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【トランプ米大統領は10日、鉄鋼・アルミニウム製品に対する25%の追加関税を全ての輸入品に適用するための大統領令に署名した。追加関税は第1次政権で導入されバイデン前政権でも続いていたが、課税を免除する例外措置も多く設けられていた。例外措置は失効するため、日本製品にも追加関税が適用される。アルミ製品への追加関税は10%から引き上げられる。
大統領令によると米東部時間3月12日午前0時1分から、通商拡大法232条に基づく追加関税を全面適用させる。同法のもとで広く認められていた例外措置は同時刻をもって失効させる】と日経が報じました。
日米首脳会談が「両国満足できるレベルで終了」と見えました。
そこで、『3月12日から実行』と有りますから、この間にディールが成りたつかも知れません。過度の反応は我慢して「もう少しEUなどの動くを見る必要」が有りそうです。
トランプ大統領の頭に「米国の対中赤字をはじめ、メキシコや日本も片づけたい国」が有ると思います。
2024年の「米国の貿易赤字額は1兆2117億ドルで日本は7位で5.7%とあります。金額で691億ドル」になると思われます。
そこで、石破首相が「日本の投資を1兆ドル以上に引き上げる」約束がトランプ大統領の頭の中でどう処理されたのか? に今後の交渉のポイントでないか!と思うので、静かに次の重量級閣僚との話し合いを待ちたいと思います。
写真:トランプ米政権は鉄鋼関税を強化することで中国の過剰生産品から国内市場を守る構えだ=ロイター
日経新聞:
トランプ米大統領は10日、鉄鋼・アルミニウム製品に対する25%の追加関税を全ての輸入品に適用するための大統領令に署名した。追加関税は第1次政権で導入されバイデン前政権でも続いていたが、課税を免除する例外措置も多く設けられていた。例外措置は失効するため、日本製品にも追加関税が適用される。アルミ製品への追加関税は10%から引き上げられる。
大統領令によると米東部時間3月12日午前0時1分から、通商拡大法232条に基づく追加関税を全面適用させる。同法のもとで広く認められていた例外措置は同時刻をもって失効させる。
大統領令では、例外措置によって特にカナダ・メキシコからの輸入が大幅に増え「安全保障を損なう恐れがある水準に達している」と指摘。米国鉄鋼産業の稼働率が8割を下回っていることに危機感を示した。
トランプ氏は「私は鉄鋼企業が大好きだ。これからは(関税による保護で)とても価値のある企業になる」としたうえで、鉄鋼製品の値上がりは「心配ない。いずれ関税のかからない国内で製造することになるから、安くなる。雇用も増えるだろう」と述べた。
発動まで約1カ月の猶予期間が設けられたことで今後、例外措置の継続を巡る各国との駆け引きが予想される。トランプ氏はオーストラリアとの間で例外措置継続に向けた協議をする可能性を示唆した。
これまで適用除外だったカナダ、メキシコ、オーストラリアのほか、欧州連合(EU)、英国、ブラジル、韓国、日本などからの鉄鋼・アルミ製品の関税負担が大幅に上がることは避けられない。
(以下省略)
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