山あり谷あり子育て、親育て!

高1娘と小6息子を育てを綴ります。2016,2020と中学受験終了です。子どもを通して親の私も親として成長も綴ります。

読書記録:麻布と開成と灘

2016年11月08日 12時56分58秒 | 感銘語録

「謎」の進学校 麻布の教え (集英社新書) 新書 – 2014/10/17
神田 憲行 (著)




教えて! 校長先生 - 「開成×灘式」思春期男子を伸ばすコツ (中公新書ラクレ 494) 新書 – 2014/5/9
柳沢 幸雄 (著), 和田 孫博 (その他)



2冊、結構あっという間に読みました。
感想!
なんと良い学校なんだ。
あ~男子校ってやっぱり汚いんだな(麻布だけ??)

Nの教室にも麻布へ行った卒業生の学校紹介が貼られていたけれど・・・
「先輩がヤバイ」とか「ハウスダスト注意」とか「○○校舎が納豆くさい」とか
「ゴミがすごい」とか書いてあった。

それでも魅力的だと思う。
やっぱりそこには学校の歴史、進学校とよばれている男子御三家のひとつだという学校以外の
魅力にあふれていた。
先生方との会談?懇談?の内容からも面白さを感じました。

一方の開成×灘の本も、共通点があるな~。灘と麻布、灘と開成似ているな~と思いました。
トップを走る学校故なのか?そこには「自由」があり、「自由」には責任が感じられました。
何より、どんな子にも居場所があるように思えてなりませんでした。

勉強、勉強というわけではなく、中高あわせた6年間でみつける自分探し、自立と自律。
どの学校にもかかれた「子離れ」、「親離れ」
考えさせられることばかりでした。

そして、このトップと呼ばれる学校へのあこがれはますます募るのでした。
(ーー;)
そこが難関校だからとか○○大学へ行くから!とかそういうのではなく、学校自体に魅力があるのです。
この学校に行ったら絶対楽しいだろうな!っていう魅力が。

それでもその学校になじめない子もいるようなのも事実なのですが、、、、、子どもが
見学して、いろいろ知ることで「ここに行きたい」と思うならば、行ってほしい、行かせたい学校となりました。

うーーーーん、わが子を知らないと怒られそうですが、憧れ、夢でもいいのです。
その夢に向かってがんばってほしいです。
とりあえず来年度、両校には(麻布、開成)行事ごとに見学に行ってみたいです。
あ、武蔵も行ってみたいな~。

武蔵についての本もでているのかしら?
今度調べてみます!!


主人にも「麻布」の本を貸したのですが、「面白い学校だよね。」「いい学校だね」「似ているよね、ガーネット(娘)の学校と」って言ってました。
そう、なんだろう??なんだか似ているのです。
似ているところが多いと思いました。
その後に読んだ「開成×灘」の本でも感じました。
それは歴史のある上位校が持つどくとくな何かなのか?
とっても似たふんいきがあるのです。

だからといって主人は私立に首を縦にはふりそうもないのですが・・・・・お姉ちゃんが行く学校も
まだまだ遠いレベルにあるので、(主人はお姉ちゃんの学校でいいというのですが・・・もしくは
地元の公立・・・(ーー;)お姉ちゃんの学校も狭き門なのです。)息子にはコツコツがんばってもらうしか
ありません。

最近読んだ本「受験必要論 人生の基礎は受験で作り得る 」林 修 (著)

2016年10月01日 13時25分00秒 | 感銘語録
「受験必要論 人生の基礎は受験で作り得る 」
林 修 (著)


単行本(ソフトカバー): 272ページ
出版社: 集英社 (2013/10/4)
言語: 日本語
ISBN-10: 4087815366
ISBN-13: 978-4087815368
発売日: 2013/10/4
¥ 1,296.-

図書館で「あ、これ読んでみたかった本だ!!」と見つけた林先生の本。
とっても興味あった本です。
娘に読ませたかった!
TVドラマのドラゴン桜のレンタルDVDを見たばかりの娘には良い刺激なんじゃないかと思いました。
受験する意味・・・・ドラゴン桜ではないけれど、なぜ勉強するのか林先生が持論を展開しています。
特に灘のキムタツこと木村先生との対談は読みごたえありましたね。
お二人とも公文肯定派。
私も下を公文に通わせて、公文いいじゃん!って思ったくらいですので。
やっぱりその子がどれだけ前向きになれるか、結局嫌々やっても身につかない。
対談の本文では高校の面倒見主義が話題になっていました。
お二人の意見はそこにもの申す!な意見だったのですが、親としてはありがたい!!と今まで思っていたのですが
至れり尽くせりでは、止まって考える時間、自分と向き合う時間、自分の意見を持つ時間が生まれないんだな~と
なるほど~とうなずくことが多かったです。
勉強するのはなぜか、少子化で全入時代だからこそ、もっと子どもに考えてほしいことがあるように思いました。
いつまでも親や先生が伴奏していくわけにはいかないのです。
ブロ友さんのお宅はすごいな~って思っていたけれど、やっぱりちょっとそれもどうかな~と思うようになりました。
子どもの人生、親が考えてやるにしてもアドバイス程度、中受は二人三脚でいいかもしれないけれど
やっぱり中学になったら自分の足で立ち、考えていける準備をして、高校になったら自分で考えて動けるように
なってほしい。
アクティブに!
男の子も、女の子も厳しい時代になっていくのはわかっているから、生きていけるだけの何かをつかんでほしいと思う。
それを考えさせてくれる本でした。
林先生の他の本もよんでみたくなりました!





