湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

「喜多方」道の駅・・・福島県

2012-05-31 | 道の駅・SA・PA
会津若松ITCで降りて「喜多方」に寄ってみる。

「喜多方」道の駅は、5年前にも来たことがある。
あの時は、日曜日だったからか?人と車でごった返していた。
しかも8月の暑さが厳しい年で、夏の車中泊はクタクタだった。
そのため落ち着いて、この道の駅を見てなかった。

今回、5月の気候のいい平日に行ってみると
自然がいっぱいの「静かな道の駅」の印象だ。

駐車場もこのように広い。

右の建物は「温泉施設」・・道の駅に温泉施設がある。
入浴料は大人500円(夕方の時間になると300円になる)


この道の駅は、水辺風景も持っている。



野鳥がたくさん飛来する池だ。


タンポポも咲き自然がいっぱい


なかなかいいので、この道の駅を今後は利用したい。
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「栄村」~「十日町市」~の道 

2012-05-31 | 車・道路・標識(ローマ字表記)

野沢温泉を出て
「栄村」から「十日町市」までの道を車で走った。

「栄村」では、
今から5年前に「トマトの国 中条温泉」に泊まったことがある。
源泉かけ流しの ぬるめな湯で、
時間ともに色が変わっていく不思議な湯だった。
1泊しかしないのに、ぬるめが気持ちがよく夜中に何回も入った覚えがある。
あの時は、暑い真夏の8月の旅だった。
東北への旅の途中に通過した場所だが、
あまりの暑さに我慢できなくなり、
車中泊はすっかり諦めてしまった。
涼しい冷房付きの素泊まり宿を求めて、急に立ち寄ったのだ。
少し前に中越地震があったので その影響があるかな?
と心配して立ち寄った宿だった。
あの時は、山一つ隔てただけなのに「栄村」は地震の被害を免れていた。

しかし、
今回は東日本大震災の翌日、大きな地震をまともに受けている「栄村」だ。
我々が泊まった「トマトの国 中条温泉」は大丈夫なんだろうか??
心配しながら道を走った。

いよいよ「栄村」にさしかかった。
最初から、ただならぬ雰囲気だ。



そして「トマトの国中条温泉」の入り口を通過・・
施設の案内看板を出しているということは、なんとか営業しているようだ。



続いて「十日町市」へ向かうと

ここもまた、震災被害の道路工事が続いている。




そして、なおも

進んでも、いつまでも道傍の工事は続く


このように「栄村」~「十日町市」~の区間は、
車で走って見える道路際の景色だけでも、
たくさんの工事場所が見受けられた。
歩道の横の電信柱が十本近くも連なって45度くらいに傾いている場所もある。
あまりの光景にショックを受けていたら、写真を撮りそこねた。
また、ガードレールが横倒しに近い角度に連なって曲がっている場所もあり
これまた、びっくりしていたら、写真を撮り損ねた。
「え~!!これは、今年の大雪の影響か??」
そんなはずはない、たしかに今年は豪雪の地域だったが
大雪だけで、あのように電信柱やガードレールが横倒し状態になるはずがない。
やはり、大地震の影響だ。
かなりのショックだった。

しかし、
以前 宿泊したことのある「トマトの国 中条温泉」は
なんとか 今も営業しているように思う・・・
正確なところが
確かめたくてインターネットで検索したら

「トマトの国 中条温泉」の(公式HPより)に

「2011年3月の栄村大地震の被災により休館していましたが、
2011年12月19日(月)から営業を再開しました。
施設の復旧に合わせ、一部改装し、リニューアルオープンしたものです]

とある。

下記は、この施設の公式HPです。
http://www.vill.sakae.nagano.jp/skousya/tomato.html

よかった~と一安心した。

お湯が、すごくいいですよ~
一度 行ってみてください。
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野沢温泉(熊の手洗湯)・・長野県

2012-05-30 | 長野の温泉
長野県の「霊泉寺温泉」を出て
同じ長野県だが、北部の「野沢温泉」に行った。

「野沢温泉」は、
東日本大震災の起こる前には、1年に2回くらい行った温泉地。
震災後は、今回が初めて訪問になる。
震災の影響が心配だった。
東日本大震災の翌日に長野県の「栄村」で大地震があった。
野沢温泉は、そこにとても近い。


