湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

石見国一宮「物部神社」   島根県大田市

2016-09-26 | 神社・寺
島根県で有名な神社といえば、多くの人が「出雲大社」と即座に答えるであろう。

だが、「出雲大社」は 正確に言うと島根の「出雲国の一宮」なのだ。

島根県は、明治になるまでは「出雲、石見、隠岐」の3つの地域に分かれていた。

今回、紹介する「物部神社」は「石見国の一宮」だ。

場所は大田市にある。

「石見国一宮・物部神社」

古来より
文武両道の神・鎮魂の神・勝運の神として崇敬されてきた。

最初に
御祭神の「宇摩志麻遅命」が、鎮魂祈祷を行った言い伝えから、
神職の始めを為す神として占い・まじない・祈祷の神の信仰も厚いことでも知られている。

また
「戦国時代」には
「石見銀山争奪戦の舞台」ともなり、
「大内氏・毛利氏」の戦勝祈願の記録や武具の奉納、天領歴代代官の赴任に伴う報告祈願
さらに文芸・武道の上達祈願、氏族繁栄・雨乞い祈願・戦中の砲弾避け等、多種多様の祈祷が為された。

現在では、
鎮魂祈願を中心に病気平癒・交通安全・社業繁栄・厄除け・初宮詣で等、
全ての祈願依頼に対応している。
















「物部神社」の社殿創建について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最初は神体山である八百山を崇めていた。
後に、天皇の勅命により継体天皇八年(513年)社殿を創建し、
その後、石見銀山争奪の兵火などで三度消失した。

宝暦三年(1753年)再建され、文政元年(1818年)の修理を経て、
安政三年(1856年)宝暦時の規模で改修され現在に至っている。
(現在は県指定文化財の建物)
★春日造では全国一の規模の神社★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

作家の「司馬遼太郎」は、この神社を訪れていた。
(司馬遼太郎を紹介した本に、彼が「物部神社」に行った写真ほか記述されていた)



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三瓶山    島根県大田市

2016-09-26 | 山の景色
「三瓶山」は、島根県のほぼ中央部の大田市・飯南町にまたがりそびえる大山火山帯に属する火山。

国民宿舎「さんべ荘」を出て、三瓶山に向かって車を走らす。

前方(奥の2つの山)が「三瓶山」

「西の原」の草原を走る



牛が放牧されているのが見られた。



「三瓶山」は、季節や、見る場所によって 様々な表情を見せる。

春先の「三瓶山」
写真をよく見ると、ここにも牛がいる。



「さくら」に映える「三瓶山」



近くの「浮布池(うきぬののいけ)」からみた三瓶山




冬の三瓶山は、なかなか見る機会がないが、
きっと、素晴らしいと思える。
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三瓶温泉(亀の湯)

2016-09-24 | 島根の温泉
三瓶温泉の上の町にある「鶴の湯」別名「志学薬師湯」には
以前入湯したことがあったのですが・・
同じ三瓶温泉の下の町「亀の湯」はまだ入っていませんでした。
今回は、朝早かったので「鶴の湯」がまだ 始まってなく、
朝から営業している「亀の湯」に入ってきました。

暑い日々が続いていたため、ここの、ぬるめな湯が、大歓迎でした。
鉄分を含む泉質なのか、薄黄色の湯が浴槽からあふれ出して流れでています。

「亀の湯」はシャワー設備など一切ない、自然のまま素朴そのもので、
浴槽の形は楕円形で亀の甲羅の形だから、亀の湯なのかな??

以前入った鶴の湯も、雰囲気が落ち着いていて、お気に入りでしたが・・
亀の湯は一層、庶民的で、浴室も広いし、ゆったりしています。
湯は2ヶ所から注ぎ出ています。

写真に写っている大きい筒からザアザアと、浴槽の真ん中の円柱筒からも出ています。
浴室、浴槽が、湯の花か温泉成分かでオレンジ系の茶色に変色していっています。
本物温泉ならではの現象で、とてもいいです。
私は「鶴の湯」もいいけど、気取らない今回の「亀の湯」がもっと気に入りました。

★入浴料・・200円★

また、来ようっと!!  (入湯は2007年)
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三瓶温泉「志学薬師湯」 別名 「鶴の湯」に入湯

2016-09-24 | 島根の温泉
島根県大田市にある 三瓶温泉「志学薬師湯」に入ってきました。 
昭和34(1959)年までは「志学温泉」の名で湯治場として親しまれた
名残りの共同浴場です。

この温泉館の横地には、お薬師さんが丁寧に祭ってあります。
昔からこの地域で とても大切にされてきた薬師湯のようです。

浴室は旅館などの浴場とは一味違う、素朴さがあります。
四角いタイル張りの浴槽は、やや深めです。
浴槽に入る時 そうっと入ることをお勧めします。
私は、湯の色や、その素朴さに感動して 浴槽の深さなど全く考えずに
足もとをろくに見ないで(見ないでというより黄土色の湯で中が見えない)
いきなり入ったところ、その以外な深さにびっくりして中で足を滑らし、
右足首を捻り、大慌て「キャー!」と叫んだ次第でした。

