王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「大嘗宮の儀」15日未明に終了令和の安寧祈られる

2019-11-15 10:20:45 | 天皇家
昨日14日夕刻6時過ぎ食事で居間に集まりTVを見ていたら丁度、「大嘗祭」が新築された「大嘗の宮」で執り行われている場面がLIVEで映しました。
かがり火の光と侍従?が足元を照らす小さな松明しかありませんが、最新技術でしょうカメラは見事に対象を捉えていました。
今上陛下が「悠紀殿」とかに向かわれる様子が映し出されました。
この後そこで「東日本で採れた新米他を皇祖神に捧げ自らもいただく様です」
映像はそこまでで「悠紀殿」や「主基殿」内部の事は、天皇家の私事にわたるので国は関与しないとする苦心の策と思います。
大嘗の宮とはこんな様子です。(ネットより)

配置図はこんな風(ネットより)
祭祀を終えて赤坂御所へ 15日未明 (ネットより)

さてこの大嘗蔡(古くは新嘗祭)は中世の頃より一世一代の儀式となり戦国の乱で200年ほど中断したものの今日に続いて来たものだそうです。
神様の直系の子孫という(伝説を持ち)絶対の権威を持つ家柄としての天皇家が自分の家と合わせ国民の安寧と豊穣を祝う儀式のようです。
各メディアも書きませんが殿/館の内陣では「衾“ふとん”に包まれて皇祖神の神霊で生まれ変わりか、リフレッシュをイメージする儀式」が有った様です。
これは憲法が出来る前から「歴代天皇が務められてきた儀式なのです!

1945年の敗戦で国民の信仰を「政教の分離」というなじみのない戦後の「憲法」で私事と公的行事を「スパッと切り分ける」のは困難です。
戦後長い事掛けて政府も天皇家も「天皇家の私事の部分を切り分ける努力をして来ました」
何も天皇家が現行憲法下に「組み入れて下さい」と懇願したわけではありません。
戦後の国際政治、特に米国の意向が強く働いて「天皇(特に昭和帝)の御稜威」が憲法に「象徴天皇」という「木に竹を接いだような判らない制度が持ち込まれました」。
それを「平成の上皇/上皇后陛下が国民寄り添い国民の安寧をひたすら祈る」
との生き様/スタイルを確立されました。今上陛下は「そのスタイルを継続されるお気持ち」と拝察いたしました。
もう既に「キリスト教信者」から今回の一連の行事が憲法の「政教分離」に反すると訴訟の様です。また大嘗祭に掛る一連の行事で25億円(大嘗の宮のそれは9億6千万円とか)が無駄とか演説会で批判やら会合ツイッターなどで意見が投稿されている由。

国家予算100兆円を超える東アジア一番の優良にして穏やかな国が一代(ざっと25-30年に一度)の晴れの盛儀です。「即位立礼の儀」始め「祝賀パレード」でどれほどおとぎの国の様な夢の様に平和で穏やかな国柄を海外に示すことが出来たでしょうか!! この行事をイベントと捉えれば「Good Job !!」いやいや「Well done!!ですよ。
この後の「大饗の儀」も晴れやかに無事お開きとして欲しいものです。
これをやってこそ安倍首相は「行政府の長として一世一代の盛儀を取り仕切った貫目が認められます」
雑事に気を奪われない様18日までしっかりお願いします。

写真:祭場(悠紀殿)に向かわれる今上陛下

FNN PRIME:
皇位継承にともなう重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心的な儀式、「大嘗宮の儀」が、14日の夕方から15日未明にかけて行われた。
「大嘗宮の儀」は、皇居・東御苑に建てられた大嘗宮で行われ、15日午前0時半ごろ、ほのかな明かりの中、陛下は最も格式の高い白い装束に身を包み、皇位のしるしである「剣」と「勾玉(まがたま)」をともない、「主基殿」へと進まれた。
皇后さまも、「おすべらかし」に髪を結い、純白の十二単姿で「帳殿」と呼ばれる建物に入り、拝礼された。
陛下は「主基殿」の中で、新米などを神々に供え、自らも口にし、五穀豊穣(ほうじょう)や国民の安寧(あんねい)を祈られ、午前3時15分ごろ、儀式は終了した。
これに先立ち14日夜、「悠紀殿」でも同様の儀式が行われ、およそ6時間に及ぶ重要な祭祀を終えた両陛下は、午前4時すぎ、皇居をあとにされた。
儀式には、安倍首相や三権の長など425人が参列し、16日と18日には、両陛下が参列者と食事を共にされる「大饗の儀」が行われる。(引用終わり)
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桜を見る会、来年度中止…政権内「不透明感否めず」野党「ふたをしたと思ったら大間違い」

