5日、原子力規制委員会は審査を再び中断することを決めた」と報じられました。各社いろいろな観点から報道していますが、この毎日の記事が簡潔にして写真迄添えて有りますので引用します。
規制委員会会長 中山伸介氏(ネットより)
審査の申請書のうち、原子炉直下の断層に関する部分を8月末までに修正して出し直すよう、原電に行政指導するとの事です。
何と敦賀2号機の審査は、断層データの無断書き換えで約2年間中断していた。昨年12月に再開してから、わずか4カ月で再び中断する異例の事態となる。「申請を却下」との意見も有ったそうですが、そうなると再審査の準備に大変な負担が申請側、審査側両方に掛かるため、指導になった様で、次の審査に似た様な事が繰り返されると、廃炉の判断もあり得そうです。もう10年以上も前から、ここをクリック⇒2号機地下の「活断層」の調査が行われていたのですね。
写真:日本原電敦賀原発2号機=福井県敦賀市で2022年12月12日、本社ヘリから北村隆夫撮影
毎日新聞:
日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)の安全審査で断層データの資料の誤りが相次いで見つかっている問題で、原子力規制委員会は5日、審査を再び中断することを決めた。審査の申請書のうち、原子炉直下の断層に関する部分を8月末までに修正して出し直すよう、原電に行政指導する。
敦賀2号機の審査は、断層データの無断書き換えで約2年間中断していた。昨年12月に再開してから、わずか4カ月で再び中断する異例の事態となる。敦賀2号機は原子炉直下の断層が「活断層」だと規制委の有識者調査団が認定しており、廃炉を迫られる可能性がある。審査のさらなる長期化は必至だ。
〈引用終わり)
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