湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

「リヴァージュ・ スパ ひきがわ」 の湯

2008-12-29 | 和歌山の温泉
日置川温泉「リヴァージュ・ スパ ひきがわ」に入浴してきました。
ここは和歌山県西室牟婁郡白浜町日置川にあります。
白浜温泉(白浜町)からR42号を串本方面へ南下してくると、
ここも古くからある椿温泉の入口があり、
そこからさらに約5km南下したところに
日置川温泉「リヴァージュ・ スパひきがわ」が太平洋に面して立地してます。
道の駅の「志原海岸」のゴク近くです。

2ケ月ほど前にこの施設の湯に入ったことがあり
そのときにアルカリのPH値が高く
信じられない「ヌルヌル度」が脳裏にこびりついていて・・
もう1回 是非とも入りたい湯でした。
入りましたよ!!
やっぱり ヌルヌル度がすごい!!
「すぎな」の薬草湯もあり
(薬草湯は日によって内容が変わる。
「またたび」の湯になる日もあるとか どんなのかな?)
そんなことより5つの内湯のうちの4つが普通のアルカリ性単純泉で
うち源泉が2つありこれが信じられないような大変なヌルヌル度
1つは源泉のままの温度で、もう一つは源泉を少しあたためている
その他の湯は暖かい湯 他の湯も充分ずぎるアルカリ度であったかい・・
なんとも気持ちのいい たっぷりの温泉湯量であふれている・・
以下の・・・の間はインターネットに載っていた資料です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  「リヴァージュ・スパひきがわ」
  源泉風呂・露天風呂・足ツボ湯・家族風呂・・pH 10.0(アルカリ性単純泉)
  大浴場・・pH 9.9 (アルカリ性単純泉)
  泉質表(源泉名「日置川温泉 渚の湯」98.5分析)・・・
   pH10.3、泉温38.1℃、195㍑/分・動力揚湯、アルカリ性単純温泉
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
これでどれだけすごいヌルヌルかが おわかりでしょう!!
浴槽は
外にも露天があり・・これも同様にアリカリ性単純泉
建物はバリ風な景観にしてあった。
写真はこの外の露天風呂です。

2回目の今回は 湯もすばらしいが
もっと大きな収穫は
「源泉の内湯」で、たまたま一緒に入っていた人が
大変な温泉通の人で びっくり!!
北海道から九州まで
ちょっとした時間ができたら、
いつもご夫婦で湯巡りを楽しんでいるという人でした。
東北のほうか北海道では
山の中の川をスコップで掘って自分達が入れるお風呂をつくり入ったり・・
聞けば ワクワクするようなお話ばかり・・
車での旅にも大変慣れておられて・・
「温泉の達人」に限りなく近い人でした・・
すごい!!

でも
彼女が使うという温泉雑誌にびっくり!!
なんと「自遊人」についている別冊の無料手形は10年来使っているという
すごい大先輩ではないか!!「自遊人」を完全に使いこなしている!!
最近では「温泉博士」も使い始めたと・・
さらに東北か北海道に行くと 
地方の温泉情報雑誌で「ほ」というのがあり
これにその地域の無料温泉手形がついているという・・
これは新情報です!!
この「ほ」のお話をもっともっと聞きたく
また彼女の温泉旅のお話ももっともっとお聞きたかったのですが・・
「1時間でここの風呂は上がる」約束を家族として入ったので・・
やむなく 彼女との 夢の温泉旅のお話は中断しました・・

今はどこの湯を巡っておられるのでしょうか!?
お正月はさすがに実家かな?
あの続きに 椿温泉には行かれましたか?
今回も 白浜の湯の外湯に入られましたか?
「崎の湯」には以前はいったことがあると言っておられましたね・・
私は 海のとっても荒れた日の「崎の湯」に入りましたよ
晴天なら、さぞのんびり海の風景を楽しめ、湯の暖かさも楽しめたでしょうに
風と波のきつい日の「崎の湯」は、なかなか自然の荒々しさを感じる
それは豪快な湯でした。
海の波しぶきがバチ~ンと飛んで浴槽にかかる日でした。
これまた 貴重な体験でしたよ・・

では、では お名前はわからないけど 
和歌山で出会った「温泉の達人」に近い人?
これからも いい湯旅を~お互い 楽しみましょう!!





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白浜の公衆浴場 「綱の湯」

2008-12-29 | 和歌山の温泉
白浜の「綱の湯」という公衆浴場に入ってきました。
5年くらい前に、古い建物だった「綱の湯」を一度だけ
利用したことがあったのですが・・
最近は、昔の「綱の湯」のあった場所を車で通過すると・・
駐車場にチェーンがかかっていて、まず、駐車すらできません。
もう経営をしていないのか?そんなことはないか?
建物がとても古かったので、
外来客には使わせないようにしたのかな??
などと・・かなり気になりながらも
狭い白浜の街中の道なので、後ろからも前からも車が続いていて
やむなくサーッと通り過ぎていました。

でも 今年 いつもと違う道を通過したら
元の場所から50メートルくらい離れた場所に
なっなんと!!新しくなった「綱の湯」の建物を発見。
道沿いにオープンしています。
「うれしくて・・」
「長いこと探していた探し物が見つかった!!」感動!!