2019-11-15 10:10:24 | 政治
問題の発端は8日の国会参院予算委員会の場だそうです。共産党の議員が「総理は後援会関係者を多数招待しているのではないか」との質問でした。
総理は「主催は私だが招待者の選択にはかかわっていない」と答弁。
ところが問題はこれだけで納まらず、野党が入れ代わり立ち代わりこの件で質疑をかわす事態になりました。
TVのニュースショーで「2019年4月の招待客は18200人、総理関係者は850人に上る」「予算は2014年の3000万円から19年には5500万円、さらに20年の概算要求では5750万円と膨らんだ」と取り上げています。
何とも晴れやかでにぎやかですねー!!(ネットより)
どんだけ― の小母さん/いえ小父さんも(ネットより)

何ともあでやかですね! この方たちはももクロですかね!(ネットより)

そして招待の選考基準が曖昧なため「安倍首相による後援者接待で公職選挙法違反の恐れ」と指摘されるに至りました。
更にその「前夜祭に豪華ホテルに5000円のパーティ」は(安すぎて)有りえねー との批判が続きています。
それやこれやで13日には菅官房長官が「(総理の判断で)来年の桜を見る会は中止」となりましたが野党の追及は止む様子が有りません。
安倍首相のやり口は「もりかけ問題では官僚側が忖度とかで問題を交わしお粗末大臣は辞任で切り捨て、英語検定問題は先おくりで自身の責任を回避しました」さて今回はどんな手段で逃げ切りますかね?
安倍1強で党内で“高笑い”している場合でも無い様な気がします。
福田元首相が衆院少数与党の時、「可哀想な位、気を使ってやっている(政権運営をしている)のです」と語っていたのを思い出しました。
ご自愛のほどお願い申し上げます。

写真:今年4月13日の記念写真

読売新聞:
政府が「桜を見る会」の来年度の中止に踏み切ったのは、招待者の選定基準が曖昧なまま継続すれば、政権への打撃が拡大すると判断したためだ。野党は安倍首相が多数の後援会関係者を招き、会を私物化していたとして、引き続き追及する構えだ。
 「様々なご意見があることを踏まえ、政府として招待基準の明確化や招待プロセスの透明化を検討したい」。菅官房長官は13日の記者会見で、開催中止の理由をこう説明した。
 問題が浮上したのは、8日の参院予算委員会だった。共産党の田村智子参院議員が「首相は後援会関係者を多数招待しているのではないか」と問いただし、首相は「招待者の取りまとめには関与していない」と釈明した。
 桜を見る会の開催要領は皇族や国会議員らに加え、「その他各界の代表者等」を対象としており、「いくらでも拡大解釈が可能だ」(野党幹部)との批判が噴出した。実際、支出額は2014年の約3000万円から19年には約5500万円に、参加者も約1万3700人から約1万8200人に膨らんでいた。
 事務局の内閣府によって招待者名簿が廃棄されたことも明らかになり、政権内からも「運営に不透明感が否めない」(自民党幹部)との懸念が強まった。
 菅官房長官は12日、招待者の選定基準を明確化する考えを表明したが、13日になって中止に踏み込んだ。政府高官は「微修正で強行するよりも、立ち止まってしっかり見直した方がいい」と語った。政府は来春用の費用として20年度予算で約5730万円を要求しており、年末の予算編成前に手当てする事情もあったとみられる。
 安倍内閣では、菅原一秀・前経済産業相と河井克行・前法相が政治とカネの問題で更迭された。大学入学共通テストでの英語民間試験の活用も批判を受け、20年度からの実施見送りを決めた。与党内には「長期政権の緩み」(自民党中堅)と指摘する声があり、首相官邸は早期の幕引きを図った。
 一方、野党は衆参両院で予算委員会の集中審議を開くよう求めている。立憲民主党の安住淳国会対策委員長は13日、「首相が国会に来て我々の疑問に答えない限り、この話はエンドレスに続く。ふたをしたと思ったら大間違いだ」と記者団に語った。共産党の小池書記局長は、桜を見る会前日に首相の後援会が開いた会合が政治資金収支報告書に記載がないと指摘し、「法に触れるようなことがあれば首相を辞めていただくしかない」と述べた。(引用終わり)
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