湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

宮城県

2019-11-27 | 宮城の温泉

「封人の家」(奥の細道・松尾芭蕉)

●中山平
「三之亟湯」
「なかやま山荘」
中山平を出て鳴子峡へ
中山平駅

●鳴子
湯治処「東多賀の湯」
「鳴子ホテル」
「ゆさや旅館」と「滝の湯(共同湯)」
「鳴子こけし」「鳴子温泉駅」「早稲田桟敷湯」  
「あ・ら伊達な道の駅」
「あ・ら・伊達な」道の駅

●東鳴子
「砂善(いさぜん)旅館」

●赤這
赤這温泉「阿部旅館」

●川渡
藤島旅館(川渡温泉)

●秋保
「ホテルニュー水戸屋」


朝定食が美味しい! 金成PA 
犬を連れて旅行(ドッグラン)長者原SA  

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藤島旅館(川渡温泉)

2019-07-09 | 宮城の温泉
大正ロマン漂う木造の湯治宿に共同湯あり
「藤島旅館」川渡温泉 (宮城県)            
         
「脚気川渡(かわたび)」と古くから言われてきた川渡温泉。膝痛や足腰に効き、手術後にもやさしい湯という。
国道側から「川渡温泉」のゲートをくぐり、

橋を渡るとすぐに温泉街に入り、

突き当りに「日本庭園のある宿 藤島旅館」の看板が見える。

奥には広い駐車場もある。
この建物かな?

木造瓦葺きの大きな旅館は周囲を古い松が囲んでいる。
入浴時間まで、しばし周辺を散策した。

藤島旅館は、昔の木造建築の小学校みたいに大きい。
戦争中には東京浅草の小学生を学童疎開で受け入れたらしい。

周辺の散策も終わり「いざ、お風呂へ」

藤島旅館の入口



まず、大きなあけっぴろげの玄関に入ると、受付らしきところに人がいない。

どこがが受付?
玄関入ってすぐに売店もあるが、ここにも人がいない!!

ひたすら、大声を張り上げて「ごめんください。こんにちは。誰かおられませんか?」と声の限りを尽くす。
やっと、奥から人影が見え、外来入浴料二〇〇円を払って入館。

「不用心だ。無銭入浴者が出るぞ!」と思った。

後で、玄関入ってすぐの板張りの下にブザーがあり、それを押して外来を知らせるとわかった。
初めての客にはわかりにくい。

お風呂までの廊下は、木造建築らしく磨きこまれ、窓から射す日の光の中、ピカピカだった。

懐かしい木のぬくもりがうれしい。

「真癒の湯」という男女別のお風呂が、長い廊下の突き当たりにあった。

中に入ると脱衣所と浴室はガラス引き戸一枚で隔てられ、草津や別府の共同湯みたいな構造だ。
湯けむりがあがる浴室、洗い場に溢れる源泉、カランで体を洗う人、浴槽に浸かって談笑する人。
石鹸やシャンプーは置いてないので自分持ち。すべてが共同湯の雰囲気で和む。
薄緑色の湯に浸かると肌ざわりがやさしい。
そのうち大きな黒い湯の花がぷかりプカリと浮いてくる。
両手ですくい喜んでいたら、

傍にいたお婆さんが話しかけてこられた。
「どこから来たのかい?」
お婆さんに、ここの湯の効能を教えていただいた。
「旦那さんと二人で車旅かい?幸せだね。私もお爺さんが生きていた時は、二人で一緒にこの湯に通ったもんだよ。」と昔話をひとしきり。
お話を聞きながら ・・感謝して心底温まった湯。

風呂上りに廊下に造られた木のテーブル・椅子で寛いでいたら、金髪の学生がやってきて慣れた手つきで洗濯機を操作している。

ここに下宿しているようだ。

NHK「ふだん着の温泉」で「学生たちの“わが家の湯”」として紹介された藤島旅館ならではの風景だった。東北大学の学生達が毎日のように利用する湯で、旅館に自炊下宿する学生もいるという。
(2010年9月の入湯より)
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赤這温泉「阿部旅館」