ここは別名「鶴の湯」といいます。
「亀の湯」という共同浴場がもう一つ近くにあるので、「亀に対して鶴」のようです。
★入湯料金は300円★(2007年入湯)

連休真ん中の祝日なので この薬師湯の駐車場が塞がっていたら困ると思い
上の国民宿舎三瓶荘の駐車場に車を停めて、
山の道を徒歩で下って行き、やっとたどりつきました。
皮肉なことに 駐車場は、前も横も斜め向かいも結構空いておりました。
ガックリ・・予想違い!!

でも ここへ来る途中、
徒歩で 新緑の三瓶山の山道を歩きました。
結果、森林浴ができてウグイスの泣き声も聴け最高でしたね・・

山道、といっても車が走る道ですが、横に細い溝があり、
その溝は上の三瓶荘の中にある三瓶温泉の溢れ湯がザアザアと勢いよく流れているのです。
鉄分でも入っている泉質なのでしょうか?
黄土色の温泉の廃液がすごい勢いで流れるので、びっくりです。
きっと これから入る「三瓶(志学)薬師湯」も同じ成分なら こんな色の温泉湯?
そんな想像をしながら歩きました。

やっとたどり着いた「薬師湯」(鶴の湯)は、やはり上の写真のような色の湯でした。
掛け流し湯を ゆったりと楽しみました。
落ち着いた とてもいい湯加減の湯でした。

成分はナトリウム・塩化物泉の表示でした。??鉄分はなかった??あれ~っ!!
でも三瓶温泉全体は 泉質 含 塩化土類食塩水 の泉質のはずなのですが?
誰か「志学薬師湯」の正確な成分を 教えてください・・
私は デジカメで浴槽を撮るのが精一杯で・・
この温泉成分のあたりは、今回は押さえが弱かった・・のです・・

しかし、
今回一度入っただけで この湯のファンになりました。
人が少なく 湯温もぬるめなのに ポカポカしてきます。
湯は、贅沢にも源泉かけ流し。
浴室の壁の色も落ち着いた雰囲気で、私はずいぶん気に入りました。
この薬師湯には石鹸が置いてありません。
自分で温泉セットを持っていったので助かりました。

さて 最初に戻って この温泉の名ですが・・
「三瓶温泉薬師湯」(鶴の湯)と
ツーリングマップや観光案内の地図やパンフレットなどには、
今は三瓶温泉として一からげに くくってあります。
昔のように「志学温泉」の「志学」の名を今も残しておいてほしかったです。
「志学」って なにか ステキですよね・・
受験生や 学問を志す人びとも「志学温泉」の名に惹かれて、
この地を訪れるのでは??
そう思うと とってもロマンがあるのですが・・
もったいないなあ~
昔のように、ここだけは、一からげの「三瓶温泉」ではなく
「志学温泉」と今も言いたいところです。 
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「石見銀山(世界遺産)」・・・・・・・・・・ 島根県大田市大森町

2016-09-24 | 歴史街・史料館・名所

大森の町から「五百羅漢」まで戻り

今度は、反対方向(山側)に行く

と・・
見えて来たのは「山吹城」の跡地

「石見銀山」の争奪戦は、戦国時代から始まっていた。
その拠点になったのが、この「山吹城 」跡地だ。

「石見銀山」は、時の権力者たちの争奪の的だったようだ・・
江戸時代になり徳川氏がここを直轄地にするまでは、もちろん!!天下人、豊臣秀吉が治めていた。

続いて目的地の「龍源寺間歩」(鉱山の跡)に向かう















「龍源寺間歩」を出て
地元ボランティアガイドのお話しを聞く

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「大森」の町(石見銀山とともに発展した町)・・・・島根県大田市大森町

2016-09-24 | 島根の温泉

「大森」は「石見銀山」に隣接し「銀山」とともに発展した陣屋町。

「大森」の町に入ると、すぐ目に入るのが「五百羅漢」 

(写真は2008年に「大森」の町と「石見銀山」を訪れた時のもの)



岩の間に、石仏が見える。

この岩山の中に収められた石仏たちは、今回泊まった「さんべ荘」のロビーにも描かれていた。
(さんべ荘のロビーの五百羅漢絵より)

話は、大森の町にもどり・・
いよいよ 大森の町に入ると



















































   







「大森」の町は、江戸時代には幕府直轄地となり、武家屋敷や商家が混在している。

「石見銀山」が世界遺産に登録され、「大森」の町も重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

歩いてみて、親しみやすい町並みだった。

「石見地方の赤瓦の屋根」が町の主流で、親近感があった。

しかし、幕府の役所だった建物は、大きくて、石州・赤瓦とは明らかに違い瓦の色が白っぽい。

このことから、この町が、徳川幕府の重要な直轄地だったことがわかる。

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女性が一番幸せな年齢?70代姉妹の湯治生活  (さんべ荘)島根県三瓶温泉

