このとんでもない事件が起きたのは23日昼頃、JR宇都宮園の車内と自治医大駅で10分ほどに亘って行われた傷害事件です。
車内で優先席に座り喫煙を始めた男に乗り合わせた高校生が「喫煙をやめるよう」注意した所、逆切れした車内で殴る蹴る、土下座を要求して座ったところをなお攻撃し、下車した自治大駅でも暴行が続いたようです。
23日の夜にはイメージ映像付きで一報が有ったと思います。24日に逮捕された男は飲食店従業員の宮本一馬容疑者(28)と報じられましたが、別紙ではホストとありますからホストクラブのホストをやっていたという事に成りそうです。事件を目撃した人の話で「臥体の良い」と有りました。昨日の画像では確かにひときわ大きく見えました。
ネットからの映像です

この男は取り調べに「正当防衛だ」ととんでもない事を主張した様です。
恐らく言い争いの段階で高校生に迫った所、手か体の一部が触れた事を攻撃と主張して以後の暴行を正当化している様な気がします。
この記事では大学の先生が「勇気ある行動だけど、相手が何をするか、何を持っているか分からない状態では大変危険な状態だった」と何だか判らないお話をしています。日本が戦後新憲法で「戦争の放棄」に加え「自衛権の行使も認めない」変な国柄になってしまいました。彼の行為は一市民に自衛権の行使を禁止するものなのでしょうか? 是非乗客皆で止めに入るとか、すぐに警察或いは駅員に連絡するとか、最低限出来ることをルール化しておく必要が有ります。既に昨年の夏頃から「誰でも良いから巻き添えに」と走行中の車内に火を点ける馬鹿者が続いている始末ですからね。
JR東日本は「躊躇なくSOSボタンを押せ」と広報していますが、善良な市民はその先を考えないといけません。
SOSボタン(この記事より)

この勇気ある高校生に「これから5年位は見守りを続けめげない様、密かに見守りを続けるような配慮が必要なのでしょうね」
写真:ABEMA TIMES より
ABEMA TIMES:
栃木県で電車内での喫煙を注意されたことに腹を立て、男子高校生に暴行を加えたとして、飲食店従業員の宮本一馬容疑者(28)が逮捕された。
JR宇都宮駅から知人と2人で電車に乗り、優先席に座った宮本容疑者は、1つ先の雀宮駅を過ぎたあたりで寝転がって喫煙をはじめたという。これに対し、近くに座っていた男子高校生が「お兄さんタバコ吸ってますね。やめてもらえませんか?」と喫煙をやめるよう求めた。すると、宮本容疑者は逆ギレし、顔を近づけるなどの威嚇をはじめ、2人はもみ合ったあと、宮本容疑者が一方的に男子高校生に暴行を加え始めた。
10分以上にわたり殴る蹴るなどの暴行を受けた男子高校生は、顔の骨を折られ、全治不詳の重傷。男子高校生の父親によると、「(宮本容疑者に)駅から降ろされて。『降りないと、周りの友達もやるぞ』みたいなことを言われた」という。
宮本容疑者の同行者と、男子高校生の3人の友人は暴行を止めようとしたが、他の乗客の中に止める人は誰もいなかったということだ。
関わるべきか、関わらざるべきか――。街中で考えを聞いてみると、「止めに入りたいですけど、やっぱり怖いと思うので」(20代女性)、「止めには入りますよね。まして高校生だったらなおさら」(20代男性)、「どっちかっていうと割って入る方だから、とっさに止めたかもわからないですね」(70代男性)という声が聞かれる。
一方で、「足を引っかけられたとかで、キレて(電車から)引きずり降ろしている場面を見たことがあります」(20代女性)、「知らない男の人にお姉ちゃんの髪の毛わしづかみにされて、すごい引っ張られたっていう。やられたのは私じゃないけど、めちゃめちゃ怖かったです」(30代女性)と、恐怖の電車内トラブルに遭遇したという人も。
男子高校生の行動について、東京工業大学准教授の社会学者・西田亮介氏は「大変勇敢だった。社会的なマナーを守るべく、誰かが注意しないといけないと考えたのだろう」と推察する一方で、「相手がどんな人なのかわからない、何を持っているのかわからない大変危険な状況だ」との見方を示す。
電車内等で迷惑行為を確認した際の対応について、JR東日本は「駅社員、または乗務員、警備員に知らせ、車内では躊躇なくSOSボタンを押して乗務員に知らせる」よう呼び掛けている。
西田氏はそれが基本だとした上で、「最近、車両も大幅に改善されていて、SOSのボタンやカメラも付くようになっている。無理は禁物だ」とした。(『ABEMAヒルズ』より)
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