人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

お正月こぼれ話~ブログ仲間と「闘うオフ会」②守田敏也さんと京都を歩く

2023-01-03 20:24:33 | 日記
1月2日。昨日に引き続き、今日もネット上だけのおつきあいだった方とリアルで初めてお会いする。昨日と異なり、今日は妻も同行している。ブログ「明日に向けて」管理人、守田敏也さんと10時に京都駅で落ち合う。守田さんは福島原発事故後にこのブログを立ち上げ、フリージャーナリストとして放射能被ばくの問題と向き合い続け、その危険性を訴える活動をほぼ休みなく続けてきた。

京都駅から地下鉄烏丸線で烏丸御池へ。東西線に乗り換え、東山で降りる。最初の訪問地、南禅寺を見る。

<写真>南禅寺


南禅寺内部を拝観後、お茶席(有料)で抹茶をご馳走になる。拝観後、近くの湯豆腐屋で昼食を取ろうとしたが、満席だったため、うどん屋「大力邸」に変更する。この店は、うどん屋を名乗っているものの、本業は精肉卸売業で高級牛肉に定評がある。守田さんは肉うどんを注文。私は別のうどんを注文したが、やっぱり肉うどんがよかったかなぁとも思う。

お腹を満たした後は、3人でしばし談義。守田さんはこれまで、原発問題を中心に発信、講演活動などを続けてきたが、最近はこれに加えて経済問題、特に社会的共通資本に対する問題意識が加わってきているという。拙著「地域における鉄道の復権 持続可能な社会への展望」(緑風出版)、「住民の足を守ろう―権利としての地域公共交通」(月刊「住民と自治」2022年8月号)の話をすると、ぜひ購入したいとのことだった。後日の送付を約束する。

午後からは銀閣寺を訪れる。京都には、中学時代に修学旅行で来ているが、二条城、清水寺などには行ったものの、銀閣寺はもちろん金閣寺も訪れていない(金閣寺と東映太秦映画村はどちらか1つだけと学校に言われ、まだ子どもだった当時の私たちは迷わず映画村を選んだ)。したがって、銀閣寺は今回、初訪問となる。

<写真>銀閣寺


それにしても、コロナ禍で中止されていた外国人の受け入れが再開されてまだ半年程度なのに、もうそこここに外国人観光客が往来しているのには驚かされる。最近は北海道も外国人が増えてきているが、この状況だと、コロナ以前、京都市営バスが観光客に占拠され、京都市民が乗れないなどといわれて騒ぎになった「観光公害」状態に戻るのも時間の問題だと思う。

銀閣寺を見た後、歩き疲れた私たちは喫茶店で歓談する。当ブログでも取り上げている昨年10月の国連特別報告者セシリア・ヒメネス・ダマリーさんによる「国内避難民の人権に関する訪日調査」など、原発や放射線被ばく、福島県内の状況や避難者の現状などが話題に上った。

午後4時00分京都発の特急「はるか41号」に乗るため、3時頃喫茶店を辞す。タクシーで今出川駅まで行き、地下鉄烏丸線で京都へ。何とかぎりぎり間に合う。関西空港から新千歳行きANA便で帰宅。帰省している間も北海道は温暖だったようで、路面にほとんど雪がなく、道外用に履いていた雪道用でない靴のまま帰宅できたのは驚きだった。改めて今年の冬の異常さを思う。

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