湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

「森山荘」国見温泉

2014-10-26 | 岩手の温泉
国見温泉「森山荘」

国見温泉は2軒の温泉宿があり(「森山荘」と「石塚旅館」)
「森山荘」は国見温泉の一番奥の突き当りだ。





入浴受付で「まっとうな温泉・東日本版」を見せ入浴許可の印を押していただく。
(あらかじめ「森山荘」に来る前に、電話で入湯お願いと許可確認はしている)


いざ お風呂へ

うわさの黄緑色のお湯
お~これが国見温泉の色か~!!

窓の下にはペット用のお風呂も見えた

そうです。ここは「ペットの温泉」もある贅沢な温泉施設なのです。




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大沢温泉の自炊部  館内設備

2013-11-04 | 岩手の温泉
大沢温泉の自炊部は、「売店」「食事処」「自炊場」「コインランドリー」など
長期湯治に向いた設備がすべて整っている。

自炊部 受け付け横の「休憩所」・・「新聞・雑誌・テレビ」などある。

畳の上に小さいテーブルが数個 置いてある。そこで座り本を読み休憩できる。
湯上りに畳に寝転んで休憩する人もいる。
テレビも見られるし(自炊部の部屋にもテレビはある)いろんな湯の湯待ちに利用できる。
調度品が年季がいっていて昔ながらの古さが芸術品並みにいい、非常に落ち着く。

自炊部の 受付横の「売店」

ここには、生活用品がすべて?ある。お土産コーナーも

生鮮食品も・・

果物も・・


「お食事処 やはぎ」

メニューが非常に多い。定食から、一品ものからなんでもあり。味がいい~

今回は 一日目の夕食に「やはぎ定食」

二日目の夕食に「いわい鶏の石焼ステーキ」

「親子丼」と「ギョーザ」

2日間の朝食は、どちらも「朝定食」を予約した
一日目

二日目


★お昼は、売店で買ったパン、ヨーグルト、牛乳などで済ませた。

自炊部の「共同調理場」

今回は、特に調理はしなかったが、
お湯が出るし、歯磨きや手洗い 食器洗いに使用した。

自炊部にある「コインランドリー」

今回は、2日連泊したから、
旅行に出て早1週間分のたまった洗濯物をこのコインランドリーを使って
一気に洗濯した。  あ~気持ちよかった。
洗濯ものは1回に7キロまで洗える洗濯機と 乾燥機付き。
(洗濯機は1回200円 乾燥機は1回100円  洗剤は別売り・・売店で)
私は、今回、洗剤を持参していたので、洗剤料金は必要なかった。


★大沢温泉の自炊部の 一泊素泊まり料金は なんと2002円★

自炊部が充実。 
自炊部こそ「大沢温泉」の真髄!! 温泉湯治天国「大沢温泉!!」 
やった~!!


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大沢温泉 ゆかりの人々 

2013-11-04 | 岩手の温泉
大沢温泉は、
「坂上 田村麻呂」「宮沢賢治」や「高村光太郎」「相田みつを」らに関係の深い温泉。

古くは、延歴年間(千二百年前)に
征夷大将軍「坂上 田村麻呂」が東征の際
蝦夷軍の毒矢に負傷したが・・
大沢の湯に入浴して、ほどなく傷が癒えたという。

「宮沢賢治」は
地元の岩手県花巻市出身で、
少年の頃から、父親に連れられて大沢温泉を幾度となく訪れている。
大沢温泉が 花巻仏教会の講習会場だったので
信仰心の厚い父親が、少年の賢治を連れ いつもこの講習会に参加していた。
学生時代に 「賢治」は悪ふざけをして「湯を汲み上げる水車」を止めてしまい、
お風呂場が大騒ぎになったこともあるらしい。
また後年 花巻農学校の教師時代には、生徒たちを引き連れて湯浴みに来ている。

「高村光太郎」は
昭和20年空襲で東京のアトリエを消失した時
宮沢賢治の父親を頼って花巻に疎開した。
以後、「光太郎」は花巻を愛し、大沢温泉を
「本当の温泉の味がする」と喜んだらしい。

「相田みつを」は
「大沢温泉 の のれん」の「ゆ」という字を書いている。
700枚以上の習作の末に書き上げた「ゆ」の字が 大沢温泉に贈られたらしい。
それが これだ。


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大沢温泉(5つの風呂)     岩手県

2013-11-04 | 岩手の温泉
大沢温泉は、「鉛温泉 藤三旅館」へ行く県道12号線の途中にある。
大沢温泉郵便局を過ぎた頃、右側に下っていく道があり、そこが「大沢温泉」だ。