道の駅「花の駅 千曲川」から野沢温泉への道すがら
懐かしい山々と「菜の花」の薄黄色の畑が続く。

九州では、3月に見た「菜の花」
西日本では、4月に咲いていた。
そして、信州では、5月に見られる「菜の花」
今年は3回も見られて得した気分だ・・

野沢の街に着くと 今度は
大きな「ぼたん桜」が我々を出迎えてくれた。

同じ長野県の南部の丸子温泉郷「霊泉寺」の
境内でも「ぼたん桜」を見た。
野沢のほうが、北部なだけに
ぼたん桜は、より花盛りかな??

野沢温泉では、
温泉街の一番下の地域の「熊の手洗湯」に行くことにした。
町役場の駐車場に車を停めて行く途中、
ゴウゴウと大きな音を立てて
雪解けの水が町中の水路を流れる。

すさまじい勢いの水流で、いつもながら圧倒される。

この時期は、特に雪解けで水量が多い気がする。

水の音に気をとられていたら
野沢温泉の独特の急な坂道に入った。


やっと「熊の手洗湯」についた。

2年前と変わらない姿で、建っていた。

施設の前の「卵湯」設備も健在だ。


入口のトビラを開けて中に入ると







あ~あ 変わっていない。
一安心・・
さて、一番気になる浴槽は・・










よかった~変わってない。健在だ。
一安心し、ゆっくりと久々の「熊の手洗湯」を楽しんだ。
うれしさ~が体中に温泉成分と一緒にあふれてくる感じだった。

先客が一人おられた。
60代かな?
この湯の常連さんだった。
彼女は、若いときから毎年スキーでこの地に来られていて
冬はスキー・春~秋は野沢温泉の山々をトレッキング・・と
温泉だけでなく、
野沢の自然をほぼ1年中 全身で満喫しておられた。
お話を聴くと、
非常に活動的な人で60代に思えないから驚く。

それが、昨年、左足を故障してしまい・・
ついにスキーは当分お休みになり・・
野山のトレッキングもできなくなり・・
今は、温泉のみの付き合いになった野沢温泉らしい。
要するに「湯治中」の身なのだ・・・

湯の中で左膝の下の部分をしきりに摩っておられる。
きっと「早く治れ、早くよくなれ~」と心の中で叫んでおられるのだろう。
こんな彼女を見ていたら
10年前、左膝を故障して、しばらく歩くのもままならず
運動ができなくなり、すっかり落ち込んでいた自分を思い出す。
あの頃は、同じように すがる思いで温泉療養していた自分がいる。
しかし、
故障して間もない彼女に
「そのうちこの不自由な状況にも慣れますよ」
「簡単に膝は治りませんから、長くお付き合いしてください」
などと軽がるしい言葉は、とてもかけられない。
まして、スポーツ大好きな人だからショックはどれほどだろう。

「お大事にしてください」としか言えなかった。

真剣湯治中の彼女だが・
「一つだけ 足が悪くなって気が付いたことがあるの・・」
と微笑んで話されたのは、
今まで足がいい時は、道端の小さい野草などゆっくり見たこともなかったが、
足が悪くなって、ゆっくりゆっくり野沢の街を歩いていると
「季節ごとの小さい野草が、美しく、とても可愛くてね・・」
「面白いのよ~ 蕗の薹は、雪が解けた場所から一直線になって咲くのよ」
キラキラ輝く瞳でこの話をされる彼女に
この人は野沢温泉の自然が大好きなんだと、感銘をうけました。

もちろん私も
湯からの帰りは、道端の花を楽しみながら坂道を下りました。






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霊泉寺温泉(長野県)・・丸子温泉郷

2012-05-30 | 長野の温泉
東日本大震災後に、
初めて東北に向かった。
新しい車では、初めての青森までの旅になる。

今回の旅での
最初の湯は、
長野県の霊泉寺温泉。

霊泉寺温泉は(以前もこのブログで紹介したことがあるが)
長野県の丸子温泉郷にある霊泉寺集落の共同湯。
緑の山々と川、自然に囲まれた静かな温泉地だ。

霊泉寺の境内の横に共同湯の駐車場はある。
5月中旬なのに境内には「ぼたん桜」が咲いていた。
うれしくなった。
今年は雪がいつもより多く、信州も桜の開花が遅れたようだ。

