はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

M247 SGT YORK タミヤ 1/35 #4 基本塗装1

2024-10-25 19:07:11 | M247 SGT YORK タミヤ 1/35

M42 DUSTERが砲弾待ちとなったので、M247 ヨークの塗装を始めました。
本当は旅行に出かける前の21日に作業をして、記事を載せるつもりだったのですが、痛恨の塗料切れ😱😢
旅行から戻った昨日、早速塗料を手配して今日届きました。
本日、塗装の続きをして記事をアップした次第です。

 

M247の車体は、M48パットンをベースにしているので、リターンローラーが片側5個あります。
時系列でいえばM60を流用しても良いのではないかと思われますが、たぶんMBTはM48からM60に移行しているので、余り物のM48A3を使おうということなのでしょうね。
ここは対空戦車であるのだから、車体は使えるものでいい、キモは対空砲の性能と割り切って開発したのでしょうか。
結果は失敗、否、開発中止となったので旧車体の流用は正解でした。
リターンローラーはピン状のボルトを通して車体に取り付けるタイプでしたので、ピン状のボルトはひっつき虫の塊に差して塗装します。

 

▼真鍮線にはメタルプライマーを筆塗りしておきました。
塗装前に車体の埃を忘れずにはらっておきます😄

 

▼サーフェイサーは久しぶりにタミヤのグレーサフを使いました。
プライマー入りなので、真鍮線も安心です。が、それでも塗料が剥がれる時は、剥がれますね😢

 

▼最近、塗装が上手くいかない時があります。それは塗装面がザラついてしまうケースが多いのです。
M42 DUSTERも塗装面がザラついてしまいました。
原因はタミヤラッカーを使った基本塗装の時にLP-9クリアを混ぜたことに起因していると思われます。
タミヤラッカーにLP-9クリアを混ぜると、塗料とクリアがうまく混ざらないのか、それとも塗料だけの時よりも溶剤の量を増やさなければならないのか、いずれにしても何かしらの原因があるのでしょう。
解決方法がわかっていないので、今後は塗料にクリアを混ぜるのはやめて、今まで通りの塗装とクリアコートを分けて作業をすることにしようと思っています。
なぜ、この塗装後に塗装面がザラついてしまったのを持ち出したのかというと、
そう、写真をみればおわかりの通り、今回も塗装面がザラついてしまったのです😢
M42の時は気が付かずに進めてしまいましたが、今回はサフ吹き後のチェックでわかりました。
研磨スポンジシートを使い、表面を修正しておきました。残念ながら何故ザラついてしまったのかはわかりません。
溶剤は1:1の割合にして0.3mmでエアブラシしています。なんとか原因を探らないとまた繰り返してしまいそうですが、当面は塗装後のチェックを忘れないようにしようと思っています。

 

▼車体の塗装は試作車両の扱いで、指定のオリーブドラブ単色仕様にしました。
ストライカー用で揃えたクレオスラッカーのC-340フィールドグリーン米海兵隊機色も使ってみたいと思い、タミヤラッカーLP-28オリーブドラブと比べてみました。
左がC-340、右はLP-28です。
C-340は明る過ぎるので止めました。

 

▼ただ、タミヤのラッカーのオリーブドラブも何か違和感を感じます。
使い慣れたアクリルのオリーブドラブと比べてみました。
左の転輪がアクリルのオリーブドラブ、右の車体がラッカーのオリーブドラブです。
ちょっと塗装密度が違うので正確に比べているとは言えませんが、個人的にはアクリルのオリーブドラブが気に入りました😄

 

▼タミヤアクリルのオリーブドラブXF-62をクレオスのMr.カラーレベリングうすめ液で溶いてエアブラシしていきます。
ここで痛恨の塗料切れを起こします😢 明日から旅行に行くので塗料の手配は戻った24日になり、今回の記事につながります。

 

▼オリーブドラブ(瓶生)を塗り終えたところです。

 

▼ハイライトを塗装します。ハイライト1としてXF-57バフを混ぜ、0.2mmのエアブラシで塗装。
7:3位の配合で塗装しましたが、オリーブドラブが強すぎてほとんどハイライトが目立ちませんでした。

 

▼さらにバフを足したハイライト2で主にパネルの中央部分にハイライトを入れてみました。

▲▼まだまだメリハリが弱いので、引き続きハイライトを足していこうと思います。

今回はここまでです。次回も基本塗装の続きをしていきます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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M247 SGT YORK タミヤ 1/35 #3 組立ほぼ終了

2024-09-21 22:54:15 | M247 SGT YORK タミヤ 1/35

ヨーク、組立がほぼ終わりました。

 