大沢温泉は、自炊部と旅館部があり
旅館部には「山水閣」と「菊水館」の2つの建物がある。

我々が泊まるのは自炊部
自炊部の建物

自炊部の玄関


宿泊した自炊部の若葉荘

部屋の戸

廊下

自炊のできる共同調理場もある


お風呂は
一番最初に入った
「かわべの湯」






半露天の風呂

「かわべの湯」から見える豊沢川の景色


次に入った「薬師の湯」は内湯のみ
長いらせん階段を下りていくと地下にある
階段の上から見た「薬師の湯」

脱衣所

お風呂は


3つ目の湯は
旅館「山水閣」にある「豊沢の湯」
豊沢川の真傍にある半露天で、川の景色と一体化して豪快な湯

脱衣室も広い


4つ目は
大沢温泉のメインの湯「大沢の湯」
長い木の階段を下りていく

完全な混浴露天風呂で、女性専用時間は「夜8時~9時」の間のみ

浴槽は露天風呂・・女性専用時間が夜の1時間だけで、浴槽画像が夜で暗い。



5つ目は
旅館「菊水館」にある「南部の湯」に行くには
「自炊部」から一度外に出る必要がある。

出口のガラス戸

「菊水館」は、一度外に出て、この木橋を渡っていく。

「南部の湯」の浴槽

浴室(洗い場)

脱衣室

「自炊部」や「山水閣」から「菊水館」に行く時は入浴時間が決まっている


自炊部で宿泊中の我々が 入れるお風呂は全部で5ケ所。
自炊部の「かわべの湯」「薬師湯」「大沢の湯」と
隣の棟にある旅館部 山水閣 の「豊沢の湯」
もう一つの別棟 旅館部 菊水館 の「南部の湯」

大沢温泉で一番有名な「大沢の湯」は、自炊部にある。
昔から湯治場として栄えた「大沢温泉」の原点が「自炊部」なのが
とっても素敵!!ステキ!!嬉しい日

★「大沢温泉」5つの湯の泉質★
アルカリ性単純泉(PH9、2)


今回の東北までの旅では
奥日光湯元や 塩原温泉や那須温泉などで、濃厚な「硫黄泉」に入ってきた。
「大沢温泉」では久々の「アルカリ泉単純泉」。
癖のない 無色透明なサラサラ、ヌルヌル湯。 
これが、なんとも新鮮で、うれしい日々。
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「藤三旅館」 鉛温泉   岩手県

2013-11-02 | 岩手の温泉
「鉛温泉 藤三旅館」に行くには
東北自動車道を花巻南インターで降りて左折、1キロばかり行ったところで右折し
県道12号線に入る。そして15キロほど行くと「藤三旅館」に着く。

この温泉は、「白猿の湯」という独特な浴槽があり、行く前から期待が大きい。
道に「藤三旅館」の表示がある。

宿泊形態は、旅館部と湯治部とあるようだ。

「藤三旅館」の外観

すごく格式のある玄関周り

提灯が掲げてあるので、ここも「日本秘湯を守る会」の会員宿。 

中に入ると

すばらしい調度品が並び しばし、見とれる。

ここが、歴史ある古い旅館だとよくわかる。

「まっとうな温泉」本での入浴だが、快く応対していただき感謝。
今の時間に入れる風呂を紹介していただいた。

一番、期待していた風呂「白猿の湯」は 混浴の時間帯で(実質 男湯)
女性専用時間の風呂を探して入ることにした。

「白糸の湯」

脱衣所は新しい


他にも、女性専用のお風呂があった。
「桂の湯」・・内湯

ここは、露天風呂もついている。露天は川の真傍にあり、環境がいい~

湯の花でできた?マーブル模様の床と浴槽。
なんとも すごい!!

「桂の湯」には上の2つの湯以外に、河原の傍に野天風呂があったらしい。
そこは、川とほぼ高さは一緒で、川のせせらぎを見聞きしながら入れる湯だったらしい。
夫は、この湯が一番気にいったようで、ここで長湯をしたらしい・・
私は、残念ながら、見落とした湯だが・・

自炊部にも お風呂がある。
女性用お風呂は







一番興味のあった「白猿の湯」は、今は混浴(実質 男性湯)時間帯だった。

元来、混浴なので女性が入ってもいいのだが・・ちょっとこの時間帯には入れないね・・
そっと、覗いてみたら 地下にあるお風呂で お一人だけ静かに入浴中・・
「白猿の湯」は女性専用の時間帯もあるようで・・
毎日「朝8時~9時」「午後2時~3時」「午後7時半~9時」は女性専用時間。

「白猿(しろざる)の湯」は、日本一深い自噴天然岩風呂らしい。
天然の岩をくりぬいた湯舟の底から源泉100%のお湯がこんこんと湧きだし、
大きな小判型の湯舟をたっぷり満たす「藤三旅館」の自慢の湯らしい・・。
残念ながら、これも今回、私は入れず・・・

館内は
旅館部は 赤いジュータン敷の廊下






自炊部は


売店もある



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