2016-09-23 | 湯めぐり四方山話
「現代の『年寄り』とは90歳のことであって、
70歳でも、ましてや60歳でもない」
「女性がいちばん幸福なのは65歳から70歳だと言われている」と書かれた本があるらしいが・・

今回、島根県大田市にある三瓶温泉「さんべ荘」で
70才前後の2組の姉妹に出会った。

その二組の姉妹とも、若いときはそれぞれが結婚し、家庭中心の生活をしていた。
そのため、姉妹で温泉に行くことは、まずなかったが・・
この年(70才前後)になると、子どもたちも片付き?まだ夫もなんとか元気にしているので?
夫の許可をとって、1年に2回程度は姉妹で温泉湯治するという。

それが、とっても楽しそう!!
「さんべ荘」の駐車場で車から降りたときから、浴槽や食堂テーブルも屈託なくずっと話をしている。
まあ実の姉妹なのだから、小さいときから?気心が知れているのは当たり前??
久々に、屈託なく、話したいことがたくさんあるのだろう??

そのご婦人の一人と「さんべ荘」の2日目6時からの朝風呂タイムに出会った。
彼女は72才、一緒に来ているお姉さんは74才という・・
「さんべ荘」には3泊4日滞在しているという。
え~3泊4日も・・長い~!!と驚いた。
後でわかったことだが、「さんべ荘」は期間限定のプチ湯治」プランがある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(期間限定プチ湯治)
・平成28年9月4日(日)~10月7日(金)
・和室6畳 朝・昼・夕食付(一人分・税込み)
       2泊3日  14,400円
       3泊4日  20,100円
       4泊5日  24,700円 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上記のプランを利用していると思える。
彼女は、常連さんで、「さんべ荘」に一年に2回は来るという。

彼女、早朝(6時前)館内をパジャマ姿で歩いていた。
最初、ちょっとそれにびっくりした。「宿の浴衣があるでしょう!!」と思ったが
勝手知ったる「さんべ荘」なのかもしれない。
早朝、次々やってくる従業員達に「おはようございます」と慣れた様子であいさつしていた。

この彼女(72才)は
74才の姉と交代で運転しながら九州のえびの高原までも温泉湯治しに行くという。
え~!!すごい~!!
「えびの高原」にある共同湯「上湯」「下湯」にいい湯治場があり、そこに1週間くらい滞在するという。
そこは「蒸し湯」が素晴らしく「天然の温泉サウナ」が楽しめるという。
軽4で九州まで姉妹で交互に運転していく~というのにはびっくりだった。
近場限定の運転免許を持っている?私にはとてもできそうもないが、すごい~

「今頃が一番幸せよ~姉と出かけて~屈託なく湯治できて~」と話すそのご婦人・・
私もその年齢になったら、その境地に達するのだろうか・・・

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「荒波」(渡辺水産レストラン)・・浜坂温泉

2016-09-22 | 食事処・名物・地のもの
お~今回も来ました!!

浜坂温泉の渡辺水産レストラン「荒波」

注文のメニューは、今回も「海鮮定食」(1500円・・税込み)
それがこれ・・

ここの魚料理は、味付けが超GOOD!!刺身はコリコリで鮮度抜群。煮魚は毎回、魚の種類が変わる。

もうもう・・どれも美味しくて
これが税込みで1500円なんて・・
こんな店ある??
感動もののメニューだと思う。

この海鮮定食に
浜坂温泉ユートピアで、昼間作った一品「温泉卵」も加えていただくと最高!!
久々の「温泉卵」に夢中になり・・今回は、特にうまく作れた~
これを、こっそり?夕食にも持って行こうと、泊まる宿の冷蔵庫で、準備して出かけてきたのだ。

ところが、大変な忘れ物が!!

財布と ここ「荒波」のサービス券(小鉢券)を入れたハンドバック一式を 
今夜泊まる宿の金庫に すべて忘れて来た~!!

そんなで今回は「すべて夫のおごり」ということで・・その点は秘かに?ラッキー?だけど・・

しかし、「荒波」のサービス券「小鉢券」を忘れてきたのは痛い!!

かなりショック!!

それは、
前回に食事したときにもらった「サービス券(小鉢券)」を最初に差し出すと
お茶を持って、各部屋(障子で仕切られている小部屋)のテーブルに、
注文を聞きに来てくれる従業員が その券を受け取り・・・
我々が注文した「海鮮定食」が来る前に
まず「小鉢」という一品料理が、先に来るシステム。

この「小鉢」の「一品」は本当に「逸品」で・・
前菜のようなものだが、コック長の創作料理で・・
その日、店には入った魚介類の中から作られていて、毎日、内容が違う・・
いわば、「荒波」のびっくり玉手箱料理の一つ。
(量がけっこうあり、味と量で、小鉢の域を超えたお楽しみメニュー)

しかし、今回 それは無く 代わりの「小鉢」になったのが、昼間つくった「温泉卵」
下の写真 どこに入ったか・わかるかな??上の写真との違い

(アサリの味噌汁の横に投入「温泉卵」)
しかし、これが美味しく・・

結局、2個も食べてしまい・・
本日は、温泉卵が「小鉢」にすり替った日

次回は、忘れずに、サービス券(小鉢券)使います!!


