那須温泉の最も奥にあるのが、「那須高尾温泉」
今回入った「おおるり山荘」(那須高尾温泉)は、
「鹿の湯」の近く「観光案内所」横の公衆トイレと「温泉神社」の間 左脇道に入る。
その道をしばらく行くと一つ目の十字路があり「見川医院」を右折する。
その後は上り坂2キロの一本道の山道をひたすら行く。
ポイントは、曲がり角にあるという「見川医院」。
これが病院の建物らしくない(上品な平屋の旅館風な建物)で わかりにくい。
しかし、これさえ見つければ あとは一本の山道なので、無事に「おおるり山荘」につく。
着いた先には、
「おおるり山荘」の大きな建物だけ ドカ~ンとある。
受け付けは・・
ロビーは、広い
浴室は、2ケ所ある。
一つは廊下の突き当りを外に出て、少し歩くとある ほったて小屋風な野天湯(男女別)
もう一つは、館内にあり、同じ廊下のつきあたり右側に男女別の内湯+露天風呂
まずは「野天湯」へ
山の高台から下の空間が見下ろせて、遠くの山との間に障害物が全くない。
すばらしい開放感がある。
心地よい風が吹き、傍らのススキもサラサラ揺れて輝いている。
なんとも、さわやかな一人湯の時間。
「はあ~!!」溜息が出る湯だった。
こんな高地の ぬるめな硫黄泉は最高だ!!
季節もいい~!!
館内のお風呂は
内湯
ここにも露天風呂がある。
約束の入浴時間より少し早く上り
ロビーで夫を湯待ちする間・・
東京から来ていたご夫婦とお話する機会があった。
お二人は、若い頃から温泉好きで
子どもの手が離れてからは 特に頻繁に出かけているという。
二人の旅行パターンは有名な温泉地の高級旅館に、二泊三日(すごい!!)することらしい。
それも、全国の有名温泉地に一通り行った頃には
高級旅館めぐりもワンパターンだと思い始め、飽きてきたという・・
(え~!!これって、すごい話なんですけど・・)
そんなある時、「おおるりグループ」の旅行形態を知り、
産地直送??的な現地から現地へのバス移動サービスに加えて
お得な値段(1泊2食5500円)に魅了され
朝食・夕食すべてバイキングの斬新さにも惹かれて
今度は、しばらく「おおるりグループ」の旅行にはまったという。
しかし、これも続けると、また飽きてきて・・
最近はちょっとご無沙汰していたらしい・・。
ところが・・
先日、テレビの「清水国明」の温泉番組で、清水が
この「おおるり山荘」の野天湯に 非常に気持ちよさそうに入っていたのを見て
今年の暑~い夏をやり過ごした後だし、久々に出かけたくなって来たという。
「よかったね。野天湯!!ぬるくて開放的で最高!!」話は大いに盛り上がった日。
この清水国明が出ていた温泉番組 実は、私も見ていた。
確か、清水は、那須湯本温泉の「鹿の湯」にも入っていた。
しかも、番組スタッフからの要請か?「鹿の湯」の一番熱い浴槽に入れさせられ
中で真っ赤になって 歯を食いしばって頑張っていたな・・!!可愛そうに・・
清水が、「鹿の湯」の次に入った湯が この「おおるり山荘」の野天湯らしい。
確かに、いい顔して心地よさそうに野天湯にゆっくり入っていたのを思い出した。
その時、私はその湯が「おおるり山荘」の湯だとはわからなかった。
でも、今回、この東京から来ておられたご夫婦の奥さん
(なんでも彼女は、自称「京子姫」さんと言ったっけ)
「京子姫さん」のお蔭で
あの時の、清水国明お気に入りの湯が「那須高尾温泉・おおるり山荘」だと
はっきりと わかった日。
「京子姫さん」曰く
それで、ここの湯は、絶対に「ぬるめ」に違いない!!と思ったらしい。
やはり、その予想は当たっていたという。
「温泉好きな人は、同じ番組を見てるんだ!!」と実感し
同じ すばらしい野天湯を体験できた喜びを分かち合った日。
「京子姫さん」は「おおるりグループ」の入浴タオルを見せてくれた。
ふ~ん。
「おおるりグループ」ねえ~
そういえば、奥日光湯元温泉の「日光温泉寺」の湯で一緒になった
千葉県出身の二人の女性たちも、「おおるりグループ」の旅行を楽しんでいた。
すごく旅慣れていて、「おおるりグループ」旅行では 1万円もっていけば
一泊二日の旅行で 本物湯+お土産まで買えて、なお少し御釣りが来ると言っていたっけ・・
そんなこんなで・・
「おおるりグループ」という旅行斡旋団体が、妙に気になって来た。
「京子姫さん」と分かれてから、私はフロントに行き、
「おおるりグループ」の冊子を一つもらった。
それによると・・
千葉駅、東京の新宿駅、横浜駅などから 関東近郊の7つの温泉地へ
一人往復1000円のバス代で、直通「湯けむり号」という送迎バスが出ているらしい。
行先は、7つの温泉地の「おおるりグループ」直経営の旅館・ホテルだ。
さて、「おおるり山荘」の帰り道
温泉神社の場所に戻ると・・きょうは温泉神社のお祭りの日らしい
観光案内所の無料駐車場にも、地元のお祭り関係の車がある。