駐車場が空いている午前中の時間帯を利用して
早速 入浴してきました。
今回の建物は道路に沿ってよく見えるし
なにより建物のすぐ前が駐車場になっています。
(以前のは駐車場に車を止めて街の路地の中を歩いて綱の湯に行ってました)

今回 中に入ると清潔な新品の浴槽に湯があふれています。
窓から見える景色は白浜の海がどこまでも広がっていて
景観も湯とも す・ば・ら・し・い・・
感激して 朝の湯に入っていました。

一人だけ先客がいて髪を丁寧に洗っておられました。
なんといっても 二人きりなので 洗い場もゆったり使い
お話をしながら 楽しく入浴できました。
その女性は 仕事が休みの日は
自分で車を走らせ「湯」を求めての旅をしている
とってもタフな人でした。

彼女は、旅の中では東北地方の湯が好きらしく
安くて本物の湯の宝庫らしいです。
何より東北の人々が親切で、人情味があり
大好きなのようです(言葉はわかりにくいけど・・)

また、中部地方では
長野県の湯も好きなようでした。
温泉地も多いし、人がどこへ行っても親切だと 
言い切っておられました。

しかし、一方では自分の家に温泉水を引いている
「白浜っ子」なのです・・
しかし、冬はこの温泉水を沸かすのに燃料代が高くつくので、
気楽に白浜の共同湯を利用しているという話でした。

最初は「白ら湯」をよく利用していたが
時間帯によっては「地元の人々」で混雑することがあるので
この「綱の湯」がニューオープンしてからは
早い時間(午前中)に利用するという話でした。
  
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ジェームズ山「月の湯船」に入ったよ

2008-12-29 | 兵庫の温泉
長らく温泉とは ご無沙汰してましたが・・やっと行ってきました。

今回は 
神戸ジェームス山「月の湯船」に行きました。
11種類のお風呂があって、しかも営業開始の10時すぐだったので、
人が少なく ご機嫌の時間でしたよ。

乳白色の湯や海水の温泉があって
「日々の あわただしさに疲れた身体には
五感に響くヒーリングタイムを」のキャッチフレーズでつくられた 
都市の真ん中の癒し空間・・
天然温泉と天然海水の露天風呂をはじめ
幾つもの湯舟がもたらす優しいぬくもり。
ミュージアムのような上質でモダンな空間に流れる和みの時間。

古来より、日本人は暦も「月」の周期でつくり
月を眺めては月日を感じ、季節の到来を察知してきました。
それのため、季節ごとの微妙な月の形の変化に くわしく 
少しの変化も いとおしく眺め愛でてきました。
月をみては、心を癒してきたといえる我々の先祖たち。
一方 太陽の動きに合わせて?慌しい日々を暮らす現代人の私達も 
どこか心の奥深くには 今でも
「月」を愛でては「心を癒す」ゆったり習性がきっと残っているはずです。

その習性を呼び覚ますように「月の湯船」は
いろんなお風呂に 様々な工夫がされ
~月の様をゆっくり眺め 
湯にゆったりと身をゆだねるとき、
大らかな生命の息づかいに満たされた
あなた自身がそこにいるはずです。
かつてなかったような極上のリラクゼーション。
どうぞ、ごゆっくり、ご満喫ください~
こんなキャッチフレーズがあります。
屋外の風呂には かすかにヒーリングミュージックも流れ
癒しの時間。

最初に入ったのは、
内湯の「月待ち(つきまち)の湯」でした。
~「立待」 「居待」 「寝待」と、日本語には月を待つ言葉がたくさんあります。
それは、まだ出ぬ月に思いを馳せ、その光の訪れを待ち望む日本人ならではの感性。
またたく星のもと、ゆったりと月の出を待つ心には、人知を超えた宇宙のリズムが息づいています。
忙しい太陽の時間を離れて、おだやかな月の時間の中へ。
その第一歩を庭園を眺める内湯からお始めください~ですって・・
なんてステキな湯でしょう・・ 

そして
気がつくと 様々な湯を次々と楽しみ
なんと合計1時間半入っていました。

特に私が長く入れたのは、外湯の ぬるめの湯「小望(こもち)の湯」と
海の臭いのするさっぱりした「朔(さく)の湯」天燃海水湯でした。

「小望の湯」とは・・
~小望月。望月にあと少しという十四夜の月の呼び名です。
今日、その姿かたちは十五夜に及びません。
しかし、あくる宵には晧晧たる光で夜空を満たします。
「小望の湯」には、そんな完璧さへの憧れが込められています。
澄みきった夜気のなか、日ごとに美しさを増していく月影など思い浮かべながら
まん丸の湯舟をお楽しみください~と・・

「天燃海水」の「朔(さく)の湯」とは・・
~「朔」とは月の始まりであり新月であり原初。
万物の営みが始まり、戻っていく場所を象徴します。
あらゆる生命の根源となった海は、まさに朔そのもの。
六甲山の御影石でつくられた風情のある岩風呂。
瀬戸内から引き込んだ天然海水のお湯につかりながら庭園のような露天風呂を満喫して下さい~
とありました。

今回は、朝一番の湯でしたが・・
夕刻には どの湯もきっと「月の湯船」さながらの風情があると思えます。


源泉名 ジェームス山温泉1号源泉   
● 泉 質 ナトリウム - 炭酸水素塩・塩化物温泉(中性低張性低温泉)
● 効 能 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病痔疾・冷え症・病後回復期・疲労回復・健康増進・きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病


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