人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

臨時運転としても最後のブルトレ「北斗星」を見送る

2015-08-22 20:03:44 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
「北斗星」が完全引退=最後のブルトレ、1500人見送る-北海道(時事)

このところ、またしばらく鉄らしい活動ができていなかった当ブログだが、今日は特段所用もないこともあって、北斗星を見送ってきた。サムネイル写真は、千歳線美々駅で撮影した最後の「北斗星」だ。普段は静かな美々駅にも40人弱が集まっていた。

これで、日本に残る寝台特急は「カシオペア」「サンライズ出雲・瀬戸」のみとなったが、いずれもすでに車体色は青ではない。「サンライズ」に至っては客車方式ですらない。青函を結ぶ「はまなす」は青い車体で残るが種別は急行で、特急ではなく、おまけにブルートレインの要件である「全車寝台車」にも該当しない。これで本当にブルートレインの歴史も終わったのだと思うと、感慨深い。

青函トンネル開通に伴う1988年の運転開始から現在まで、一貫して寝台券は「プラチナチケット」だった。この間、何度もチャレンジしたがまったく取れなかった。昨年秋までは、それでも何度もチケット確保にチャレンジしたがダメだったので、代わりに新幹線「はやぶさ」のグランクラスに乗ったら、それをきっかけに諦めがつき、乗りたいという意欲もなくなった(あるものが満たされないとき、別の似たもので満足するのを心理学で「代償」と呼ぶ)。「北斗星」にも「トワイライト」にも、私はついに一度も乗らずに終わってしまったが、グランクラスに乗ったことで、北斗星、トワイライトの「代償」になったらしく、悔やむ気持ちは全くない。

なお、北斗星の動画を見たい方は、2013年7月21日に南千歳で当ブログ管理人が撮影したものがある。以下からご覧いただける。

130721寝台特急北斗星(南千歳)

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