王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

30日 モスクワ進軍、プリゴジン氏は直前に決断か…当初の計画には含まれず

2023-07-01 10:11:30 | ロシア関連
この記事はNYタイムズの29日付(現地時間)を紹介しただけですので、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏が起こした反乱に関し新しい事実を指摘しているわけでは有りません。
ここをクリック⇒プリゴジン氏がベラルーシに亡命?した後、プーチン大統領が(親プリゴジン派と見られる)露軍副司令官セルゲイ・スロビキン上級大将を拘束した事も言及しています。しかし、独自の見解は一切有りません⤵
今朝TV「ウエークアップ」の2番目の話題は「プリゴジンの反乱」で筑波大の中村教授によれば「仕掛け人はベラルーシのルカシェンコ大統領で、これまで20年来ロシアの属国風に扱われた状態を立て直す機会を窺ってきて、今回の事件が好機と見た」のでないかと見立てていました。
あり得そうですね!
そして「民間の軍事会社の運営者として影の身上から政治家として表の場所へ転身しようと考えた(のかも知れない)」とも言ってました。南部ロストフナノフー基地からモスクワ迄200キロの地点にざっと1日で進出し、何をいまさら躊躇して撤退したのか?」、軍人としては問題が有ります。今ではほぼ判ってきましたが、「プーチン大統領指揮下には戦車や装甲車を装備したプリゴジン氏の戦力が(1万数千人の全軍でないにしても)モスクワ市内に突入したらそれを阻む戦力は無かった」そうです。
思い起こせば2014年のウクライナ東部のドンバス地方を「傭兵部隊と地方の親ロ政権を使い親ロシア地方政権を樹立させ(後にはクリミア半島も)、それをロシア領土と認め」領有を宣言してしまう。当時のNATOは(ばらばらで)それに対応出来なかった偉大な成功体験がプーチン大統領の頭には深く染みついたのだろうと思います。夢よもう一度で「(ウクライナに対する)特殊軍事作戦で短期間(恐らく3-4ヶ月で、首都キーウに親ロ政権樹立を狙ったのでしょが、長引く軍事作戦で鬼っ子が表に出ようとしてしまいました。
他にも有る民間傭兵会社とプリゴジン氏のもう一つの顔(新興財閥グループ)オルガルヒと軍部の親プルゴジン派の思惑で、ロシアはこれからも揉めそうです。単に軍事による陣地の取り合いから、今年のロシア地方選挙、来年の大統領選挙も視野に入れた政治戦にも入って行きそうです。確り、いろいろな人の意見を聞かないといけませんね。

写真:プリゴジン氏

読売新聞:
米紙ニューヨーク・タイムズは29日、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏が起こした反乱に関し、当初の計画には露南部の都市制圧やモスクワへの進軍計画は含まれていなかったと報じた。プリゴジン氏が決行直前に決断した可能性がある。7月1日で反乱から1週間となるが、露軍内部が混乱する中、ウクライナ軍は攻勢を強めている。
 同紙によると、米情報機関は、プリゴジン氏がセルゲイ・ショイグ国防相とワレリー・ゲラシモフ参謀総長を辞任させるため軍事行動を準備しているとの情報を事前に入手したが、モスクワやロストフ・ナ・ドヌーなど具体的な進軍先は含まれていなかったという。
 タス通信によると、露下院の国防委員長は29日、反乱前のプリゴジン氏に、ワグネルが7月1日までに露国防省と契約しなければ国費支給を打ち切ると通告していたと明らかにした。この通告が反乱決行の一因になり、直前に具体的な進軍計画を決めた可能性がある。
 プリゴジン氏の露軍人脈について、英拠点の調査研究機関「ドシエセンター」は28日、事前に反乱計画を知っていたとされるウクライナ侵略の露軍副司令官セルゲイ・スロビキン上級大将ら約30人がワグネルの名誉会員になっていたと明らかにした。スロビキン氏は反乱後に拘束されたと報じられており、露当局が今後、他の高官の粛清に乗り出す可能性がある。
 一方、ウクライナ軍は露軍の混乱を機に攻勢を強めている。ウクライナ軍の総司令官は28日、米制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長と電話で会談し、露軍との戦闘で「主導権を握った」と報告した。ウクライナの国防次官は29日、東部ドネツク州の要衝バフムト方面の戦線での前進を強調した。
(引用終わり)
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 1日 今日7月1日(土)の天気 午前中が大雨のピーク 関東は午後も雨

2023-07-01 09:14:17 | 環境
今朝は土曜日なので朝から「ウエークアップ」を見ていました。暴徒の話題が九州を中心とした集中豪雨とそれによる「内水氾濫」を取り上げていました。
市内を流れる大河川の水量が上がると、市内の用水や排水路の水が川に排水できず(場合により河川の水流逆流を防ぐため防水扉を閉める)ため、マンホールから水が噴き出したり、飛んだりする現象が起き、その結果市内の低い場所に水が溢れ、予想もしないほどの短時間に7-80センチを超える室内浸水が起きる現象です。東京の様な大都市でも低地で水の集まりやすい場所(渋谷駅前の交差点を取り上げていました)や鉄道線路下のアンダーパスがそうなる可能性が高いと話していました。ここ横浜は昨日は終日曇り、今朝は9時過ぎからかなりしっかり振ってきました。予報だと午後からはズーッと降る様です。
これは記事の2枚目の写真です。雨は東に移動する様ですが、九州や四国方面は今日も警戒が必要なようです。


大きな被害が出ない事を願っておきます。




写真:1日の全国天気予報

ウエザーニュース:
2023/07/01 05:28 ウェザーニュース

■ 天気のポイント ■

・西日本や東海・北陸は大雨に警戒
・関東は夕方まで断続的に雨
・北日本は雨がやんでも雲多い空

今日7月1日(土)は、南下する梅雨前線が通過する西日本〜東日本の各地で雨が降り、午前中は西日本や東海・北陸では大雨となる所があります。これまでに降った雨で川は増水し、地盤が緩んで土砂災害の危険性が高くなっています。安全な場所で過ごすようにしてください。
西日本や東海・北陸は大雨に警戒
し、危険な場所からは避難してください。

午後になると梅雨前線が次第に南に離れ、雨は小康状態になる見込みです。
関東は夕方まで断続的に雨
関東は雨の降る所が多く、午後は広い範囲で本降りの雨が予想されます。夜にかけて断続的に雨が降るため、外出には傘が必須です。

雨の割に気温は高めで、蒸し暑い一日となります。
(以下省略)


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30日 NYダウ平均 285ドル高の3万4407ドル…インフレ懸念が後退

2023-07-01 08:38:34 | 為替 ドル 株式
6月30日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は、ここをクリック⇒前日比285・18ドル高の3万4407・60ドルだった。値上がりは2営業日連続。
今朝早朝閉まったNY株はダウ平均が285ドル高・ナスダック総合は196ポイント高と共に確り値上がりしました。この日はFRBの利上げへの警戒感が薄らいだ為としています。

読売新聞オンライン:
6月30日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比285・18ドル高の3万4407・60ドルだった。値上がりは2営業日連続。
米国のインフレ(物価上昇)への懸念が後退し、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げへの警戒感が和らいだ。IT大手アップルやマイクロソフトなどの銘柄が値上がりした。
 IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は196・59ポイント高の1万3787・92だった。(ニューヨーク支局 小林泰裕)
(引用終わり)
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