2018-08-28 | 宮城の温泉
こう暑くて温泉に行けない日々が続くと「温泉カッパ」の私は、遂に瀕死状態になってしまった。

先週、台風20号に直撃されてしまい、暴風雨で家が壊れるのでは?と恐ろしくて全く眠れなかった夜。
その翌夜は、昨夜の台風被害を免れたことに、いたく安堵し爆睡した。
すると今度は明け方の冷たい自然風に直撃されて、不覚にも夏風邪をひいてしまった。
夏の疲れも加わったのか?発熱・関節痛・下痢と3つ揃って、一気に体調不良の日々が4日も続いた。  

やっと体調も戻りつつあり、
この際、今までにブログに未アップだった温泉記事をアップすることにした。

(温泉博士の雑誌に掲載された私の記事より)・・・・・・・・・・

「普段着の宿は 常連さんと 猫の出迎えあり」       
    「阿部旅館」  赤這温泉 (宮城県)            
                    ~女鷹ちゃん~   
 
赤這(あかばい)温泉は鳴子温泉郷にあり、「安部旅館」は日帰り入浴も可能な施設だ。

江合川を渡って田舎道に入ると、すぐに「安部旅館」の看板とシンプルな外観が見える。

宿には細く鋭角な道があり大きい車は切り替えが大変だが、奥には広い駐車場があった。

二匹のかわいい猫たちが出迎えてくれた。

玄関に入ると、気さくな女将が、風呂場まで案内してくれ
「源泉が違う2つの湯が自慢。昼の時間帯で空いているから2つとも入って帰って」と勧めてくれた。

確かに2つの浴槽は湯色が違う。

最初に両方の浴室・浴槽写真を撮り「いざ入浴」。

2つの浴室のドアに「男湯」「女湯」の表示札をそれぞれ掛けて一人湯をした。

途中で合図を送り浴室交代をする予定。
私は赤這温泉の名前の由来になった鉄分の多い赤茶色の湯から入った。

石鹸やシャンプーなどは、一切置いてないが、黄色のケロリン桶はある。
自前の石鹸で体を洗い一人湯を楽しんだ。壁隣りの浴室から、同じく一人湯を楽しんでいる夫の機嫌のいい鼻歌が聞こえる。

しばらく、ゆったりと入っていたが「今、急に他の客が来たら2つの湯を体験するという計画はどうなる?」と気になり始めた。
早めに赤い色の湯を上がり、隣の夫のほうの浴槽に向かった。

運転疲れを取りながら一人湯を楽しんでいた夫は「もう入れ替わるの?まだ替わる合図を送ってない」と機嫌が悪いが上がってきた。

二人が脱衣所で入れ替わりの更衣をしていたら、パジャマ姿の老婆が現れた。
我々二人を見ると、今、風呂が終わったところと勘違いし「よかった。貸切湯にするよ」と、手慣れた様子でドアの表示を勝手に「貸切湯」に変えて、どこかへ立ち去った。

「これから女湯に替えて、この私がこの湯に入るのに?」と不安になり、恐る恐る入口の表示を「貸切湯」から再び「女湯」に戻した。
そして、溶き卵のような湯の花が底に沈んでいる湯に入った。

夫は隣りの赤湯で一人湯を楽しんでいる。

しだいに先ほどの老婆が気になってきた。気のせいか「女湯」のドアの外がやかましい。
様子を見に行くと、あの老婆が、今度はパジャマ姿のお爺さんを連れて立っている。

「あんたら夫婦なんだから一緒に一つの湯に入ったらいいんだ」と、私に夫がいる隣りの浴室に移れと言う。

「私は、こちらの湯には、今入ったばかりです・・」こんな説明がこの老婆に通じるはずもない。

安部旅館を「MY温泉」にしている常連の老夫婦だった。

確かに、到着したらすぐに入りたくなる良泉の宿だ。


(出迎えてくれた猫はここで飼っている猫でもなく野良猫のよう。あたたかい温泉宿に住み着いている?)

