長湯温泉「万象の湯」に入った。
「万象の湯」は長湯温泉街の外れにあり
長湯の名水汲み場「桑畑湧水」のほぼ隣の敷地にある。
「万象の湯」の「内湯」脱衣所は・・

温泉成分表が貼ってある。
さて、「内湯」は

手前の黒っぽい湯の浴槽が「炭酸水素塩泉」のシュワシュワ泡の水風呂
隣にある「長湯独特の泥色湯」と交互に入るといつまでも入れる。
浴室内に貼ってある「この湯での湯治療養法」
この「内湯」の炭酸風呂で、気持ちよく入っていたら
ニコニコ笑顔の、二人の女性と出会った。
二人は 長湯温泉にわざわざ移住してきた人で
毎日「万象の湯」を利用している常連さんだった。
一人は、京都出身の人で、退職後に各地の温泉を夫婦で旅し
その結果、長湯の泉質が自分たちに一番合うと分かり夫婦で移り住んだ人。
もう一人は、もとは長湯の近くの出身だが
若い間は、長年、千葉県で暮らしてきた人で・・
老後、戻ってきて長湯温泉街に家を見つけ夫婦で住んでいる人。
確かに、
毎日「万象の湯」の内湯2つに交互に入る生活は魅力がある。
きょう一日入っただけで、体にいいことが充分わかるので
「長湯に移住・永住したくなる」のも納得。
「老後、夫婦で長湯暮らしか~!!いいかも・・」
この二人は、
「適当な大きさのスーパーマーケットが長湯温泉街になくて残念」と言っていた。
確かに、長湯には適当な大きさのスーパーが見当たらない。
そのため今までは、長湯の道の駅で連泊して外湯めぐりをする場合、
途中の地で、たくさんの食料を買い込んで??ここに来ていたものだ。
もちろん「日帰り湯」だけなら、困ることは全くない。
長湯温泉街に食堂・お弁当屋・パン屋・道の駅の食品販売所・食事処など
たくさんあるので、食事をする場所には全く困らない。
さらに、本日入っている施設の
★「万象の湯」には「天恵塾食堂」という食事処もある★
朝ドレ野菜をふんだんに使う田舎料理や国際薬膳師が監修した薬膳料理など
体に優しいメニューが並び「現代版湯治場」の様相をなしている
「日帰り湯」や「湯治泊」にも適した長湯温泉。
しかし、
「万象の湯」で出会った彼女らのように
ここに永住するとなると、ことは違ってくる。
「日々の食料品など買い物は、外部に出るほうが経済的かも・・」
話は変わるが・・
「万象の湯」には「露天」もある。
内湯からガラス戸一つ隔てて 出たらすぐにある。
下を流れる芹川沿いに造られた こじんまりした露天。
ここも「快適」

芹川のせせらぎを聞き、対岸の景色を見ながら入る露天風呂は格別。
今回 「万象の湯」は
ジャラン九州12月号の「100円温泉フェスティバル」を使う。
ここも1冊につき4名まで100円入湯だった。
★「万象の湯」日帰り料金・・・・・・一人500円