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「浜坂」の地名の由来  (兵庫県美方郡新温泉町浜坂)

2016-09-20 | 温泉街の風景

浜坂温泉は一年に2回以上、多くて5回も訪ずれる温泉地。

この街が好きな理由は
①同じ兵庫県で行きやすい
②落ち着いた小さな漁港。大好きな日本海の景色が見られる
③魚の鮮度がよく、安くて美味しい魚料理を食べさす店がある
④よく温まるいい温泉がある
⑤文化人を多く輩出し、歴史ある落ち着いた町
⑥田んぼ・山・川の景色と海の景色が一緒にあり心安らぐ静かな町
などなどキリがない。

まあ簡単に言うと
自分の生まれた島根県浜田市の漁港+田舎の風景を思い出せる懐かしい場所なのだ。
懐かしい浜風・・潮の匂い・・
田畑・山々・川・日本海の荒々しい海・穏やかな表情の海・・
そのすべてが気に入っていて・・
結果、年間2回~5回も来るのだ・・
もちろん「温泉」があるからだが・・

いつも浜坂に来て思うのだが・・
「浜坂」この名前の由来は??
「浜」は海の傍だかとわかるが・・・
「坂」は??

今回、街にある加藤文太郎図書館に行き、ふと手にしたパンフレットでわかったことだが・・

「浜坂は砂州の上に発達した街。
岸田川が運んだ土砂が海の波に打ち上げられ砂州を作った。
砂州は周辺より高く、水はけがいいので人々はそこに町をつくった。
今でも旧市街地の入り口付近には、周辺の低地と砂州を結ぶ坂が数多く残っている。
浜坂の地名はこの「坂」に由来するとも言われる」

そう思って「浜坂」の町を見てみたら、確かに・・
「浜坂温泉ユートピア」(温泉卵と作った施設)は、坂道の途中にあった。

前の道に出て、下ってみた。

坂の下から振り返ると、かなりの勾配がある。

この長い坂が、砂州によってできた町「浜坂」の名前の由来と
身をもって実感できて、嬉しかった日。

写真の中のレンガ塀は有名で、「西光寺」のレンガ塀という。

「難工事の末にやっと開通した山陰線鉄道工事の犠牲者を 民族の区別なく弔った西光寺の住職」に寄贈されたレンガ塀。
フランス積みという方法で長さ約25mあり、坂道に沿って階段状に作られている。

レンガ塀の続きに「浜坂温泉の飲泉所」がある









備え付けの柄杓で1杯、温泉水を口に含むと、ほどよく温く、味は円やか(薄い塩味する)飲みやすい。
この長い坂を歩いて行き帰りするときに、のどが乾くが、ちょうどいい場所に飲泉所がある。

数年前までは屋根がない飲泉所だったが、近年、屋根ができたようだ。
裏に回って屋根の陰に入ると、かなり涼しい。ちょっとした涼み場所。
今年のような猛暑は、この屋根がありがたい!!

休憩して、温泉水を口に含んでいたら・・
向こうに、今夜泊まる「浜坂温泉保養荘」の建物が小さく見えた。
とっても いいアングルにある。
こんな場所から見えるとは思わず、なんだかうれしい発見!!

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温泉卵つくり(浜坂温泉ユートピア)にて

2016-09-20 | 温泉卵つくり
3日目の宿は「浜坂温泉保養荘」
宿のチェックイン3:00まで時間があるので「温泉卵つくり」をする。

街中にある「浜坂温泉ユートピア」

ここは元、浜坂小学校の跡地らしい

「ユートピア」の駐車場の隅に「温泉卵作り場」はある

町内のスーパー(町内に3つある)で卵を買って、いざ温泉卵作りにチャレンジ
籠に卵を入れて湯釜の中にそのまま吊るす。(籠は「ユートピア」の受付に行って借りる)

湯釜に籠を吊るして待つこと40分
(説明では30分と書いてあるが、真夏以外は+10分して40分間浸けるがGOODな仕上がり)