★「安部旅館」赤這温泉 温泉データー★
(2010年当時のデーター・現在は宿泊代など変更点あり)

(住所)    宮城県玉造郡鳴子町大口字赤這125-1
(tel/fax )  0229-83-2053
(日帰り入浴料)  大人 300円  小学生以下 無料  
            8:00~19:00
(休憩)     一人 1000円  小学生 半額
           9:00~17:00
宿泊・・・チェックイン 13:00 チュックアウト 12:00
(素泊まり)   一人 3000円  小学生 2000円    
(食事つき宿泊) 一人 6500円  小学生 5000円
                   幼児  3000円

 ★内湯2つあり(源泉がちがう)(赤湯)と(白湯)★
・浴室が空いていれば、浴室入口の「入浴表示札」を利用し「男湯」「女湯」「貸切湯」も可能・      

(泉質)
・単純温泉(2号泉 赤湯)・・無色透明、無臭で鉄分味を有し弱酸性。
・含硫黄ーナトリウム-炭酸水素塩泉(硫化水素型)(3号泉 白湯)黒色で殆ど濁りなく微かに甘味を有し強い硫化水素臭を発し中性
(源泉の温度) (赤湯)44.2度
        (白湯)68度  
(効能)     (赤湯) 腰痛・足痛
        (白湯) 保湿・美肌効果

(駐車場) 建物の奥に、けっこう広い駐車場あり
(交通アクセス)    
電車・・・Jr陸羽東線 鳴子御殿湯駅からが1番近い 
   バスは無いのではないか(駅から徒歩約20分前後?)  
車・・・東北道 古川ICからR47(北羽前街道)経由で約30分。

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「なかやま山荘」(中山平温泉)

2016-11-11 | 宮城の温泉
秋田県を南下して、いよいよ宮城県に入った。

鳴子を過ぎ、国道47号線を なおも走ると

今回の宿、中山平温泉「なかやま山荘」が見えて来た(左の白いビル風な建物)



日帰り入浴もしている(入浴料金は500円)

「なかやま山荘」玄関まわりの風景

施設の敷地内に「足湯」がある

この宿のいいところは「全館禁煙」で、部屋にいっさい灰皿が置いてない!!
(煙草を吸いたい場合は、玄関先・1階大広間前の喫煙所を利用すること)
なんという素晴らしい話。これだけでも超嬉しい!! 

お風呂は

男女別の大浴場(内湯)と中浴場(内湯)がある

まず、男女別大浴場へ

女湯は

お~!!エメラルド色のお湯だ。今回の旅で初めて出会った色

中山平温泉・独特のヌルヌル湯で、満足の入浴タイム

2回目の風呂は「桐の湯」(中浴場)に入った。

ここは時間湯で、6時からは「女湯」の時間になっていた。
浴室を覗いて見たら「こっちもエメラルド色の湯で、しかも色が更に濃い!!」

この湯のヌルヌル度は、すごかった~!!素晴らしい湯だった。

この風呂の更衣室は、注意書きが やたらに多かった。
   

   


この風呂は、ロビーからは一番遠い場所、客室・廊下の突き当りにある。
施設管理者からしたら、目の行き届きにくい風呂になる。
しかも、湯の成分は宿の3つの風呂の中で一番濃い。浴室のヌルヌル度が半端でない!!
注意喚起の張り紙がやたらに多いのは、浴室で転倒する事故が多いからだろう。

男女の入浴時間が交互にある風呂は、これまで、いろんな施設でみたことがある。
ところが「なかやま山荘」の中浴場「桐の湯」は、やたらと女湯の時間帯が長~い。
これは、非常にうれしい事だが・・なぜ??

これは、「桐の湯」での、これまでの転倒事故や様々なトラブルと深く関係があった。

過去には、夕食後この風呂を「男湯」の時間帯にしていた時があったが、
お酒を飲み過ぎて脱衣所で食べたものを戻したり、風呂の中で寝ていたり、浴室で転倒していたり・・と
やたらに男性客の事故やトラブルばかりが多かったらしい。
その時、この風呂はフロントから遠いので、目が届きにくくて発見が遅くなり大事故になる危険を感じたという。

そんなで、夕食後~夜中12時・朝の5時~は、すべて「女湯」になったようだ。
夕食以後ずっと「桐の湯」が「女湯」になってからは、一つも事故やトラブルがないという。
女性のほうが、用心深いのか、入浴マナーが上なのか??

