「てんすい」露天風呂からの景色
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「草枕温泉てんすい」住所・・熊本県玉名市天水町小天(おあま)511-1
「小天(おあま)温泉」は夏目漱石の小説「草枕」の舞台になった地。
漱石は、若いとき五高(今の熊大)の先生をしていた。
旧小天(おあま)村・湯ノ浦地区には 古くから温泉が湧き、
熊本市街からは、最も近い温泉地だった。
数軒の宿があり「前田家別邸」もその一つ。
漱石や、旧制五高の先生たちは、好んで利用していたという。
今、「てんすい」露天風呂から眼下に広がる農地
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この広い農地は、夏目漱石の時代には、一切ないもの。
当時は、ここも有明海だった。
近年になって「埋め立てられた農地」なのだ。
漱石が熊本から小天温泉までの通った頃 小天までは山道しかなく
険しい山道を 長い時間てくてくと歩いて、やっと着いたという。
途中に峠があり、そこから「有明海やはるか島原半島がくっきり」と見えたという。
今回 私が入った「草枕てんすい」は新しい施設なので
その昔、漱石が入った「旧前田邸の風呂」ではない。
しかし、高台から「有明海から島原半島を見渡す展望」は同じである。
その昔、漱石も峠越えのとき きっと見たに違いない景色だ。
(残念ながら今は中国大陸からのPM2,5の影響で 視界が かなり悪い・・・・)
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険しい山道を歩きながら 漱石が想ったことが
・・・・「草枕」の書き出し部分・・・・・
智(ち)に働けば角(かど)が立つ。
情(じょう)に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈(きゅうくつ)だ。
兎角(とかく)に人の世は住みにくい。
住みにくさが高(こう)じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟(さと)った時、詩が生れて、画(え)が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼(おに)でもない。
やはり向う三軒両隣(さんげん りょうどなり)に ちらちらする唯(ただ)の人である。
唯の人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行く許(ばか)りだ。
人でなしの国は人の世よりも猶(なお)住みにくかろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「てんすい」の
★泉質は・・弱アルカリ性単純泉
施設の外観(正面から玄関付近)
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露天風呂の全景
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帰り道 後ろを振り返ると・・山の上に「てんすい」の施設が小さく見える。
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あれが、「てんすい?」
確かに、そうだ・・
あんなに高い場所に建っていたんだ!!
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「草枕温泉てんすい」住所・・熊本県玉名市天水町小天(おあま)511-1
「小天(おあま)温泉」は夏目漱石の小説「草枕」の舞台になった地。
漱石は、若いとき五高(今の熊大)の先生をしていた。
旧小天(おあま)村・湯ノ浦地区には 古くから温泉が湧き、
熊本市街からは、最も近い温泉地だった。
数軒の宿があり「前田家別邸」もその一つ。
漱石や、旧制五高の先生たちは、好んで利用していたという。
今、「てんすい」露天風呂から眼下に広がる農地
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この広い農地は、夏目漱石の時代には、一切ないもの。
当時は、ここも有明海だった。
近年になって「埋め立てられた農地」なのだ。
漱石が熊本から小天温泉までの通った頃 小天までは山道しかなく
険しい山道を 長い時間てくてくと歩いて、やっと着いたという。
途中に峠があり、そこから「有明海やはるか島原半島がくっきり」と見えたという。
今回 私が入った「草枕てんすい」は新しい施設なので
その昔、漱石が入った「旧前田邸の風呂」ではない。
しかし、高台から「有明海から島原半島を見渡す展望」は同じである。
その昔、漱石も峠越えのとき きっと見たに違いない景色だ。
(残念ながら今は中国大陸からのPM2,5の影響で 視界が かなり悪い・・・・)
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険しい山道を歩きながら 漱石が想ったことが
・・・・「草枕」の書き出し部分・・・・・
智(ち)に働けば角(かど)が立つ。
情(じょう)に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈(きゅうくつ)だ。
兎角(とかく)に人の世は住みにくい。
住みにくさが高(こう)じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟(さと)った時、詩が生れて、画(え)が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼(おに)でもない。
やはり向う三軒両隣(さんげん りょうどなり)に ちらちらする唯(ただ)の人である。
唯の人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行く許(ばか)りだ。
人でなしの国は人の世よりも猶(なお)住みにくかろう。
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「てんすい」の
★泉質は・・弱アルカリ性単純泉
施設の外観(正面から玄関付近)
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露天風呂の全景
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帰り道 後ろを振り返ると・・山の上に「てんすい」の施設が小さく見える。
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あれが、「てんすい?」
確かに、そうだ・・
あんなに高い場所に建っていたんだ!!