こうして完璧にできた「温泉卵」は、夕食の大事な1品となる。また今回の山陰旅の土産にもなる優れもの。

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皆生温泉「旅館 浦島」

2016-09-20 | 鳥取の温泉
山陰への旅の2日目は
鳥取県・皆生温泉「旅館 浦島」に泊まった。

ところが、この日の画像は、その夜のカメラ操作ミスで全部失ったので、
翌朝のわずかな自前画像と大半は「旅館 浦島」のHP画像で報告させていただく・・

大きなホテル・旅館の多い皆生温泉の中で、一番小さい旅館という「旅館 浦島」
「宿の外観」

宿の入り口

ロビー

泊まった部屋は、2階で「しげさ」という名

宿の先代が「隠岐の島(島根県)」の出身らしく
部屋の名前の「しげさ」は、隠岐の島の民謡「しげさ節」が由来と思える。

「部屋」(和室6畳)

お風呂は内湯が男女一つ。男女湯は固定。
24時間源泉かけ流し湯で、入浴は24時間可能。
「女湯」

シャワー設備が左右の壁に1ケ所ずつ、計2つあった。

昨日、今朝と「さんべ荘」のたくさんの浴槽を渡り歩く入浴スタイルだったので・・
長方形のシンプルな内湯が一つだけ。しかも男女湯が固定の「浦島」の風呂は、落ち着いてゆっくり入れた。
(「次にどの浴槽に入ろうか?」などという迷いが一切ないから~)
24時間入浴可能で、その日宿泊していた女性は、私を含めて二人だけ。平日泊の得点だ!!
もう一人の宿泊女性には、一度もお風呂では出会わなかった。

翌朝早くに、ロビーで、その女性に出会った。
彼女は観光バスの添乗員さんだった。
話し方が、シャキシャキで、常務服のスカートが良く似合うスラリとした女性だった。
日々、小学校や中学校・高校の修学旅行生のガイドをしたり
一般ツワァー旅行客(上は94才くらいまでのお客)をエスコートし、
その面白いトークできっと楽しましているだろう、ベテラン添乗員(50代)だった。

彼女が今回担当したツワァー客たちは、昨夜、近くの大きなホテルに泊まり、
彼女と運転手さんだけは、その大型ホテルの近くの(こじんまりした宿)「旅館 浦島」に泊まる。

ここは、ツワァーバスの運転手・添乗員さんの隠れ宿?
こじんまりしていて気の置けない経営者や女将さんがいて、料理は女将の手作り
そして、何よりお風呂が、24時間入れる源泉かけ流し宿。
ここは、彼女たちの勝手知ったる定宿らしい。「心から休めて仕事の疲れが、すっきりとれるのだろう」
昨夜は、夕方7時過ぎに慌ただしくチェックインし、今朝は7時までに早々にチェックアウトしていった。

「浦島」の朝食・・(味噌汁・しじみ入り)

(泊まった日の夕食も女将さんの手作りで、夕食はもっと品数が多く大満足の内容。残念ながら、カメラの操作ミスで夕食・画像無し)

2食で6000円少しの宿泊料金。これだけ丁寧な手作り料理なら大満足の宿!!
しかも「24時間入浴可能な源泉かけ流し宿」というのが一番の魅力!!

大型ホテル・旅館の多い皆生温泉で、この宿泊金額は、非常に安いと思う。
「皆生温泉で一番小さい旅館・浦島」と宿のHPに書いてあったが・・
それでも、我々がよく行く他の小さい温泉地に比べると「旅館 浦島」けっこうたくさん部屋がある。
(3階まである建物で2階・3階がすべて宿泊室)

とってもいい宿に泊まれたと思った日。(穴場の宿?)

面白いのは、
旅行に出る前に 夫が、電話予約した時
「旅館 浦島」HPの料金表で、一泊2食7000円台ので予約したが~
電話に出られた女将さんが「いや、それより安くてもっといいのがあります」と勧めてくれたのが
今回の6000円台のプランだった。
普通「少しでも高い料金のプランで泊まらせようとする」のが旅館の常とう手段で・・
「もっと安くてお得なプランがある~」と女将が自ら言う。
「客が最初に提示したプランをわざわざ変更させてまで、より安いプランに宿側が引っ張っていくのは今回が初めてだ!!」と 
夫はかなり???不思議がっていた。

帰宅後、落ち着いて「旅館 浦島」HPを調べたら・・
あったあった!!女将さんお勧めのプラン紹介広告が・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(期間)2013年01月10日〜2017年06月30日
-*-*-★ 平日限定 ★-*-*-
   
    【超特価】
  一泊二食付6,172円

*-*-★-*-*-★-*-*-★-*-*-★
24時間、いつでもご入浴頂けます皆生温泉と温かなおもてなしが人気の秘密♪
日本海の新鮮な幸をお楽しみくださいませ.(*^U^*).