もちろん
フロント近くには、男女別の風呂があるから、男客はそちらを使えば一晩中入れる。
こちらの風呂は、フロントのごく近くなので、施設の人が入浴客の管理を?しやすいようだ。

ここは、老人の利用者が多い宿だった。

「3泊4日シャトル便」というのを利用しての宿泊客もいた。
仙台・岩沼・加賀城・石巻・登米からのコースがあり
宿のシャトルバスを利用して行き来し、連泊できる湯治プランがあるようだ。
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中山平「三之亟湯」

2015-10-22 | 宮城の温泉
ついに宮城県に入り 今夜のお宿「中山平 三之亟湯」に着いた。

駐車場は宿から2~3分の場所にある

駐車場に車を停め、歩いて宿へ





館内に入ると 落ち着いた雰囲気。

こじんまりした宿だが、人気の宿で 土日・祝日はまず満室状態。
★「平日限定4部屋だけの素泊まりプラン」★があり
今回は 金曜日に このプランを活用しての宿泊。

お風呂は

内湯だけだが、きれいに掃除されて、窓からセンスのいい庭も見える。
浴槽に入ると、ほどいい湯加減で 何とも うれしい。

このところ 肘折、羽根沢と「熱めの湯にばかり」入っていて長湯ができなかった。
その点、ここは とっても落ち着く~「ほどいい温度のトロトロの湯」
かなり 気に入った。
しかも、平日の泊なので・・(他の部屋(3つ)くらいに泊まり客はいるものの)
お風呂で人に全く出会わない!!なんという 開放感!!

調子に乗って?何回も何回も、一人湯した。
と・・翌朝の4:00頃にも朝風呂して トロトロの湯の中でウトウトした・・
少しの間?いや以外と長く~??湯の中でうたた寝したようだ。
急に目が覚めて「朝から長湯したか~もう上ろうと!!」
脱衣所の戸を開けたら・・ちょうどその時
他の宿泊客の一人が 浴室に入って来るタイミングと重なり
思いもしない程まじかに 白い女性の顔を見て(その距離10センチ以内)
「ぎゃあ~あ~!あ~ ~ ビックリした!!」と特大の大声で叫んでしまった。

すると「そこまで びっくりしなくても・・」と小声でチクリとつぶやかれた。
「まるでお化けにでも出会ったよう~」とも~つぶやかれた。
確かに~かなり失礼だったかな??でも 本当にびっくりした朝だった。

ちょっと油断してましたね・・泊まっていたのは私だけではなかった。
それにしても「4:00頃の超早い?朝風呂をする人は 他にもいるんだ~!!」
旅行中「お湯の中でうたた寝?」できたのは「中山平・三之亟湯」だけ・・
この前後は 熱い湯にばかり入っている印象だった~!!

「三之亟湯」の泊まった部屋から「中山平」駅が見える。

時折 列車が通り びっくり

ほかは いとも静かな宿


★「中山平・三之亟湯」★
泉質・・ナトリウム・炭酸水素塩泉


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湯治処「東多賀の湯」(鳴子温泉)   宮城県

2013-12-28 | 宮城の温泉
鳴子温泉では「東多賀の湯」に入った。

「東多賀の湯」は鳴子温泉街の外れにあり、スーパー「ウジエ」の横

うれしいことに 玄関周りはお花でいっぱい


館内は





浴室の入口には

風呂は



浴室の天井は

浴室の窓から見える「源泉を運ぶ長い樋」
熱い源泉を水で、薄めずに浴槽まで運ぶ装置
この間に、ここの温泉成分の強烈な硫化水素を空気中に飛ばしている


(東多賀の湯データー)
住所  宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷160
電話  0229-83-3133
アクセス ■JR陸羽東線鳴子温泉駅から徒歩10分
    ■東北自動車道古川ICより国道47号線を山形方面約50分

営業時間  日帰り:10:00~15:00
料金    日帰り:500円
泉質   岩硫黄ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉、炭酸水素塩泉


