し、スウェーデンの加盟申請をエルドアン氏がトルコ議会に諮り、「批准を確実にする」だろうと述べた。
ストルテンベルグ氏はこの進展を「歴史的な一歩」と評価。ただ、スウェーデンの加盟の「明確な日程」については、トルコの議会次第であり、提示できないと強調した。
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