ひなびた温泉街

突き当りに共同湯がある。

左の大きな建物が「霊泉寺温泉」共同湯だ。
建物の前に「赤い丸いポスト」がある。

このかわらない光景が、いい~

入口の風景、料金箱に入浴料の200円を入れる。
2年前に来た時は、番台に女の人が座っていたが、
きょうは、いなかった。

脱衣所から見える景色


2年ぶりに訪れたら
トイレがきれいになっていた。
(女湯のほうだけが新しくなったらしい・・)

トイレを出たら、新しい手洗い台も出来ていた。
湯と水の両方が出る。

また、浴室に入ると
洗い桶と座り椅子が、お揃いの白色で新しくなっていた。
(これは男湯も同じ)

静かにかけ流し湯が、浴槽から洗い場にあふれて流れる
この光景を長く待ち望んでいた~
前と変わらぬ浴槽風景にほっとした日


ここの湯は、
以前は熱めで、1~2分以上はなかなか浸かっておれなかったが、
久しぶりに訪れたら、ありがたいことに、ぬるめになっていた。
温泉は、自然のものなので、
その年々の天候など自然環境に左右されるのかもしれない。
しかし、ぬるめの湯はありがたい。
泉質は、アルカリ性単純泉・・さらりとした くせのない湯で
こう ぬるめになると 一層入りやすいお気に入りの湯になる。


帰り道、短い温泉街のあちこちに、季節の花々が咲き
いつもながら、こころ休まる温泉地だ。






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中央アルプス(駒ヶ岳SAから)

2012-05-30 | 山の景色
名神高速道(上り)を走っていて駒ケ岳SAが近づくと
左右の遠くに~うれしいものが見えてきた~!!

そうです。
遠くにアルプスの山々が見えるのです。
(中央アルプスと南アルプスの両方が・・)

しかも、この5月の連休明けの時期には、
雪が残っていて、白銀に輝くアルプスの峰が見えるのです~!!

すごく得した気分。

それで、撮影とトイレ休憩を兼ねて?
駒ヶ岳SAに立ち寄り、いざ、撮影タイムはじめ・・・

駒ヶ岳の上りのSAには、中央アルプスの撮影ポイントがある。
SAの横から道があり、少し小高い場所まで歩くと
このように木々の間からアルプスの山々が見えるのです。

確かに雪が残っている。

わずかな撮影の間にも、頂上付近は雲の流れが激しくて、
さまざまな色に山の色が変わっていくのががわかる。


さらに夕方になると

このような色の山になる。

もっと驚いたのが、
翌朝、太陽が昇った時だった。

びっくりするほど鮮やかに中央アルプスの峰が輝いていた。
まるで「おはよう!!」と言っているよう。



とりあえず上の3枚を写真に撮った。

あとで、ゆっくりと落ち着いて
「朝のアルプス写真を撮影するぞ!!」~と思っていた。
でも、トイレから戻ってみたら、ほんのわずかの間に、
さっきまで白く輝いていたアルプスの山々はどこにもない!!
急に厚い雲が立ち込めてしまい、すっかりと姿を消したのだ・・
忽然と!!消えた!!

山の天候は変わりやすい。
恐ろしい勢い、速さで変化するようだ。
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軽トラックに小さい家をセットして旅?

2012-05-30 | 車・道路・標識(ローマ字表記)
名神高速道で、少し先を走っている軽トラ。
なにか小さい家らしきものを積んで走っているのを発見。

びっくりしていたら、
その車が近くなってきたので、よく観察すると・・



どうみても、自家製の小さな家を軽トラに載せて走っている光景なのだ。
うまく本物の家(ミニ)を軽トラにセッティングしたのか?


