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「疑惑の銃弾」から27年…「ロス疑惑」再燃

2008-02-24 00:10:33 | その他(国内)
三浦和義元被告、サイパンで逮捕(毎日新聞)

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米ロサンゼルス市警は23日、約27年前のロス銃撃事件(ロス疑惑)で殺人罪などに問われ、最高裁で無罪が確定した三浦和義元被告(60)が22日、1981年11月に妻、一美さん(当時28歳)を殺害した疑いなどでサイパン島(米国自治領)の空港で逮捕されたと発表した。空港警察当局者によると、サイパン島内の拘置所で身柄を拘束されている。米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)はロス市警当局者の話として、ロサンゼルスで起訴される可能性があると伝えている。

 ロス市警の発表文によると、殺人と共謀の容疑で、逮捕時刻はサイパン時間22日午後。三浦容疑者がサイパン入りするとの情報を市警長期未解決事件捜査班がつかみ、グアム(米領)、サイパン両当局と捜査協力を進めてきた。サイパンの空港警察当局者によると、22日、ロス市警から容疑者がサイパン旅行中で、同日午後に帰国のため空港に姿を現すと連絡を受けた。

 日本の捜査当局によると、新証拠が見つかったことが逮捕に踏み切った理由とみられる。

 ロス市警の発表文は「身柄の移送手続きは未定」としているが、サイパンの空港警察当局者は毎日新聞の国際電話取材に、ロス市警担当者が到着次第、サイパンからロスに身柄が移送されると述べた。

 外務省の在サイパン出張駐在官事務所の職員は「昨日(22日)午後5時すぎ、旅行代理店から日本人男性が出国時に移民局に身柄を拘束されたと連絡があった」と話している。25日朝に担当者が面会する予定という。

 三浦容疑者の携帯電話には「18日から23日まで海外出張」と録音メッセージが入っている。サイパンの土産物店の男性から東京の出版社に入った連絡によると、三浦容疑者は「サイパンは米国本土ではないから、身柄拘束はないだろう」と話していたという。

 サイパン島を含む北マリアナ諸島は47年に国連信託統治領となったが、86年に米国自治領に移行した。

 ▽ロス疑惑 81年8月、三浦和義元被告の妻一美さんは、米国を旅行中に滞在していたロサンゼルス市のホテルの自室で頭をハンマーで殴られ、けがをした(殴打事件)。その3カ月後、同じロス市内で夫妻は銃撃され、三浦元被告が左足に重傷を負い、一美さんは頭に銃弾を受けて約1年後に死亡した(銃撃事件)。週刊文春が「疑惑の銃弾」として連載したこれらの事件が「ロス疑惑」だ。

 殴打事件では85年9月に保険金目当てで実行を依頼した元女優とともに逮捕され、懲役6年の実刑が確定。銃撃事件では、実行役とされた駐車場経営会社社長とともに88年10月に逮捕され、1審で無期懲役の判決を受けたが、東京高裁で逆転無罪。最高裁が検察の上告を棄却し、03年3月無罪が確定した。
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「ロス疑惑」…そういえばあったなぁ。
当時の私は中学生。すっかり忘れていたが、この事件の印象は強烈だったから、27年目のあの頃の記憶がよみがえってきた。

保険金をかけられた妻が突然銃撃され、死亡した事件は「疑惑の銃弾」というタイトルの週刊誌連載とともにお茶の間を賑わせた。テレビカメラが来る日も来る日も三浦和義氏を追いかけ回し、「いい加減にしてくださいよ。僕は政治家でも芸能人でもない。私人なんですよ!」と言いながらテレビカメラを手で遮る三浦氏の姿が昨日のことのようによみがえってくるのだ。

この事件は、そのセンセーショナルな経過もさることながら、「政治家でも芸能人でもない」一私人である三浦氏を実名、顔出しで報道することの是非を巡っても論争を巻き起こした。今でこそ、事件事故の「渦中」にいる関係者をテレビカメラが追い回すことは珍しくないが、そのような報道番組の「ワイドショー化」のきっかけになったのは、紛れもなくこの事件だった。

今回、米当局は捜査技術の進歩で新たな証拠が見つかったことを逮捕の理由にしているようだ。通常、刑事裁判では「一事不再理」の原則(一度審理され、結果が出た件は再び審理されることはないという原則)があり、国際的にもそのような流れにあると言われる。日本で無罪が確定した事件を、国を変えて再び審理することが妥当かどうかという点も、今後、論議を呼びそうだが、そのあたりは専門家に任せたい(私の友人に英米法の専門家がいるが、長期渡米中である。彼ならこの件をどう判断するだろうか…)。

ちなみに、「ミウラカズヨシ」といえば、今でこそサッカーのカズこと三浦和良選手のことを指すが、サッカーが国民的スポーツになる以前は「ミウラカズヨシ」といえば、この「テレビカメラに追いかけ回される元輸入雑貨会社社長」のことだったのだ。
だから、最近の20代以下の若い人の中には、当然ながらこんな勘違いをする人も出てくる。この辺はやはりジェネレーションギャップというものをひしひしと感じる(つーか、自分も年を取ったと思う)。

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平山衝撃!カズさん逮捕された?

 日本の情報に飢えていたU―23日本代表のFW平山は米国遠征から帰国後すぐに売店に飛び込んだ。そして目当ての漫画雑誌を探し「ない!」とショックを受けると三浦和義逮捕の記事が1面に載るスポーツ紙を見て「え?」とまたショック。尊敬する横浜FCのFW三浦知良と人違いであることが分かると「ロス疑惑?知らないです。生まれてないもん…」とつぶやき「ここからまた頑張ります」と気を取り直していた。(スポーツニッポン)
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ロス疑惑を知らない…そうですか。
もう私の時代も終わったようだ。後は若者に譲りますから頑張ってください(涙)。

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