ここは、キッチン付きの客室が8部屋あり、
隣に「スーパー ウジエ」があるので食品の買い出しが便利そう・・
普通に食事付きの宿泊もできる。2食付きとか、朝食のみとか泊まり方に幅がある。
湯治に向いているかな・・
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「砂善(いさぜん)旅館」(東鳴子温泉)    宮城県

2013-12-28 | 宮城の温泉
宮城県の「東鳴子温泉」
今回は、「砂善(いさぜん)旅館」の湯に入れた。

砂善旅館




館内に入ると、









お風呂は・・

露天もある


他にもお風呂はあり

こんな、雰囲気のいい浴室風景


混浴の湯もあるが、今日は数人が入浴中で浴槽写真が撮れなかった。

ここの湯は、特にこの宿の自慢の泉質らしい・・


お風呂上りに受付前のソファーで一服

そこで、気が付いたが、フィギアが一杯ある




砂善旅館の主は「阪神ファン」らしく、
館内の温泉グッズが、阪神の応援グッズで揃えてあるのも驚きだ!!
今までいろいろな温泉に入ったが、阪神ずくしは初めての経験だった。

お風呂上りに、ソファで寛いでいたら ここの主が現れて
夫と今年の阪神についてや、もろもろ野球談議に花を咲かせ始めた。
砂善(いさぜん)の主曰く 「ホークスも 阪神同様に 何かが足りない!!」と・・
夫は、なんやらかんやら「ホークスに足りないもの」について滔々と説明し
今年CSにも行けなかったウサを すっかり晴らすかのように、意気投合している~・・

東北の東鳴子温泉で出会った強烈な阪神ファン!!に驚愕の日。
「砂善旅館」の主は この宿の名物??主??

その間、私は「ひょうま」ちゃん(猫)と遊んだ
「ひょうま」とは ここで飼われている猫ちゃんの名前
「星 飛雄馬(ひゅうま)」を多少もじってあるの??


ここには
湯治部もあるのがわかった。


(砂善旅館の温泉データー)
・外来湯 営業時間  午前10時~午後8時
・入浴料金      500円
・源泉が3つある
   ※宿泊客が多いときは、外来入浴ができないときがある
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「鳴子ホテル」    宮城県

2013-09-10 | 宮城の温泉
鳴子温泉には、これまで2回行く機会があった。

一度目は、2002年で、その時は「鳴子ホテル」に宿泊した。
内湯の浴槽は、木で仕切られた正方形のが隣り合わせにいくつもあり
それぞれの浴槽が微妙に色や温度がちがっていて・・・
入る度に??湯の色が変化している気がする不思議な湯。
「肌触りが非常によくて、ヌルヌルスベスベのこの湯」に一回で魅了され、
一泊二日の滞在中 暇をおしんでは(食事の時間以外は)入っていた覚えがある。
「鳴子温泉」という温泉地が、私の頭にしっかりとインプットされた日。

この「鳴子ホテル」は建物の前に間欠泉があるのが特徴だった。
到着と同時に?間欠泉が吹き上がったので、強烈に覚えている。

(写真は2002年)

2回目の鳴子温泉行きは、2010年「ゆさや旅館」に泊まった。
「鳴子ホテル」は今、どうなっているか?気になり、街歩きをしてみた。
到着と当時に吹き上げ烈々歓迎をしてくれた あの「間欠泉」は今・・

「あった!!」2002年の時とちがい??間欠泉の上に屋根がかぶせてある・・

「鳴子ホテル」の建物は・・


鳴子ホテルの向かい側にある小学校は・・
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鳴子温泉 「ゆさや旅館」 と 「滝の湯(共同湯)」  宮城県