その小さい家には、おしゃれなことに屋根に小さい煙突までついている。
しかも、窓ガラスはステンドグラス風で、かなり凝っている。
カーテンも取り付けられている。

日が差し込むと、ステンドグラス風な窓から屋内が見え
壁にぶら下がっている鍋や調理器具などが揺れる。

「あの小さな家で寝泊まりして旅しているの?」
「え~これって まさに、キャンピングカーの原点の姿じゃないか?」
「ここからスタートしたのか? 発想が一緒ではないか?」








とても びっくりした日
何か?とても気になる車だった。

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京町温泉「玉泉館」・・・宮崎県えびの市

2012-05-09 | 宮崎の温泉
「吉松温泉」(鹿児島県)の近くに「京町温泉」はある。
地図上はかなり近いが、県がちがう。
「京町温泉」は宮崎県えびの市になる。

今回 京町温泉「玉泉館」という旅館の湯を利用した。
これも温泉博士の無料手形のお蔭・・

この湯は「すっぽんぽん風呂」「玉泉館」といわれている。

建物の外観




中は(玄関の様子)


内湯







露天は



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共同浴場「西郷どんの湯」の中は?

2012-05-08 | 鹿児島の温泉
創業は1825(文政8年)の「西郷どんの湯 共同湯」
入口は、こんな感じ。

なぜか?番台に人がいないのだが・・
・入浴料金は250円

女湯の脱衣所は




こんな張り紙も


浴室は明るい


温泉成分表があり、ナトリウム・炭酸水素塩泉とある。


浴室も脱衣所もすべて 掃除が行き届いていて清潔で明るい。
夜の9:00になると きっちり終わり、すぐに掃除が始まる。
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「日当山西郷どん 温泉旅館」は「西郷どん」づくし

2012-05-08 | 鹿児島の温泉
「日当山西郷どん湯」の旅館は
正式には「日当山西郷どん温泉旅館」というらしい。
その建物の玄関に入ると・・

ここにも、また
「西郷どん」の似顔絵が・・横には「坂本龍馬」の似顔絵も・・




二階に上がると、宿泊用の和室が4つある。
階段を上がり切った所に、自由にお茶が飲める共同コーナーがある。
茶棚の中にさまざまな食器があり、自由に使える。

流しもあり、共同で自由に使えるが、ガスコンロや調理器具は置いてなかった。
向こうに見えるドアは共同のトイレだ。


2階には
それ以外に、写真のように カラオケができる畳敷きの大広間があった。
あっと・・ここにも大きな「西郷どんの肖像画」が・・

宿のご主人が「ここで何曲が歌ってもいい~」と言ってくれた。
ほかに宿泊客がいなかったので、
夫と二人でお互い10数曲 カラオケを楽しませてもらった。
最新のカラオケ機器が揃っていて、マイクもスピーカーもGOOD!!
ごきげんな時間だった。

素泊まりの部屋は、和室。
よく掃除がされた畳敷きが気持ちいい。
★ここは「素泊まり一泊で1500円」の安さ★
部屋には、テレビも冷蔵庫もないが、
炬燵が一つあり、ふかふか炬燵に入ると まったりと寛げる。
宿泊者は、向かい側の共同湯「せごどんの湯」には、無料で入り放題。

何より、部屋から見える景色がいい~。
美しい天降川が下にどこまでも広がっている。
川には、さまざまな水鳥が来て遊ぶ、その様をみていると飽きない。
向こうの山々の新緑も美しく、気持ちがすっきりする景色だ。







部屋で、さんざん天降川を眺め一服した後
下の階に降りたら・・
来たときには、全く気が付かなかったが、
玄関入ってすぐの壁に「はるな愛」さんのサインが貼ってあった!!

