8ケ月ぶりに行った九州の温泉地
今回も、元気あふれる「おばあさん」達にたくさん出会えた。
まずは、玖珠温泉の「大鶴温泉」で出会った人に
トトロのように大きくて朗らかなおばあさんがいた。
この人は、大鶴温泉の岩風呂の一番大きな岩にペタっと座り
その岩は浴槽に浸かるのに一番入りやすい場所にあり
そのおばあさんが一人どいたら、5~6人はその岩に座れるほどの大きさ
そんな極上の場所を一人占めして湯に足を浸けたり、半身浴したり
全身浴したりしているが・・
誰一人「一番いい場所を占拠して~!!」などと咎める者はいない。
彼女は・・
朗らかで声の大きさも半端でなく「浴槽のドン」という雰囲気だ。
彼女にしたら、この大鶴温泉の浴槽は、毎日通ってくる場所で
きょう一日元気に過ごせたことを確認し湯仲間と喜び合う場所らしい。
湯で出会う人々は「大切な仲間で、そこで得る情報は宝もの」らしく
玖珠の街情報や、知人の近況など、すべてここで仕入れている。
あったかい大鶴の湯に入って上機嫌な彼女は・・
大きな声で朗らかに日常のおしゃべりを楽しんでいる。
まるで、彼女は「温泉場にいるトトロ」のよう・・
湯上りの脱衣所でも、
なおも彼女の周りは楽しいおしゃべりが続き
「こう朝晩冷え込んで来たら、薄くて暖かい下着が非常に貴重だ」
との話になり、しばらく脱衣所がこの話題で盛り上がっていた。
その時、突然、この温泉トトロのお婆さんが・・
「ユニクロ!!下着ならユニクロ!!」と
ひときわ大きな声でのとどめをさすような雄叫び??
これには 思わず、私はクスっと笑ってしまった。
「あんたはユニクロの回し者か!?」のお婆さんだった。
この温泉トトロにかかると「温かい下着はユニクロが一番!!」と
みるみる玖珠の街中のお年寄り達に広がりそうだ。
もう一人の「温泉トトロ」は
霧島温泉の「湯之谷荘」に2時間入るというこれまた太ったお婆さん
玖珠の「大鶴温泉」のお婆さんに負けてないほど朗らかで元気。
この人は「湯之谷山荘」の3つの木の浴槽の入り方から
一番ぬるい炭酸泉の入り方、そこに浮く「湯の花」の採集のし方
など、ゆっくと教えてくれる・・
教えていただいたように、炭酸泉の浴槽で「湯の花」を手で集めてみるが
どうもうまくいかない・・柔らかい湯の花はバラバラちりじりになる・・
この湯之谷山荘の「温泉トトロ」は、
浴槽の底の端っこに静かに上手に「湯の花」を集めて
手のひらにいっぱいゲットして私に見せてくれた。
「びっくりした~!!」
この人から「湯之谷山荘」の湯の素晴らしさ・・を
コンコンと聴き・・幸せな気持ちになった。
いつまでもお話を聴いていたいが・・
1時間の入浴時間が過ぎて「お先に・・」と
声をかけて湯から上がったら・・
「え~!!もう上がるのかい??まだ話したいのに~・・」
と大変惜しんでくださったが・・・・
旅の途中だったので、このお婆さんと同じように2時間は入れず
別れを惜しんで、「また来ます」と約束?した日。
二人の湯治婆?「温泉トトロ」に出会えて、うれしい九州の湯旅になった。
今回も、元気あふれる「おばあさん」達にたくさん出会えた。
まずは、玖珠温泉の「大鶴温泉」で出会った人に
トトロのように大きくて朗らかなおばあさんがいた。
この人は、大鶴温泉の岩風呂の一番大きな岩にペタっと座り
その岩は浴槽に浸かるのに一番入りやすい場所にあり
そのおばあさんが一人どいたら、5~6人はその岩に座れるほどの大きさ
そんな極上の場所を一人占めして湯に足を浸けたり、半身浴したり
全身浴したりしているが・・
誰一人「一番いい場所を占拠して~!!」などと咎める者はいない。
彼女は・・
朗らかで声の大きさも半端でなく「浴槽のドン」という雰囲気だ。
彼女にしたら、この大鶴温泉の浴槽は、毎日通ってくる場所で
きょう一日元気に過ごせたことを確認し湯仲間と喜び合う場所らしい。
湯で出会う人々は「大切な仲間で、そこで得る情報は宝もの」らしく
玖珠の街情報や、知人の近況など、すべてここで仕入れている。
あったかい大鶴の湯に入って上機嫌な彼女は・・
大きな声で朗らかに日常のおしゃべりを楽しんでいる。
まるで、彼女は「温泉場にいるトトロ」のよう・・
湯上りの脱衣所でも、
なおも彼女の周りは楽しいおしゃべりが続き
「こう朝晩冷え込んで来たら、薄くて暖かい下着が非常に貴重だ」
との話になり、しばらく脱衣所がこの話題で盛り上がっていた。
その時、突然、この温泉トトロのお婆さんが・・
「ユニクロ!!下着ならユニクロ!!」と
ひときわ大きな声でのとどめをさすような雄叫び??
これには 思わず、私はクスっと笑ってしまった。
「あんたはユニクロの回し者か!?」のお婆さんだった。
この温泉トトロにかかると「温かい下着はユニクロが一番!!」と
みるみる玖珠の街中のお年寄り達に広がりそうだ。
もう一人の「温泉トトロ」は
霧島温泉の「湯之谷荘」に2時間入るというこれまた太ったお婆さん
玖珠の「大鶴温泉」のお婆さんに負けてないほど朗らかで元気。
この人は「湯之谷山荘」の3つの木の浴槽の入り方から
一番ぬるい炭酸泉の入り方、そこに浮く「湯の花」の採集のし方
など、ゆっくと教えてくれる・・
教えていただいたように、炭酸泉の浴槽で「湯の花」を手で集めてみるが
どうもうまくいかない・・柔らかい湯の花はバラバラちりじりになる・・
この湯之谷山荘の「温泉トトロ」は、
浴槽の底の端っこに静かに上手に「湯の花」を集めて
手のひらにいっぱいゲットして私に見せてくれた。
「びっくりした~!!」
この人から「湯之谷山荘」の湯の素晴らしさ・・を
コンコンと聴き・・幸せな気持ちになった。
いつまでもお話を聴いていたいが・・
1時間の入浴時間が過ぎて「お先に・・」と
声をかけて湯から上がったら・・
「え~!!もう上がるのかい??まだ話したいのに~・・」
と大変惜しんでくださったが・・・・
旅の途中だったので、このお婆さんと同じように2時間は入れず
別れを惜しんで、「また来ます」と約束?した日。
二人の湯治婆?「温泉トトロ」に出会えて、うれしい九州の湯旅になった。