8月2日(月)の夕方、模型を組み立ている時、
家内が「ちょっと、大変よ」と言っているのが聞こえた。
何事かと思ったら、
痩せ細って今にも倒れそうになっている猫がベランダに。
私も家内もすぐ「たま〜に姿を見せていた猫」とすぐわかり、
このままでは死んでしまうかもしれないと判断。
以前飼い犬が世話になっていた動物病院に連絡して運び込んだ。
獣医さんが「脱水症状を起こしていますね。」と言って「すぐに点滴の準備を」と看護師に指示。
もう骨と皮しかないように見える外見。口内にも炎症を起こしていて、出血しているのが私にもわかった。
今晩はとにかく脱水症状を回復させて、明日いろいろ検査しましょうということになった。
そして結果は、猫エイズが陽性。腎臓機能が著しく低下。他にも多々機能障害があるとのこと。
回復してもこのままでは外で暮らすことは不可能。
というかカラスの餌食になってしまうこともあり、私が保護することを条件に入院5日後の今日引き取ってきました。
6日(金)に、翌日引取ることが決まったので、猫を飼う支度をしなければなりません。
そのため、今日は午前中にペットショップでゲージ、その他諸々を購入。
そして夕方、家に連れ帰りました。
指示通りに餌に顆粒の薬をかけて、スポイトから口へ挿入しました。
入院中は、自分から水も飲んでいると聞いて一安心。
看護師さんが、餌は手からなる食べると説明されました。
とにかく病院へ連れて行った時の状態は、もうダメかなと思っていたので回復してくれて、家内共々少しほっとしています。
ただ、先生の話では相当弱っているため、いつ急変してもおかしくないとのこと。
何ヶ月も姿を現さなかったので、どうしているのだろうと家内と心配しているタイミングでした。
とにかくこんな状態でよくウチに来れたなと、神様に感謝しています。
「体力を少しでもつけるために、食べることが大事。水も切らさないように」
と聞いて、薬を飲まさせた後に餌をあげると食べたので一安心。
環境が激変しているので、なるべくそっとしていたら、夜の9時過ぎに自ら水を飲んでくれました。
推定10才のオスだそうです。
数ヶ月前までは人懐っこく動きも俊敏だったので5〜6才位かなと思っていました。
我が家には、もう一匹ときどき家に来る野良猫がいます。
飼い犬のミニチュアシュナウザーが亡くなってから家に来るようになった黒猫のクロちゃんは、夏はほとんど家に来ません。
冬はかなりの時間、コタツに潜り込み、家にいるのに現金なものです。
幸い、彼女の行動範囲はわかっているので、時々近所で見かけています。
予防注射の時期も来ているので、今日行った動物病院に連れて行かないと思っています。
餌と水をくれる家内に懐いていますが、気まぐれで私のところへ来る時もあります。
クロちゃんに「あんた、運動不足でしょ。ちょっと太り気味では」なんて言っていますが、わかるはずもありません。
今日、ゲージを飼う時に、展示されている犬を観てしまいました。
彼が亡くなってからは、ペットロスが怖くて買えなかったのに......。
飼っていたのと同じ犬種で、可愛い子犬を見てしまいました。
14才9ヶ月で亡くなった飼い犬。