はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

M4A3 105mm HVSS #1 組立編

2013-04-29 18:23:37 | 第二次大戦 アメリカ軍

長くて細~い砲身のFireflyの次は太くて短い砲身の105mm榴弾砲搭載のM4A3です。

M4a3_105_boxart

■実車について
M4シャーマンの火力支援用の105mm榴弾砲搭載車。HVSS装備車。車両のベースはM4A3を流用している。
戦車大隊に直接間接の火力支援を行うために本部中隊で運用された。
火力支援車両としては他にM47プリーストがあるが、こちらはオープントップのために防御力に難があり、戦車大隊と付随するのはM4A3が好ましくさらに砲弾を換える事で対戦車戦も出来る。しかしながら火力支援対応車のため砲塔の回転は手動となっている。HVSSとは幅広履帯を装着できる新型サスペンションの名称。それ以前はVVSS(垂直巻きバネ式サスペンション)という。
VVSS装備のM4は履帯が細く、泥濘地や砂地では抵抗が少なくスタックする事もしばしばだった。北アフリカでは砂に埋まりスタックし、ドイツ戦車の中では決して幅の広い方ではないⅣ号が通れた泥濘地でもシャーマンは泥にはまっている。
幅広履帯にしようにも車体幅は船舶輸送上の関係から厳しく制限されており、新設計のHVSS(水平巻きバネ式サスペンション)が開発されるまでは、手っ取り早い方法としてヒレの付いた履帯、通称ダックビルを装着してしのいでいた。だけどこのダックビル、結構破損しやすく簡単に折れちゃうらしい。参考資料:オスプレイ・ミリタリー・シリーズNo.5 Sherman Medium Tank 1942-45


■組立編
M4a3_105_01

HVSSサスペンションを細かいモールドで表現しているが、どうもしっくり組めない。写真の通り転輪がガタガタになっていて揃っていない 技量の無さが露呈しています。幸いな事に幅広履帯のおかげで少しは目立たなくなりそうです。

M4a3_105_02
組立が終わりました。
さすがドラゴン。1/72でもタミヤの1/35以上の再現度があるね。実はタミヤの1/35の同タイプも並行して組立てているのでよくわかります
ライトカバーぐらいだが、エッチングパーツ使用も拍車をかけているのかもしれない。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする