王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

6日 「岸田首相を呼びつけろ」旧統一教会・韓総裁の痛烈「日本批判」に透ける教団の「三重苦」

2023-07-08 10:18:36 | 旧統一教会関連
安倍元首相が銃撃され死亡してからまる1年、現場には献花台が設けられ朝早くから弔問に訪れる方の映像がTVに移りました。朝の「ウエークアップ」ではMCの野村修也氏が阿部派5奉行の一人羽生田氏と単独インタビューを流していました。文化庁による急統一教会に対する「質問」は続いている様で、進展を見せません。
ジャーナリスト「鈴木エイト氏」の活動報告くらいしか状況を確認できません。そんなことを漠然と不満に思っていたら6日木曜日「統一教会のトップである韓鶴子総裁が、6月28日に韓国内で、日本の幹部ら1200人に対して演説をおこなった内容」が報じられたと有りました。
会話の内容は:
「日本は第2次世界大戦の戦犯国家で、罪を犯した国だ。賠償をしないといけない」
「日本の政治は滅ぶしかないだろう」
「岸田総理や日本の政治家を韓国に呼びつけて、教育を受けさせなさい」
現職首相の個人名まで取り上げ、痛烈に日本への怒りを表明したとの事
随分政治的発言で有ると同時に「日韓平和条約などの経過について認識不足だな」と思いました。まあ宗教家ですから政治的発言は置いておきにしても日本から1200人もの信者は韓国の教団の聖地を訪れたのは驚きです。
それについて長年、旧統一教会の問題を追及してきた元参院議員でジャーナリストの有田芳生氏に分析を聞くと、資金繰りに困った教会の苦しい身の上が見えてきたとして:
―教団内部で幹部に不正があり資金が流出した
ー日本からの送金が途絶え資金難に悩んでいる
その結果が今回の発言の根幹だろうとの事。
そうだとすれば、未だ信者による送金をストップさせないといけませんよね!
未だ自民党議員で「旧統一教会と手の切れていない議員が居る様」で秋の衆院選までには担当の「文化庁」が決断するには重そうな事案に見えてきました。
岸田首相の政治判断が期待されるところですがどうなりますかね?

写真:故・文鮮明氏(左)と韓鶴子氏(写真・共同通信) 

FLASH:
「韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁の発言が報じられて、驚きました。ほかの信者もびっくりしているのではないでしょうか。発言の全体を聞いているわけではありませんから、お話しされた内容の詳細はわかりませんが、正直、困惑しています。日本の状況が、総裁はわかっておられないのか……」
そう語るのは、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)のある信者だ。統一教会のトップである韓鶴子総裁が、6月28日に韓国内で、日本の幹部ら1200人に対して演説をおこなった内容が報じられた。
「日本は第2次世界大戦の戦犯国家で、罪を犯した国だ。賠償をしないといけない」
「日本の政治は滅ぶしかないだろう」
「岸田総理や日本の政治家を韓国に呼びつけて、教育を受けさせなさい」
現職首相の個人名まで取り上げ、痛烈に日本への怒りを表明した韓総裁。安倍晋三元首相の銃殺事件から間もなく1年のこの時期に、なぜこうした発言が飛び出したのか――。長年、旧統一教会の問題を追及してきた元参院議員でジャーナリストの有田芳生氏に分析を聞くと、資金繰りに困った教会の苦しい身の上が見えてきた。

「現在の旧統一教会は、いろいろな案件で揺れています。ひとつは、教団のナンバー2といわれ、韓総裁の腹心中の腹心とされてきた、世界宣教本部本部長のユン・ヨンホ氏が、教団の資金を着服していたとして最近、更迭されたのです。韓総裁には虚偽の報告をしていたようで、現在は本部長が不在になっているといいます。信頼していた部下に裏切られ、体制が揺らいでしまったことに、韓総裁は相当、イライラしていると言います。

また、日本からの献金をもとにして建設が進められている、韓国・清平(チョンピョン)の大規模な教団施設『天苑宮』の工事が進んでいないことも大きな懸念でしょう。2023年5月にオープンする予定で、総工費300億円ともいわれていました。ところが、日本からの献金がストップして、工事が進んでいないのです」(有田氏・以下同)
さらに、かねてから報じられてきた、韓総裁と三男・文顕進(ムン・ヒョンジン)氏の裁判の決着も、総裁にとっては大きな誤算となっているようだ。
旧統一教会関連団体『UCI』の理事長になっていた文氏だが、そこに活動資金として渡していた1400億円のうち、700億円ほどを、教団と関連のない団体に寄付していたなどとして、韓総裁は文氏を訴えていた。
「ところが、裁判で敗訴になり、総裁としては、返ってくると踏んでいた700億円の目算が外れてしまった形になっています」
有田氏は、旧統一教会本部が抱えるこの「三重苦」が、今回の異例の発言につながったとみている。
「教団として資金が必要な時期に、日本からの献金がストップしたままになっていることで、怒りが頂点に達したのでしょう。総裁は、日本の幹部信者に対して『とにかくお金を送れ』と言ってきました。日本側は、6月以降、送金しているといいますが、はたしてどれだけ送金できているかわかりません。
2022年の安倍晋三元首相銃撃事件から、旧統一教会への批判は相次いでいます。当然、献金を集めるどころではありませんよ。それでも韓総裁は、銃撃事件以降、『宗教弾圧と闘え』『裁判で訴えてもやれ』と命令してきました。
また、教団と関係があった自民党の議員は、厳しい批判を受けた2022年の段階で『教団とは関係を断った』と言わざるをえませんでした。なので、韓総裁の発言に対しては、いまはやり過ごすしかないと思っているでしょう。韓総裁としては踏んだり蹴ったりの状態で、怒りが爆発しての発言だったと思います」
安倍元首相銃撃事件から1年が経過しても、「とにかく金、金という教団の体質はまったく変わっていない」と有田氏は憤る。その矛先は、これからも日本に向き続けるのだろうか――。
(引用終わり)
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7日 中国 日本食品の輸入規制強化を示唆 原発の処理水放出で

2023-07-08 09:24:07 | 福島原発事故
4日にIAEAグロッシ事務局長による「福島原発処理水の放出計画」についてここをクリック⇒岸田首相と面会「国際的に適法」との報告書を手渡し、その後の記者会見で「水や魚など環境に大きな影響はない」 と明言しました。
既に「福島原発の処理水放出」については6月には中・韓とは外交上の鍔迫り合いが行われていて中国外務省の報道官は「対抗処置を取る」と明言していました。
その具体例がこの記事の税関当局による手段の様です。既に、福島第一原発の事故のあと、一部の地域で生産される食品の輸入を停止するなど、輸入規制を続けています。今回の税制強化で「日本の海産物が厳しく輸入制限がされたり、他地域産でも通関に時間が掛かる」等 問題が起きそうです。
その6月頃、中国や韓国の原発が「福島の処理水の何倍ものトリチュウムを放出していると目にした記憶が有るのでググると見つけました。
6月23日付の読売新聞オンライン「中国の複数原発がトリチウム放出、福島「処理水」の最大6・5倍…周辺国に説明なしか」がそれです。
福島原発の予定放出量の最大で6,5倍もの放出をすでに出している様です。
読売が載せた政府の外国向けの資料

国内でも「福島の漁民は蚊帳の外」と小さな声が上がっています。風評被害も出るでしょう。それはそれとして「自国の事情はさて置き、隣国の日本の放出に苦情を言うセンスに気を付けなければいけませんね。 まだまだ国内外で「処理水問題」は続きそうです。

写真:税関当局による通達

NHK:
東京電力福島第一原子力発電所にたまる処理水を薄めて海に放出する計画について、中国の税関当局は、「事態の推移を見ながらあらゆる措置をとる」と強調し、日本を強くけん制し日本から輸入する食品への規制強化を示唆しました。
福島第一原発にたまる処理水を、基準を下回る濃度に薄めて海に放出する計画をめぐり、IAEA=国際原子力機関は今月4日「国際的な安全基準に合致している」とする報告書を公表しました。

これについて、中国の税関総署は、7日、談話を発表し「IAEAの報告書は評価に参加した専門家の意見を完全に反映しておらず、関連する結論もすべての専門家が認めたものではない」などと主張しました。

その上で「中国の消費者は日本から輸入される食品の安全性を憂慮しており、食の安全を確保するため事態の推移を見ながらあらゆる措置をとる」として、日本を強くけん制し日本から輸入する食品への規制強化を示唆しました。

中国は、福島第一原発の事故のあと、一部の地域で生産される食品の輸入を停止するなど、輸入規制を続けています。

今回の談話を受けて、それ以外の地域の水産物などの食品についても放射線物質の検査が厳しくなるのではないかと懸念する声も出ています。
(引用終わり)
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7日 NYダウ平均 3日続落、終値187ドル安の3万3734ドル…利上げ再開の観測強まり

2023-07-08 09:03:25 | 為替 ドル 株式
【ニューヨーク=小林泰裕】7日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比187・38ドル安の3万3734・88ドルだった。値下がりは3営業日連続。 
今朝早朝閉まったNY株はダウ平均が187ドル安・ナスダック総合は18ポイント安と共に値を下げ引けました。その理由を「FRBが今月のFOMCで利上げを再開との観測が強まった」としていろいろな銘柄が売られたと有ります。

読売新聞オンライン:
【ニューヨーク=小林泰裕】7日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比187・38ドル安の3万3734・88ドルだった。値下がりは3営業日連続。
米連邦準備制度理事会(FRB)が今月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを再開するとの観測が強まり、小売り大手ウォルマートや飲料大手コカ・コーラなどの銘柄が値下がりした。
 IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は18・32ポイント安の1万3660・72だった。
(引用終わり)
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