∞───∞ お 食 事 ∞───∞
山陰・日本海の幸をメインにしました会席料理をお召し上がり下さい。
全6品。量は少なめですが手作りで家庭的なお食事をお楽しみ頂けます。

△季節や仕入れによりお食事内容が変わる場合がございます。
△朝は手作りの和定食をご用意致します。
△お食事はお食事処でご用意致します。
△お子様はお子様食をご用意致します。

∞───∞ 皆 生 温 泉 ∞───∞
日本海の海水成分を豊富に含んだ皆生の湯。
健康ミネラルをたくさん含んでいます。
塩湯は健康だけでなく、脂肪燃焼、保温、美肌など…
女性に嬉しい美の効果がある温泉です♪

また、「皆、生きる」と書く皆生温泉は
長寿にあやかれる温泉地でもあります。
浴槽のサイズは小さいですが、
源泉掛け流しを24時間お好きな時にご入浴頂けます。
源泉かけ流しで温泉成分が濃いため、浴槽に色がつくほど…
良質な泉質で、身体の芯までポッカポカ★

△入湯税、別途@150円頂戴致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「旅館 浦島」の大きな魅力は 
上記の期間限定・平日限定プランに加えて
なんといっても「お湯」でしょ!!
「24時間入浴可能な源泉かけ流し宿」!!

皆生には大きなホテル・旅館が多いが、大きいだけに大半が温泉を循環しているという。
よって、24時間源泉かけ流し宿はわずか。

食事・お風呂が全く文句ないので・・
あと少し欲を言うと 泊まった「部屋」がやや煙草臭くて残念~。
こんなに部屋がたくさんあるのなら、半分は「禁煙部屋」にすると宿泊者は大喜びなのに~惜しい!!
それができたら、間違いなく宿泊客が もっともっと増えると思う。
(宿にアンケートでもあれば書いて帰る所だが、特になかった)

★★皆生温泉「旅館 浦島」宿泊データー★★
・1泊2日(2食付き)一人当たり6322円(入湯税150円を含む)
 (二人一部屋6畳和室)(食事は一階の食事処で)
 ※温泉は24時間かけ流し入浴※
(今回、我々が利用したのは「旅館 浦島」の女将さんお勧め「平日限定・期間限定のサービスプラン」)


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「さんべ荘」本館・食事

2016-09-19 | 島根の温泉
国民宿舎「さんべ荘」は国立公園「三瓶山」のすそ野にある。
ここは「高原の宿に泊まっている心地よさがある」

それは、具体的に言うと、
露天風呂を吹きぬける風や、客室の窓から入る風が爽やかで気持ちがいいこと。
他、館内の至る所に 三瓶山に自生する植物が さりげなく飾ってあることだ。

「さんべ荘」本館・玄関に入ると



                

「めだか」の水槽があった。中にピンクの「めだか」がいた。三瓶の池にいるのかな?


我々が泊まった部屋

2つに分かれたシンプルな和室(本館和室Bタイプ)

部屋の壁飾りがオシャレ

トイレの壁飾りも素敵!!

壁の飾りに見入り、用が終わってもなかなかトイレから出ない。

布団は従業員が敷いてくれる(夕食で一階レストランに行っている間に)


夕食は1階のレストランでいただく
夕食は4コースあって、コースごとに値段・内容が違う。
我々は「霧の海会席」を予約していた。

刺身がコリコリして鮮度がいい~鮎の塩焼きも美味い!!

天ぷらは熱々で、食べ始めて少ししてから来る。
宿泊客がテーブルに着いたのを見てから、天ぷらを揚げてくれるサービスが嬉しい~

すべての料理が美味しい!!ご飯は地元産で特に美味い!!(ご飯・味噌汁・漬物はセルフサービス、お替り自由)

終わりに「三瓶蕎麦」がきた

すでにお腹いっぱいなのに、この蕎麦がとても美味しかった。
考えたら三瓶は蕎麦所だ。「三瓶蕎麦」は有名な蕎麦なのだ。
お腹いっぱいの状態(ご飯2杯・味噌汁2杯)で食べても、これほど美味いのだから~
空腹なら最高の味と思える~
一度、是非とも三瓶の蕎麦屋に行かないと!!

翌日の朝食は、一人ずつ和食の一式セットが各テーブルに用意してあった。
それに加えて下記のものがセルフサービスでお替り自由(バイキング方式)
~ご飯・味噌汁・漬物・納豆・冷ややっこ・大根の煮物・蒸しウインナー・サラダ(トマト・レタス)・デザート(ヨーグルト・フルーツポンチ)・ジュース(リンゴ・トマト)・ホットコーヒーセット・バターロールパン ほか~

「さんべ荘」は地元産のお米がとびっきり美味ので、ご飯をついついお替りしてしまう~
そこへもってきて 朝から和食に加えて洋食も好きなだけあると、もう大変!!!お腹がパンパンに~
(2日目の朝食の写真はなし。その日の夜、デジカメ画像を間違えて消去し、2日目の画像すべてが無い~)
まあ、2日目の朝風呂・朝食画像は全く無くなったが、温泉成分+朝食はすべてわが身に納まったので、よしとする!!