以下Amazonサイトより抜粋


●受験とは特権的なことである
●受験1ヵ月前に生徒に贈る言葉
●「積極的受験」と「消極的受験」
●今の受験競争はゆるすぎるのでは
●東大理I、理IIに飛び級を導入せよ
●日本史を必修に
●詰め込み教育では頭はパンクしない
●結果が出る科目を1つ作れ
●浪人を勧めない理由
●なぜ本気でやって成績が上がらないのか
●国立の難関大学では良問が多い
●日本の入試は公平だ
●都会と地方で受験環境に差はあるか
●受験はつらくないと危険だ
●受験にはフライングもスピード違反もない
●僕の受験生時代
●東大は一番いい大学か
●予備校講師としての責任のあり方
●受験生は彼氏彼女を持つべきか
●受験勉強をする目的は何か……ほか。

★灘校・英語教諭、木村達哉先生とのスペシャル対談も収録。

古い本ですが、「男の子は母親次第」を読んで

2016年07月15日 12時55分00秒 | 感銘語録


『男の子は母親次第 』
宗内 数雄 (著)
毎日新聞社

今読んでいる本です。
SMの文化祭で、たぶん100円くらいで買ってきました。
1、2年前の文化祭です。
やっと読み始めました。
只今半分ほど。
1998年発刊の本なので、ちょっと古めかしいかな?と思う部分も多いのですが
興味深く読んでいます。

本の中の「謙虚なお母さん」のタイトルの中に

[・・・仮りに子どもが難関の中学に合格したとしても、それは子どもにとってはスタートにしか過ぎない事を知っている・・・・・中略・・・子どものために、それが真にどう活かされるか、あるいは殺していないかを考える。]と記載があった。

そう、長い人生において中学受験はほんのわずかな通過点に過ぎない。
先の長い人生において、それをどう生かしていくか、どう受け入れ、どのように過ごしていくかが
大事なんですね。
ここで終わりでは無いんです。
まだまだ続く人生。

難関とは思わないけれど受験して入った学校に通う娘。
御学友とはソリが合わないのか??はたまた思春期特有のけだるさからの文句なのか?
楽しい話もあれば、聞いていてオイオイと思う部分も多々ある。
それでも嫌がらずに学校に行っている。
なんだかんだ文句は多くても『来年は~』と未だ入学もしていない新1年生とともに
遠泳合宿に同行する話しもしている。
・・・結構文句が多い割には、また遠泳合宿に行く気になっているところが笑えるのですが。
文句が多くて、先々続けていけるのか深海魚と呼ばれるような類になってしまい
学校に行かなくなったらどうしようなんて心配もありましたが、全然平気みたいです。

ここが終わりではなく、娘には娘の、息子には息子の未来があります。
未来を明るく照らせる一助となるように父も母もがんばります。

大変な事も多いけど、前を向いて、顔をあげて歩いていけるように
厳しい世の中でも、歯を食いしばって笑って進める子になるように
自立して成人後は自分で自分の御飯が稼げるように
そんな子どもに育ってほしいと願っています。

私も親として日々精進です!


自分で考え、納得して実行しないと上達しない

2016年02月28日 08時43分24秒 | 感銘語録
今、読んでいる本のなかで紹介された、元日本ハムの梨田監督の
言葉として紹介されています。

『誰かに強制されて、頭ごなしに指示や命令をされて
練習することは自分自身も嫌だから、、』とありました。

勉強でも、運動でも、ピアノでも、そうだな~と思った。
やっぱり自分自身で目的意識や目標をもち、なぜやらなければ
いけないのか、今やるべきことはなんであるのかを
小さいながらも自分で納得して取り組まないと、伸びない。
上達はしないんだ。


模試の結果に一喜一憂する、志望校を再考する、そうじゃないんだ。
結果を真摯に受け止め、何が足りないのか、どうしたらいいのか、
目標に近づいていける自分にならなくてはならなかった。

今更ながらに思った。

やはり志望校への思い、そこで何をしたいか、どうなりたいか、
強く強く願い、がんばり抜ける子になれるか、なれないかなんだと。

途中から目を背けてしまった事に娘もうすうす気づいている。

この気づきが中学生活へつながればいいと願う。