この世知辛い世の中に、剛毅な方がいるものです。
「6億円見込まれる市民プールの改修費を全額寄付する会社経営者」の話です。
【愛知県尾張旭市にゆかりのある50代の会社経営者が申し出たのは、市民プールの全面改修に必要な工事費の寄付だった。市によると、その額は5億〜6億円と見込まれ、市の負担は一切なし。自分の子どもが幼い頃に泳ぎ、多くの市民が親しんだプールを次代につなぎ、子どもたちに楽しんで欲しい――。そんな願いがこもる申し出のようだ】が報道の肝です。
早速どんな方だろうと興味を持ちましたが:
【この経営者は名前や性別などを公表しない意向を示しており、市を通じてコメントを寄せた。「将来、地域の子どもたちが大人になった時、自分の子どもを連れて遊びに行けるプールがある環境を残していきたいと思った」
柴田浩市長によると、現在の市の財政状況では全面改修は難しかったという。「寄付の申し出がなければ、設備が故障し、改修が必要になれば閉鎖もやむを得ないと考えていた。その熱意に感謝の言葉しかない」】
もし、大金を持つ身になれたら「お金かこの型の様に使いたいものです」
驚きました。 Good Job !!!
写真:尾張旭市民プールのイメージ図=同市提供
朝日新聞デジタル:
愛知県尾張旭市にゆかりのある50代の会社経営者が申し出たのは、市民プールの全面改修に必要な工事費の寄付だった。市によると、その額は5億〜6億円と見込まれ、市の負担は一切なし。自分の子どもが幼い頃に泳ぎ、多くの市民が親しんだプールを次代につなぎ、子どもたちに楽しんで欲しい――。そんな願いがこもる申し出のようだ。
尾張旭市上の山町にある市民プールは1979年7月に開業。敷地面積は約1万3600平方メートルで、50メートル(9コース)と25メートル(7コース)、幼児用プールがあり、料金は子ども100円、大人310円。7〜8月に営業し、夏休みを中心に2万人ほどが利用してきたが、老朽化でプールサイドの床やプールの底が破損しているところもある。
今年4月、市民プールの前を通りかかった会社経営者は、元気に遊ぶ子どもたちの姿を見かけ、昔よく自分の子どもを連れて行った頃のことを思い出したという。同時に、老朽化が進む現状を目の当たりにし、「地域の子どもたちにきれいなプールで楽しく、安全に遊んでほしい」と願って、寄付を申し出たという。
市と会社経営者は、全面改修に向けて協議を重ね、今月15日に覚書を締結した。今年度中に基本設計と全体事業費を積算する。熱中症対策として日よけの設置や休憩施設、幼児用プールの充実などを図る。
この経営者は名前や性別などを公表しない意向を示しており、市を通じてコメントを寄せた。「将来、地域の子どもたちが大人になった時、自分の子どもを連れて遊びに行けるプールがある環境を残していきたいと思った」
柴田浩市長によると、現在の市の財政状況では全面改修は難しかったという。「寄付の申し出がなければ、設備が故障し、改修が必要になれば閉鎖もやむを得ないと考えていた。その熱意に感謝の言葉しかない」
来年春以降に着工し、26年6月の完成を目指す。来夏のプールの営業は休止する。(松永佳伸)
(引用終わり)
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