「さんべ荘」の館内環境に話を戻とする。

泊まった日の夕食後、本館内を歩いて見て回ると
浴室の前は











稲穂で作った船の置物                                                    


湯待ち休憩コーナー

日帰り入浴者用に和室の大きな休憩室もあった

休憩室の入り口には

「三瓶山」を描いた布の壁かざりが見事だった。羽生棋士も三瓶に来ていた。

ロビーにも、三瓶山に自生する植物がたくさんある





















2階エレベーター前に「三瓶山」の油絵がある

他、本館を隈なく歩くと、至る所に「三瓶の植物」を使って作られた装飾品がある。













国立公園「三瓶山」のすそ野にある国民宿舎「さんべ荘」は、素晴らしい自然環境の宿。

そして、同時に機能的な宿でもある。
例えば
1階エレベーター横にある分別ごみ箱

その近くに「給水設備」

その横に「サイズ交換用の浴衣置き場」

2階(本館・客室)階段の降り口には交換用のポット設備

国民宿舎だけあって「宿泊者が快適に過ごせるように」工夫がなされている。


★「国民宿「さんべ荘」宿泊料金データー★
・素泊まり 6,270~8,120円(税込み料金・部屋のタイプによる)
・朝食のみ 7,090~8,950円(    〃          )
・夕食のみ (5,860円+夕食代)~(7,710円+夕食代)★夕食コースは各種あり★
・1泊2食 (本館) 8,740~13,680円(税込み料金・部屋のタイプ+夕食代)
      (別館) 14,910~20,560円(   〃           )

ほかに次のプランもある
(期間限定プチ湯治)・平成28年9月4日(日)~10月7日(金)
          ・和室6畳 朝・昼・夕食付(一人分・税込み)
            2泊3日  14,400円
            3泊4日  20,100円
            4泊5日  24,700円 
 
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「さんべ荘」二日目の風呂   (三瓶温泉)

2016-09-18 | 島根の温泉
「さんべ荘」に泊まって二日目の朝。

本日は、午前中に義母の病院にお見舞いに行く日。
「さんべ荘」のチェックアウトもいつもより早い。
よって、お風呂は早朝6時からの朝一番風呂にしか入れない。

朝5時半から目を覚まして、6時から一番風呂に入った。
今日の風呂は、昨夜の反対側(下の図・右側入口)だ。

入ってすぐの「室内内湯」と次の「露天岩風呂」は、
ほぼ昨夜入った浴槽と似たり寄ったりの大きさで、両方とも昨夜の湯と同じ「無色の温泉(鉄分をろ過)」だった。

次に進んだら①、②、③と ここからは三瓶温泉独特の鉄分を含んだ茶色(黄土色)の浴槽になる。

そこをさらに進むと解放感いっぱいの場所に出る。

露天浴槽⑦、⑧、⑨と写真の奥にある「船形のお風呂」だ。
「舟形の風呂」の湯口は、下の写真の「龍の木工彫刻」がついている。

(この2日目の朝風呂・浴槽写真は、全部「さんべ荘」HPからお借りしたもの)

実は、朝一番のお風呂に入って感激し、新鮮な早朝の風に吹かれて~
大事な大事な浴槽写真も全部、自前のデジカメにばっちり収めたのに~
その日の夜、泊まった宿で画像チェック時に単純なデジカメの操作ミスで、
この2日目の早朝に入った貴重な「右側の浴槽画像」を全部消してしまったのだ。
あ~あ~・・
この朝風呂の後、日程が立てこんでいたからか?
はたまた?本来のドジな性格が再び?頭をもたげてきたのか??
がっくり~
しかし、帰宅後、幸いにも「さんべ荘」HPを見つけ
右側入り口からの浴室施設写真を発見しラッキー。
今回、それらの写真をこの記事に使わせていただいた。

まあ
デジカメについては、この日は大失敗したが・・・

6時からの、「さんべ荘」の一番風呂は最高だった!!
高原の朝風に吹かれて、それは気持ちがよかった~
解放感がいっぱい!!
一緒に朝風呂に入った人とも 楽しくお話しもできたし・・

彼女は「さんべ荘」の別館に泊まっていた。
昨日は、夕方6時半チェックインで、すぐに夕食になり・・
三瓶の地酒をたんまり飲んで、美味しい夕食を長い時間かけて食べてご主人と祝杯をあげ!!
気持ちよく酔いつぶれてしまい?・・
気がついたら入浴時間の夜11時を過ぎて、結局、昨日の女湯(大浴場や沢山の浴槽)に一つも入れなかった。
幸い、泊まっていたのが別館なので、部屋にもお風呂があったのだが・・・
酔いつぶれてしまっていて、結局その風呂にも入るのが面倒になり??全く入らず爆睡したという。
え~なんという勿体ない話~・・

そんな彼女も、さすがに反省し、今朝は一番風呂を狙い、昨日の分も取り戻そうと考えたと~
なるほど、それにしても彼女、早朝からテンションが高くて、大きな声でカラカラと笑い話をする人。
もしかして、まだ昨夜の地酒が残っている???
ともかく、この朗らかな彼女と一緒のお風呂タイム、楽しかった~!!