NHK「鶴瓶の 家族に乾杯」で
「はるな愛」さんがゲストリポーターで
この「せごどん湯旅館」と向かい側の「公衆浴場 せごどんの湯」に
来たらしい。
へ~!! そうだったのか~
結構 最近らしい・・
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日当山温泉「せごどん湯」・・・・鹿児島県

2012-05-08 | 鹿児島の温泉
日当山温泉(鹿児島県)に「せごどん湯」という旅館がある。
その旅館に、本日は素泊まりする。

「せごどん」とは「西郷どん」つまり「西郷隆盛」のこと。
「西郷隆盛が 戊申戦争の後、傷を癒した湯と言われている」
なんでも、地元では元湯とよばれ「日当山最古の自然湧出温泉」らしい。


最初 「せごどん湯旅館」の駐車場か?と思って車を停めたのは、
「公衆浴場 せごどんの湯」の駐車場だった。

泊まる予定の「せごどん湯旅館」は 共同湯の向かいのこの建物だった。

建物の壁に「西郷どんの似顔絵」が大きく描かれている。

旅館の玄関周りにも、また「西郷どん」の似顔絵があるから わかりやすい。

そして
向かい側(さっき車を停めた施設)は「せごどんの湯(共同湯)」になる。

道路を挟んだ真向かいに温泉旅館の玄関と、共同湯の玄関が向き合っている。
なんか面白い・・
当然ながら、我々は、今日明日は、この湯に入りに行くのだろう。

どんな湯だろう 楽しみだ。





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妙見温泉 秀水湯・・・・鹿児島県

2012-05-08 | 鹿児島の温泉
鹿児島県には、妙見温泉という温泉地がある。

昨年10月に「安楽温泉 鶴の湯」に一泊した帰り道
妙見温泉「秀水湯」の前を通過したことがある。
その際、一度、車から降りて、
次回の湯めぐりで南九州に来ることがあれば、
今度は この施設に泊まれないか?と
下見をしたことがあった。

今年3月に やっと念願かない
再び南九州にくることができた。
そして、「妙見温泉 秀水湯」にも今回一泊できた。

「秀水湯」は下の写真の建物で、
素泊まり(一泊2500円)で、日帰り入浴(200円)だけも可能。

秀水湯の駐車場は広い

駐車場の横から、裏山にも行ける。
自然環境に恵まれた施設で、
春には鶯(うぐいす)の鳴き声や「さくら」など季節の花が楽しめる。

裏山からみた秀水湯(自炊棟)の様子


さて、ここの一番は
なんといっても「お湯」の泉質と勢いのよさ・・
「郡司 勇」という温泉の専門家が「九州一の温泉」と絶賛した湯らしい
そのお風呂場は

このような入口があり・・

次のような男女別の浴槽が、それぞれに2つずつある。

上の写真の浴槽は、大量の源泉が音をたてて浴槽に流れこんでいて
そのままの勢いで、洗い場にも あふれ出る。
すごい勢いのある湯で、すさまじい。
泉質も抜群で、湯に浸かるとシュワ シュワと新鮮な湯が体にまとわりつき
非常~に 気持ちがいい~。
確かに・・郡司さんが褒めちぎるほどの湯だ
お湯は結構熱めなので、あまり一回の入浴時間は長くできないが
湯治客は、一日に何回にも 分けて入るのがいい。

この写真は「打たせ湯がある浴槽」で「ぬるめの湯」
上の熱めの湯と下の打たせ湯付き・ぬるめの湯、この二つの浴槽を行き来すると、
一回しか利用しない日帰り入浴客も 結構 長湯ができるように思う。

★一泊素泊まりで、一人2500円の安さ だが・・、
ここの素泊まり自炊棟には2種類があるらしい。

私が泊まったほうは、浴槽のある施設から石の階段を上った施設で
各部屋に台所(冷蔵庫着付き)とトイレがある新しい自炊棟のほうだった。
写真のような部屋で、なかなか居心地がよかった。

古い自炊棟は、本館の続きにあり、調理場は共同使用らしい。

秀水湯には、
もう一つ、わすれてはならない「名物の猫ちゃん」がいる。
湯治客の一人が「あんまん」と名付け呼んでいたら・・
いつのまにか、その名が広まり
「あんまん あんまん」と今では皆に親しまれているらしい。

その「あんまん」ちゃん
あまり、撮影が好きでないのか・・
私のカメラには、いい顔してくれてない・・
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さがら食堂の湯(宮之城温泉)・・鹿児島県

2012-05-08 | 鹿児島の温泉
「食堂系の温泉」・・
このようなものがあるのか?どうかわからないが・・

鹿児島県の宮之城温泉に「さがら食堂」という小さい食堂(割烹)がある。
お昼時には、ワンコイン(500円)定食
「とんかつ定食」「アジフライ定食」「ハンバーグ定食」をやっている。
これまで「とんかつ定食」「ハンバーグ定食」を食べたが、なかなかの味
「アジフライ定食」が一番おいしいようだが、次回のためにとってある?

