昨日26日政府は「国産の新型乗用車を対象に、2021年11月から自動ブレーキを義務付ける方向で調整」である事が明らかになりました。
一部のメーカーでは新車に自動ブレーキの取り付けが行われていましたが、今回の調整は前段があり「2019年2月に40カ国の国と地域で自動ブレーキの国際基準が合意されていました」
輸出の事を考え合わせれば「国際規格に合わせ厳格化するのは当然の流れです」
以下の参考写真は今年7月ホンダ「N-WGN」車の自動ブレーキテストの路上デモです(ネットより)
どうやらこれは軽自動車ですが、新車は自動ブレーキ標準装備との様です!
ホンダのPRページから安全装備をみるとHonda SENSING なる一連の追突防止他安全装置が施されています。
軽自動車にしてこの装備ですから高級乗用車は当然装備されますね。
そして2021年秋を目途にすれば「昨夏の池袋での高齢ドライバーの暴走による母子即死事件」の様な悲惨な事件・事故は減るでしょう。
一方地方や都会でも高齢ドライバーによる暴走・逆走やブレーキとアクセルの踏み間違え等は依然として残ります。
例えば、80歳過ぎの高齢ドライバーが後5年で「運転免許返納」となるか、その頃は軽トラでも「自動ブレーキ装備」になるか何だか微妙な感じがあります。
取り敢えず、少しでもうっかり事故は減りそうで自動ブレーキのトラックへの装備も進めて(CMではトラックも装備している車種があります)欲しいものです。 お願いします!
写真:自動ブレーキのテスト (ホンダ I-WGN ネットより)
共同通信:
政府が国産の新型乗用車を対象に、2021年11月から自動ブレーキ搭載を義務付ける方向で最終調整に入ったことが26日分かった。性能要件も来年1月発効見込みの国際基準に合わせ、現行の国内基準より厳格化する。高齢ドライバーの操作ミスによる事故多発を踏まえた。既に主要メーカー各社と調整しており、関係省庁との協議が調えば年内に正式決定する。
政府は6月にまとめた緊急対策で義務化を検討するとしていた。国際基準の採用により、メーカーによってばらつきがある自動ブレーキの精度を高め普及させる。
軽自動車を含め21年11月以降に販売される新型車やモデルチェンジする車が対象。(引用終わり)