その彼女曰く「あなた(私のこと)、随分忙しく、いろんな浴槽に入ったり出たりするね」
「入ったかと思ったらすぐ出て、次の浴槽に入る。さっきから一体何回 湯桶や湯釜を股いだ??」
だって・・

これには 思わず「旨い!!」と笑った。
「浴槽を何回、股いだ?」の表現がいい~!!

確かに、今朝の私の入浴スタイルは、昨夜とは似ても似つかぬものだった。
昨夜は、時間を全く気にせず、一つずつの浴槽の湯をゆったり味わい、久々の温泉を体中にしみこませた。
結果、入浴回数も寝るまで合計3回(到着時+夕食前+寝る前)

ところが、今朝は・・
傍から見たら「浴槽に入っているのか?浴槽を股ぐ回数ポイントを上げているのか!?」
その結果??
その日の夜、「さんべ荘」二日目の貴重な「朝風呂画像」を消去する騒動に至る!!

コメント (6)
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国民宿舎「さんべ荘」(三瓶温泉)風呂

2016-09-17 | 島根の温泉
4ケ月ぶりの温泉~

感無量!!

行先は、島根県・三瓶温泉「さんべ荘」

国民宿舎「さんべ荘」の外観

駐車場にある源泉

この温泉は、少し前まで「志学温泉」と言われていた。
(旧地名が「志学村」だったので、それに由来した名と思える)
「志学温泉」→「三瓶温泉」へ名前が変更したのは 勿体ないと思う。
だって「志学温泉」という珍しい温泉名は、他の温泉地にはない。特別のものだ。

「志学」の名を残していたら、今頃は「人気のパワースポット温泉」になっていた可能性がある。
「学問を志す者は 一度は訪れるべき温泉」というキャッチフレーズだ。
「こんないい・珍しい温泉地名を名乗るだけで 大きな地域起こしになっていた可能性がある」
それを思うと、残念だ~!!

そんなで、個人的には
現在の「三瓶温泉」よりも、昔の呼び名「志学温泉」のほうが好きだ。

さて 
話を今夜宿泊の「さんべ荘」に戻す。
ここは、浴槽の数が大変多い宿らしい。
さらに、日替わりで男女のお風呂が入れ替わるから
宿泊すると17個浴槽の全部に入れるという。

(浴槽の見取り図)


泊まった初日の夜は「左側の入り口(上の浴槽見取り図の)」が女湯だった。
最初の湯は、上の図・左側の「室内内湯」

続いて、外に出ると「露天岩風呂」

この「室内内湯」と「露天岩風呂」の2つは、
「三瓶温泉の温泉成分の中から・鉄分だけをろ過してあり」2つとも「無色の温泉浴槽」だった。

「露天岩風呂(無色の湯)」の先には板塀があり、
その陰に、大きな桧の樽風呂(図の④)があった。

それと向き合うように2つの釜の浴槽(図の⑤⑥)ある

(★露天にある④~⑪の樽や釜の浴槽は、すべて「三瓶温泉本来の鉄分入り・茶褐色の濁り湯」★)

更に奥に進むと・・・
高さと大きさの違う2つの桶浴槽がある(図の⑩⑪)

この二つの浴槽は「源泉のままの温度」で温めだった。

手前の大きい桶(⑪)の前の壁に「この浴槽は源泉のままの温度37度」と表示がある。

源泉温度「37度」とは、猛暑の今年7月~8月は、さぞ人気の浴槽だったろう。

奥の小さい方の桶風呂(⑩)は、⑪の大きい樽浴槽から湯が来るから、さらに一層ぬるかった


続いて奥に進むと
「石見銀山」の間歩をイメージした坑道があった。

そこを抜けると2つの豪華な浴槽があった。
左側には「代官の釜湯」

右側には「代官の桧風呂」

この浴槽に浸かると「桧のいい香り」がする。
壁の龍の絵を見ながら、ご機嫌な一人湯入浴タイム。
9月の夜風が心地いい~!!
「あ~!4ケ月ぶりの温泉、最高~!」としみじみ湯の中で思った日。

「さんべ荘」のお風呂のいいところは、浴槽がたくさんあることだ。
入浴客が他にいても、かなりの確率で、それぞれの浴槽で一人湯が楽しめる。


★三瓶温泉 国民宿舎「さんべ荘」データー★
(住所) 〒694-0222 島根県大田市三瓶町志学2072-1
(電話) 0854-83-2011 (FAX)0854-83-3151
(泉質)  ナトリウム塩化物泉(含塩化土類食塩泉)
(泉温)  37度
(効能)  神経痛・筋肉痛・冷え性・疲労回復
(日帰り入浴時間) 10:30~16:00(17:00閉館)
(  〃  料金) 大人500円、小学生300円、幼児(3才以上)100円

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