(店の正面画像・・・昨年の10月に来たときの)

それは、ともかく
今回 ここのお風呂を初めて利用した・・
「食堂の温泉?」
え~!!そんなのある~!!
それが、おどろくほど「ヌルヌル スベスベで驚きの湯」だった。


暑い日の昼間だったので、ここの湯に入ってから、
さっぱりしてお昼をいただきたくて

浴室の洗い場で「石鹸」を使って顔を洗った。
しっかり洗えたので、お湯(かけ流し源泉)を浴槽からすくい
何回も漱ぐのに、いつまでしても、顔のヌルヌルが取れない????
10回以上もお湯で顔を漱いだが、ますます?顔はヌルヌル・・
びっくりした~・・
そうです・・ここはヌルヌルスベスベ泉質の湯だったのです・・

温泉成分は??

硫黄泉か・・でもアルカリ度もすごく高い気がする。
そして、驚くのが、ここは100円の入浴料なのです・・

お昼に500円ランチを食べようが食べまいが・・
入浴だけも可能。
「ランチ付きで600円で入れる源泉風呂」って
なかなか ないと思いますよ。
しかも、小さいながらも割烹で味がよく、お風呂はかけ流し源泉・・
人っ子ひとりいない貸切風呂(お昼の時間)
すごい~穴場系の・・食堂系の 本物温泉 見つけた!!


小さいながらお風呂上りに休憩できるスペースもあり・・・
冷えたお茶も無料で飲める・・おいしい・・いい時間

やっぱり ここは南九州なのだ!!
「南九州の湯」は ちがう!!
超安くて、本物源泉かけ流し・・
そして、いつも「湯上りの冷茶つき・・」
地域の人のハートも、湯と一緒に「ほんわか~」と伝わってきます。
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 「柴垣湯」 入来温泉・・・・鹿児島県

2012-05-08 | 鹿児島の温泉
鹿児島県の「入来温泉」に行ったことがある。


「アゼロ湯」(共同湯)の外観

「アゼロ湯」に入ろうと立ち寄った入来温泉だが、
アゼロ湯が休みの日で締まっていた。
途方に暮れていたら、
我々の前をお風呂セットを持った人が通り過ぎていく・・
「え~、まだこの近くに他の銭湯(温泉)があるの??」
話をすると・
「このすぐ先に「柴垣湯」があり、今日もやっている」と
早速、行き先を「柴垣湯」に変えて、いざ・・

なかなか、趣きのある「柴垣湯」じゃないか・・

中は、もっとワクワクするお風呂風景

鉄分が混じっているのか?色つきだが、
シュワシュワと気持ちのいい肌ざわりがうれしい。
成分は、炭酸水素塩泉らしい・・

もちろん、源泉かけ流しで・・贅沢な限り・・

入浴客の方々と話をしたら
「近くに温泉がいろいろあるので、毎日、どこに行こうか?」
行き先を決めるのが楽しみという周辺地域の人。

もう一人は、地元の人で
「アゼロ湯」がきょうは休みなので「柴垣湯」に来たと言っていた。
地域の人は、毎日入る風呂は人によって、ほぼ決まっているらしい。
彼女は、夕方を避けて昼間の人の少ない時間を狙って来るという。
入来生まれだが、若いうち都会に出ていた人だった。
年とって4~5年前に入来に帰ってきて以来、
毎日、入来温泉に入っているという。
温泉のある「故郷」っていいなあ~

脱衣所の温泉効能表・・

★(柴垣湯データー)

