湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

湯平温泉「5つの共同湯」   大分県

2014-06-05 | 大分の温泉
清流・花合野川沿いにある共同湯は全部で5つ。

★料金    200円
★営業時間  6時~22時
★定休日   年中無休
★泉質    弱食塩泉

温泉街の始まり(石畳の一番下)から紹介していくと

「橋本温泉」・・・(2008年4月全面改装)

湯平共同湯で、最も広い造り。

湯舟は「ぬるめ」と「熱め」に仕切られていて、お好みの湯に入れる。

続いて
「銀の湯」・・・(2006年4月全面改装)
★飲泉・足湯付き

昔は川の中にあり、湯に銀粉のような白い結晶物が混ざっていたことから
この名がついたという。

檜の香に包まれながら浸れる湯舟。
湯温は程よく ぬるめ。
湯の感触や温度などすべて、私のお気に入りの湯。


次は、
「砂湯」・・・2007年4月全面改装
湯平温泉の中心に位置する共同湯。

温泉街から花合野川に架かった小さい橋を渡り 対岸の川沿いにある。

川面よりも湯舟が低く、昔は川底の砂地から温泉が湧出していたため
「砂湯」の名がついたという。
湯屋が川のすぐ端?川の上?に建っている。湯平の名物湯かな?
けっこう建物の場所が印象に残った湯・・


「中の湯」・・・2007年4月全面改装
石畳の中ほどに位置する(それで「中の湯」というのか??)
★男女日替わりで利用できる大きな湯舟が一つだけある施設。

昼間に入ると、対岸の自然豊かな景色が見られ
心休まるひとときが過ごせる。
私が入った日(女湯の日)は夜の入湯で外の景色は見られなかった。

ここは、男女日替わりでの利用の湯なので、
一番最初に「きょうは どっちの日?」とチェックが要ると後で思った。
お天気がよい日に、ここの湯に当たれば、迷わず昼間に入ること。
対岸の景色がたっぷり楽しめるからだ・・
※「中の湯」以外の4つの共同湯は全部・男女別の浴槽があるので、
「きょうはどっちの日?」などと心配しなくていい・・

最後は、
「金の湯」・・・2008年4月全面改装
湯平で最古の歴史を持つ温泉。
温泉街の一番坂の上にあり、花合野川を渡った対岸の共同湯

「地下に金鉱脈があるに違いない」と言われてたことが 名前の由来らしい。

浴槽の端っこに木のすのこが敷いてあり、ここで横になっていると
下を温泉が流れていて、スチーム寝湯ができ、とってもいい時間が過ごせる。
但し、この「すのこ の上での寝湯」は 一人で入っているときに限るかな??
「金の湯」を出たところには★飲泉・足湯(飲泉は、胃腸病に効果があるとか・・)



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湯平温泉 (石畳沿いの外湯)        大分県

2014-06-04 | 大分の温泉
「湯平温泉街・石畳沿いにある共同湯」3つとは・・

温泉街の下から「橋本温泉」


続いて「銀の湯」


温泉街の中ほどにある「中の湯」


★湯平温泉5つの外湯(花合野川の対岸に2つ+温泉街の石畳沿いに3つ)

★入湯料金は 各200円
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「花合野川(かごのかわ)」 湯平温泉    大分県

2014-06-04 | 温泉街の風景

湯平温泉は長~い急な一本の坂道以外に
街中を流れる一つの川がある。
「花合野川(かごのがわ)」という


「花合野川」を挟んで温泉街の対岸にある共同湯「砂湯」
(画面の中央・緑色の壁・橋のたもとにある平屋の建物)

「砂湯」の近景


同じく川の対岸には
放浪の俳人「種田 山頭火」記念館も ひっそり建っている。

2階に上がると・・

「種田山頭火」は 素朴な山の温泉・湯平を特に好んだという。
彼の句
「分け入っても 分け入っても 青い山」は 湯平の景色か??

山頭火が、湯平で逗留していた間・・
山の温泉地らしく急に雨が降り出したことがあり
川原に干していた「洗濯物」を慌てて取り入れたことがあるようだ~
そんなエピソードも 記念館に紹介されていた。
種田山頭火のその姿が目に浮かぶようだ!!


さて・・
温泉街の終わり部分(川の上流)
坂の昇りづめ部分に「金の湯」がある。
これも川を渡って 対岸にある共同湯だ。


湯平温泉を流れる「花合野川」は
ふつうの川というより 渓流(急な川)で、
外国人がみたら「滝」に近い・・・

しかし、この渓流が 豊かな温泉の源なのだ。
川向こうに写真に載せた2つ「砂の湯」「金の湯」の外湯(共同湯)があり
それ以外に・・
川の手前(温泉街の石畳側)にも3つの外湯(共同湯)がある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湯平温泉 (石畳の道 )  大分県

2014-06-04 | 温泉街の風景

大分県の「湯平温泉」
山間にある静かな温泉地だ。
ここの特徴は、昔ながらの天然石を敷き詰めた温泉街の道。

坂道のすべてが石畳で、かなり驚いた。

5つあるという外湯のすべてに入りたいものの・・
途方に暮れるほど 長~い 急な 1本の石畳の坂道・・延々と続く

この赤い傘の「白雲荘」は
「男はつらいよ」(渥美 清・沢田研二・田中裕子 出演)で 
撮影に使われた宿らしい~

そんな夫の解説も なかなか耳に入らない急な坂道・・
なんとかしてくれ~!!
5つ全部の外湯には入りたいし・・坂はきついし・・ふう~



そして・・帰り道
下り道は もっと すごい。
足腰が弱いと 一度転んだらそのまま坂道を下まで転げおちそうだ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする