昨年末から年始にかけて腹具合が悪く体調不良の年越しになった2025年の正月。
このところ2年に一回ペースで、体調不良の年越しとなる(2年前はインフルエンザ罹患で私は1月中は体調不良。夫は回復までに、もう1ケ月かかり2月中も体調不良。思い出しても苦々しい2年前の年末年始…)
もう年なのか?免疫力の衰えを感じる。一年を乗り越える体力も、年末になると尽きてしまう傾向がある。
そして、またまた今年の年始も、夫婦で腹具合が悪くて、体調が万全でない。
しかし、今年、そんな私の心の支えになっていたのは、1月末(1月26日)予定されてい「箏教室(内輪の)新年・音合わせ+親睦食事会」に参加する事だ‼️
場所は、西神中央オリエンタルホテルの一室で、当日は、終日、貸しきりで(音合わせ会+食事会)実施される。
しかしながら…年末からの腹具合+α体調不良。それは年始も引き続いてしまった😵💧
正月の1日と5日の2日間だけは、自宅練習をすっかり休んで養生した。が、他の日は、何とか自分を奮い立たせて、ほんの僅かな時間でもいいからと、練習に励んだ。
そして、何とか迎えた2025年の1月26日(日)
当日の朝は、7時半に自宅を出発。
まずは、8時40分からの「着物の着付け」時間に間に合う様に安全運転を心掛ける。
無事に、オリエンタルホテルに着くと演奏会場は、準備中だつた。 ↓
ここには、三弦+楽譜+譜面台を置く。そして同じ階にある別室(着付け用の部屋)に急ぐ。
と、既に、着付けは始まっていた…
間もなく自分の着付け時間になり、無事に着付けは終わる。第一段階をクリアして…
いよいよ、先ほどの会場で【音合わせ会】の始まる・・
「三段の調」からスタート(私は三弦)
皆で(箏の本手+箏の替え手+三弦+尺八)合わすと、なかなか気が抜けない曲なんだよ‼️毎回、リズムの変わり目に要注意!!
次は、「絵日傘に寄せて」(私は三弦)
この曲は、長閑に、ゆったりと楽しんで弾けた。
最初の2曲、私は三弦を毎回弾いていたが、朝からこの会場に入れてあった暖房の為?三弦の糸が緩んで‼️緩んで‼️大変😵💦だった(途中、会場の暖房を切ってもらった日)
その後「カントリーロード」(私は箏2パート) ↓ この曲は、ノリノリで楽しい。
次は、「黒田節による幻想曲」(私は17弦)↓
「黒田節」は、今は亡き父が酒が酔っぱらうと上機嫌で歌っていた。私には馴染みの節だが、今回の「黒田節による幻想曲」は、かなりのアレンジがなされており…テンポが楽章ごとに変わるし、4拍子→3拍子→4拍子と拍子も変化する。強弱も後半の楽章では、交互に現れ、ワクワクする曲だ。何より?箏のソロ演奏(長い)が2ケ所入り、ワクワクが止まらない!!そして本日は尺八も入るので【箏ソロ+箏1+箏2+17弦+尺八】と合わすとマックスでワクワクした。
そして、いよいよ、最後は、「春の寿」(私は三弦)
この曲は、古曲で、唄入り(前唄+後唄)手事も(1+2)ある大曲。私の弾く三弦パートは、手事2の後、後唄に入る直前に、音替え(DGD→DAD)まであり…大変な曲…
最初こそ「立ち昇る~♪空を見上げれば~♪何処も同じ春霞~♪…」と、大変、ゆったりの長閑な前唄で始まるが~…
この頃には、(会場の暖房は消されていて)三弦の糸は落ち着いており、曲の途中でスルスルと弛む事は無くなったものの…この「春の寿」では、後唄前に、弾きながら【2の糸をG→Aに素早く替える】必要がある曲で!!あとは、一人一人の三弦奏者の腕(音替の技術+耳)にかかっておる!!
実に、一曲弾きながら唄い終わるのに体力も気力も必要な曲【春の寿】だった。
今回、私は、なんとか体調が戻り、箏+三弦+17弦の3つの楽器で「新年会」に出演する事ができた。
が…課題も多くハッキリとわかった。
【新年会に参加できたことが、実り大きい】
経験に勝る(優る)財産無し