(住所)    鹿児島県薩摩川内市入来町副田6208
(tel)   0996-44-2888  
(入浴時間)   6時~22時
(休館日)   毎月10日・25日 
(入浴料)    150円        
(泉質)    炭酸水素塩泉
(源泉の温度) 43.2℃  pH:6.3    
(効能)   切り傷、やけど、慢性皮膚病、神経痛、運動麻痺 ほか
(駐車場)    10台/無料
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いむた(藺牟田)温泉  「下の湯」

2012-05-08 | 鹿児島の温泉
いむた湖の周辺の温泉に以前、入ったことがあったが・・
今回、いむた(藺牟田)温泉の「共同湯」には、初めて入る。

「下の湯」・・
外観・・






中は




驚くほど良質の湯があった。
透き通るほど透明な生きた湯が、静かに浴槽に溢れている。
この光景は、島根県の有福温泉の御前湯と泉質がそっくり・・
でも たったの150円の入浴料で・・
こんな良質の湯に入れるのは、
共同湯王国?の鹿児島ならではの光景だ・・

日当山温泉や霧島温泉などの影に隠れて・・
あまり知られてない藺牟田温泉の下の湯・・
日本の原風景の広がる、穏やかな田舎・・
この温泉は、新発見だった・・

ほかにも共同湯が3つあるらしい・・・
次回も どれかに是非とも入りたい
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湯の鶴温泉「喜久屋旅館」・・・熊本県

2012-05-07 | 熊本の温泉
熊本県に入り
いよいよ・・だんだん南九州に入ったかな?

ここは「湯の鶴温泉」
道は、深い山に入っていき



こんな雰囲気の場所は、
和歌山県の「湯の峰温泉」もそうだけど・・
個人的に、田舎生まれの私はワクワク・ゾクゾクの風景なのだ。

そして
ついに山間の狭い川の両側に古風な温泉地が見えてくる。

何やら随分と古そうな 施設なんだが
廃墟?いやまだやっているの?の旅館が・・






そうです。ここが「湯の鶴温泉 喜久屋旅館」です。

玄関を入ると
おう~ なんと趣きのある受付風景だろう

続きの廊下も







そしてお部屋は





部屋から見える対岸の景色は、

さすが創業百年の老舗旅館の佇まいが そこ彼処に漂う
ドキドキ ワクワクの空間 懐かしいにおい・
しばし、お部屋で一服して

一番気になるのが、お目当てのお風呂だ。
いざ、見学タイムはじめ・・

最初に「女湯」は・・

おう~ 雰囲気ある~

続いて「貸切露天岩風呂」は・・

すぐにお風呂でなくて・・一部屋がある。
もしかして、ここは、昔は「特別室の貸切岩風呂」ではないか??

まだまだ引き戸があり、やっと見える「貸切露天岩風呂」

すごい~
露天風呂の右側の木目の彫刻が・・これまたすごい

もっと、よく見ると

なんという懲りよう・・

続いて「男湯」は??
幸い 誰も入っていないので浴室写真だけ撮らせてもらうことに

男湯は、半露天のようだ・・気持ちいい風がふいている浴室

すばらしいお風呂に、一安心・・
夕食までに「女湯」と「貸切露天岩風呂」の二つに一人風呂して

夕食が、これまた すごい~   
我々は
「湯治プラン 一泊2食付 一人4500円」での宿泊なのだが・・

鶏鍋や おさしみもある。
値段の割に、充分すぎる量と 味がこれまたいい~・・
季節の山菜もたっぷり使った料理。
ご飯もたっぷりおかわりできるよう御ひつにあるし・・
ほろ苦い山菜の天ぷら(タラの芽・ヨモギ・シソのみ・筍 ほか) 
つけ塩の味もいいし・

「日本人に生まれて 本当に よかった」
~旬の山菜がおいしいと味わえる味覚を持つ日本人って素晴らしい~
早春の時期、山菜のもつ独特の苦み・渋みがなんともいい~

あさり・筍・ぜんまい入りのお吸い物


一泊で7つのお風呂が楽しめた「湯の鶴温泉 喜久屋旅館」
あとの風呂は完全な内湯で、いつも湯けむりがモウモウして・・
撮影がうまくいかず(湯煙で真っ白状態の浴室)で
残念ながら 浴室画像を載せてない・・・


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