2013-09-10 | 宮城の温泉
2010年に鳴子温泉「ゆさや旅館」に一泊した。

玄関に入ると

木のぬくもりが感じられる旅館で
400年の歴史を持つ「国の登録有形文化財」の宿。

「ゆさや」の名は1632年、初代の「遊佐 勘左衛門」が
大規模な湯治人宿をここで始めて以来、代々引き継がれ守られてきた名。

この階段の手すりは一本の木で作られているという

ここはお風呂が自慢の宿で・・
到着と同時に「美人女将」の勧めで、向かいの丘(森)にある露天風呂に入った。
周りは雑木林で、虫も蛇も出てきそうな環境だが・・

ほどいい濁り湯で、まったりとした入浴時間が流れた。


さて、宿の部屋に戻り
今度は、この宿の内湯が気になり覗いてみた。

(女湯・・・この日はこっちが女湯だった。日替わりで男湯になる)
女湯の入浴時間だったので、早速入ってみた。
少し熱かったが、湯をかき混ぜる「湯まぜ板」が置いてあり
それで、混ぜ合わせると、すぐに ほどいい湯温になった。
先ほどの露天風呂といい、この内湯といい「泉質が濃厚!!」
源泉かけ流しなのが、入っているとジーンとわかる。
この内湯はこじんまりしているが、非常に泉質がよくて落ち着いた。
湯の峰温泉「薬湯」に似た湯色だが「鳴子の湯は 肌触りがやさしい感じ」
湯の峰温泉の「薬湯」はピリピリする肌触りだった。
温泉成分がちがうのだろう・・

もう一つの内湯は「ウナギ湯」・・これがこの宿のメインのお風呂らしい。

泉質は一緒なのに
湯を入れる入れ物によって湯の色がこうも変わるらしい
・・手前の5角形の木の風呂 右奥の広い岩風呂は、湯は一緒・・・不思議だ・・
浴槽の窓が障子なのがうれしい。昔のままで古風だ~

湯屋の雰囲気を、昔のまま保持しているのが、うれしい。

泉質は・・



この「ゆさや旅館」はに宿泊するだけで、
隣の共同湯「滝の湯」も無料で入れる「チケット」がもらえる。

翌朝、早速、隣に出かけた。
「滝の湯」の外観

朝早くから(仕事前に)入浴して行く人も多いらしい。
受け付けの風景

浴室は

「滝の湯」の名は、湯口が高い所から浴槽に落ちてくる形からついたものと思える。

ベストなお肌状態にする入浴順番があり、
最初に 酸性・硫黄泉の「滝の湯」に入り、次にアルカリ泉の「うなぎ湯」に入るのが 
いい順番らしいが、そんなことは、後でわかったことだった。

「ゆさや」で一泊し、何回も湯に入っていたら
翌朝は「人間温泉卵」の如く「硫黄臭」を発する体に変身??した。


「滝の湯」の湯上り、横から「鳴子温泉神社」に行ける道を見つけた。




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秋保温泉 「ホテル ニュー水戸屋」 (宮城県)

2012-06-04 | 宮城の温泉
「秋保(あきう)温泉」
一度は入ってみたかった温泉の一つ。
読み方が「あきう」? と不思議。
日本語は難しい。

「秋保温泉」は宮城県仙台市の温泉で、
長野県の別所温泉、野沢温泉とともに
「日本三御湯」の一つ


今回訪れたのは、
秋保温泉にある「寛永年間創業の老舗の旅館」
「ホテル ニュー 水戸屋」
古き日本のよき旅館の佇まい(広い日本庭園)に加えて
名前の通りに、新しいおしゃれ感覚あふれた宿。

「ホテル ニュー水戸屋」の外観


お風呂は、内湯が


半露天が・・







露天は・・






内湯・半露天・露天と たくさんの浴槽があり、
そのどれもが丁寧に作られていて 湯もよくて 落ち着いた雰囲気。
洗い場もたくさんあり、一つずつが壁で区切られているのがうれしい。

私は、今回
温泉博士6月号・無料温泉手形を使って入湯させてもらった。

入浴客の中に、1週間に一度はこの湯を利用している方がいた。
お昼時に来て、ランチを食べると入浴券がもらえ、食後に入浴ができて お得だという。
ランチサービス付きのお値段を、もしかしたら聞き間違えたかもしれないが・・
確か 彼女は2つ(ランチ+風呂)で1000円?と言ったと思うが・・

(泉質)  ナトリウム・カルシウムー塩化物泉
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