▼手を入れたのは、フック類をネットで実車を確認して追加したぐらいです。
ただ、個体によってフックの位置が違っているようです。まあ、開発が途中で打ち切りになった車量で試作車両なので若干異なる部分があるのでしょう。
ボルトや砲塔に省略されている部分がややありますが、この状態で組立は終了としました。

 

車体下部でモーターライズの名残りである切り込み部分が残っていました。エポキシパテでふさいでおきます。

今回はここまでです。
次回はファイアーフライに戻るか、ヨークの塗装に入るか、ちょっと悩みそうです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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M247 SGT YORK タミヤ 1/35 #2 車体の組立終了

2024-09-19 19:03:29 | M247 SGT YORK タミヤ 1/35

対空戦車ヨークの車体の組立が終わりました。

作業終了時の写真です。

それでは組立を振り返っていきましょう。
40年前以上に発売されたキットですが、そこはタミヤ、組立に関して大きな問題はありません。
しかしながら、パーツが接合される方のほとんどの凹が大きめになっています。
確実に組めるのは良いのですが、写真のように大きなすき間ができてしまいます。

 

▼タミヤのエポキシパテを使ってすき間を埋めておきました。

 

▼修正しました。が、稚拙な溶接跡になってしまったところもあります😅

 

▼かなり目立ってしまいます。80年代はこんなものだったんですね。

▼パテで埋めました

 

▼車体前部に付くフックと車体との接合部もすき間ができたのでパテ埋めしています。

 

▼一応すき間はすべてエポキシパテで修正し、車体下部の組立が終わった状態です。
リターン・ローラー(上部にある小さな車輪)は、塗装を考慮して仮止めです。
誘導輪、起動輪、転輪はポリキャップが内蔵されているので自由に外せる状態となっています。

 

▼車体上部の組立にかかりましたが、こちらもすき間が生じる箇所がありました。
スカートの支柱取り付け部分に大きく隙間が出来てしまいます。

 

▼車体下部と同じようにエポキシパテですき間を埋めました。

▼修正前

▼修正後

すき間の修正で手間をとりましたが、他の部分はサクサク組立られて問題はありません。
あとは巨大な砲塔を組み立てれば、組立は終了となります。
全くの素組みとなる予定です。今回はここまでです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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M247 SGT YORK タミヤ 1/35 #1 組立開始

2024-09-17 18:54:02 | M247 SGT YORK タミヤ 1/35

ファイアフライの組立中ですが、新しいキットに手をつけました。
ファイアフライは少しエッチングパーツがあり、接着後の乾燥時間をとったりして間が空くことがあります。
何もしないのもつまらないので、お手つきしてしまいました。

 

このキットを選んだ理由は特にありません。強いて言えば罪(積み)を整理していたら目に止まった程度です。
初版は1983年の発売。今から41年前の製品です。もちろん初版ではなく、再販を見つけて購入しています。
箱の中にヨドバシの納品書が残っていました。2016年1月に買っていました。

▲▼サンド系とグリーン系の2種類の迷彩が設定されていました。

対空戦車は西ドイツが開発したゲパルトやソ連のZSU-23-4シルカが有名でしたが、それに比べてアメリカは50年代就役のM42対空戦車およびM113装甲車改造の「バルカン防空システム」しかなく、この分野についての装備の遅れは明白でした。
1977年4月に正式に開発承認されたM247でしたが、度重なるテストの成績は芳しくなく、システムの信頼性の不備や高価で複雑な対空兵器の必要性自体が疑問視されるようになり、結局1985年8月に開発はキャンセルされてしまいました。
アメリカ空軍の絶対的な制空権がある以上、不安定で高価に対空兵器は不要と結論付けられてしまい、生産されていた50両は悲しいかな対地攻撃訓練の目標などに使用されてしまっています。何両かは米国内の博物館に展示され現存しているようです。

 

▼組説は巻三つ折りのモノクロ印刷。

▼マーキングは迷彩柄共通でサンド系とグリーン系があり、それにオリーブドラブ単色の3種類となっています。

 

▼簡単にキット紹介。履帯はベルト式、購入してから約8年、癖がついていました。

 

▼足回りはAとBランナーの2枚で構成。

 

▼車体下部、モーターライズの名残がはっきりと残っています。

元がモーターライズの車体なので、サイズは実際の縮尺1/35にあっているのかどうかわかりません。

 

▼2連装40mm機関砲を収める巨大の砲塔と車体上部。

 

▼デカール、こんだけ〜です。実戦配備されていないのでこんなもんなのでしょう。

 

▼レーダーや機関砲、その他はこのランナー一枚で構成されています。パーツは以上です。

 

▼組説の順序どおり、足回りから組立を始めました。

今回はここまでです。ファイアフライの合間に組み立てていきたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

コメント (2)
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